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渓流釣りの画像

【釣りスタイルから選ぶ】はじめての1本におすすめの渓流竿&選び方

ミャク釣り・テンカラ・ルアー・フライと様々な釣り方がある渓流釣り。自分の好きなスタイルでヤマメやイワナなどを狙うことができます。本記事では4つの渓流釣りスタイルと、はじめての1本におすすめしたい渓流竿に選び方をご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

渓流釣りのスタイル

渓流竿の画像

出典:PIXTA

ヤマメやイワナ、アマゴなど美しい魚たちを狙う渓流釣り。一口に渓流釣りといってもエサを使ったり、疑似餌を使ったりといろいろな釣り方があり、そのスタイル別に竿を選ぶ必要があります。

本記事では渓流釣りにどんなスタイルがあるか解説するとともに、はじめての1本におすすめの渓流竿をご紹介していきます。

スタイル別渓流竿の選び方 – ミャク釣り編

渓流釣りをしている画像

ミャク釣りとは、ウキを使わず軽いオモリでエサを流していく釣り方のこと。アタリは糸に付けた目印や竿先で取ったりします。

エサはミミズやブドウ虫、また現地で採取した川虫を使います。流れに仕掛けを乗せ、自然に流れてきたエサを演出するのが釣り方のコツです。

ミャク釣り竿の選び方

▼調子

ミャク釣りには7:3のような先調子の竿が使いやすいです。先調子の竿は穂先が柔らかいため、エサをしっかり魚に食いこませることができます。

また魚に竿の違和感を感じさせにくいので、エサを離されるまでの時間も長くなりアワセが決まりやすくなります。

▼硬さ

竿の硬さは「硬調」を選んでみてください。硬調は中間的な硬さで、場所や仕掛けの太さを問わずオールラウンドに活躍してくれます。

「硬中硬」や「超硬」といった硬さは、初心者にとっては取り扱いが難しいので避けることをおすすめします。

▼長さ

渓流竿は2~3段階で長さ調整できるものが多いです。その中で基本の長さが4~6メートルのものを選んでみてください。短ければ取り回しが良く、長ければ魚に警戒されにくくなります。迷った時には5~5.4メートル程度の長さを選んでみましょう。

おすすめのミャク釣り竿

ダイワ 渓流 清瀬 硬調 43M・Y

コストパフォーマンスに優れたダイワの清瀬。感度と食い込みの良さ、そしてトラブルにも強い高強度穂先「メガトップ」を採用しています。43M・Y は、3.8メートルと4.3メートルの2段階で長さ調整が可能です。

全長:4.3m
自重:88g
継数:9本
仕舞寸法:53.6cm
適合ハリス:0.2-0.8号

シマノ 天平 ZA 硬調 61

天平 ZAはクラス初となる「スパイラルX」をブランクスに採用し、竿のぶれを抑えたモデル。仕掛けをシャープにポイントへと振り込め、魚を掛けてからはパワーを活かして取り込むことが出来ます。硬調 61は30センチ単位・3段階の長さ調整が可能で、釣り場の状況に細かく合わせやすい1本です。

全長:6.14m(ズーム 54-58-61)
自重:154g
継数:14本
仕舞寸法:51.5cm
ナイロンライン適合:0.2~0.8号

がまかつ がま渓流 マルチフレックス 春彩 硬調 5.4

がまかつの渓流竿で最も安価なマルチフレックス 春彩。がまかつらしい張りと粘りを持ち合わせた渓流竿で、操作・やり取りともに高いレベルで行うことが出来ます。硬調 5.4は5メートルと4.5メートルの長さでも使えるオールラウンダーです。

全長:5.4m
自重:120g
継数:12本
仕舞寸法:54cm
適合ハリス:0.2-1号

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スタイル別渓流竿の選び方 – テンカラ編

テンカラの画像

テンカラとは、竿・ライン・毛鉤のシンプルな仕掛けで魚を狙う釣り方。毛鉤(けばり)はゼンマイなどを素材に使った伝統的なものを使います。手返しの良さを活かし、次々とポイントを撃っていくことが釣果を伸ばすコツです。

テンカラ竿の選び方

▼調子

先調子と胴調子のものがあるテンカラ竿。最初の1本は毛鉤を投げやすい胴調子がおすすめです。釣りに慣れたら先調子の竿を使ってみると、よりスムーズに毛鉤をポイントに撃ち込むことが可能です。

▼長さ

長さは3~3.6メートルで選んでみましょう。この程度の長さが、渓流の規模と使いやすさのバランスが取れています。竿が短すぎると振りやすいですが、魚に警戒されやすくなるので注意が必要です。

おすすめのテンカラ竿

ダイワ テンカラ RT 30

テンカラ RTはエントリーに最適な1本。操作性重視の穂先、握りやすいソフトグリップ、持ち運びやすい41センチの仕舞寸法と充実した基本性能が魅力です。どんなラインでも使いやすい汎用性の高さも持ち合わせています。

全長:2.98m
自重:71g
継数:9本
仕舞寸法:41cm
適合ライン:レベル&テーパー

シマノ テンカラ BB キット 33

シマノのテンカラ BB キットは、専用テンカララインと毛鉤4本がセットになった製品。これだけあればすぐテンカラ釣りにチャレンジ出来ます。竿は胴から曲がるのでとても投げやすいです。

全長:3.26m
自重:64g
継数:8本
仕舞寸法:49.6cm

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スタイル別渓流竿の選び方 – ルアー編

渓流ルアーについての画像

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渓流魚は小魚もエサとしているので、ミノーやスプーンといったルアーで狙うこともできます。近年ではベイトタックルを使うスタイルも定着してきていますが、初心者はトラブルが少なく使いやすいスピニングタックルから始めてみると良いでしょう。

渓流ルアーロッドの選び方

▼調子

渓流のルアー釣りでは、先調子のファストテーパーか胴調子のレギュラーテーパーが使いやすいです。ファストテーパーの竿はルアーアクションがつけやすく、レギュラーテーパーは投げやすい特徴があります。

▼硬さ

UL(ウルトラライト)もしくはL(ライト)クラスの硬さを選んでみましょう。渓流で使うルアーは小型で軽いため、しっかりと重みを感じて投げられる柔らかいロッドがおすすめです。また柔らかいロッドを使うとヒット後のバラシを軽減することにも繋がります。

▼長さ

渓流ではロッドを振れる範囲が木や足場によって限られるので、短めの5~5.6フィートがおすすめです。短いロッドであれば片手でも振りやすく、ピンポイントキャストも行いやすくなります。

おすすめの渓流ルアーロッド

ダイワ ルアーニスト 56UL

ルアーニストはルアー釣り入門に最適な、低価格のロッドシリーズです。飾り巻きやゴールドパーツを使ったデザインは、決して安さを感じさせません。渓流のルアー釣りには、最も短い56ULがおすすめです。

全長:5.6ft
自重:96g
継数:2本
仕舞寸法:88cm
ルアー重量:1-6g
ナイロンライン適合:2-6lb

シマノ トラウトワン NS S53UL

トラウトワン NSはファストテーパーを採用したルアーロッド。乗りの良さとルアーの操作性を両立したブランクス、軽量で感度の高い素材を使用したリールシートは、価格以上のパフォーマンスが感じられることでしょう。

全長:5.3ft
自重:74g
継数:2本
仕舞寸法:82.5cm
ルアー重量:1-7g
ナイロンライン適合:2-6lb
PEライン適合:0.2-0.6号

メジャークラフト ファインテール FTX-50/565L

FTX-50/565Lは2つの長さを使い分けられる、ちょっと変わった特徴を持つ渓流ルアーロッドです。狭い場所では5フィート、開けた場所では5.6フィートなど、釣り場の状況にあわせた使い方が出来るおすすめの1本です。

全長:5 ft(スイッチスタイル全長5.6 ft)
継数:5本
ルアー重量:2-10g
ナイロンライン適合:3-8lb
PEライン適合:0.3-0.8号

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スタイル別渓流竿の選び方 – フライ編

フライフィッシングの道具の画像

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フライとは専用のロッド・リール・ラインを使い、毛鉤(フライ)で魚を狙う釣り方です。釣り方のコツは魚が捕食している虫の種類や大きさを見極め、それに合ったフライを選択して釣りをしていくこと。自分でフライを巻く楽しみもある、渓流釣りの中でもとくに奥深さのある釣り方です。

フライロッドの選び方

▼調子

フライロッドの調子は大きく分けて、ファスト(先調子)・ミディアム(中間)・スロー(胴調子)があります。最初の1本はフライラインの重さを乗せやすく、ロッドをゆっくり振っても投げやすいミディアムがおすすめです。

▼硬さ

フライロッドの硬さは番手で表記されています。初心者が渓流で使うには扱いやすい#3もしくは#4がおすすめです。あわせてこの番手と同じフライラインを選ぶことも覚えておきましょう。

▼長さ

長さは7~8フィートがおすすめです。ロッドが短いと振るスピードと間隔を速める必要があり、ロッドが長すぎると狭い渓流では振ることが難しくなります。

おすすめのフライロッド

ダイワ ロッホモア・プログレッシブII F7113-3

「高弾性HVFカーボン」を採用した軽量で使いやすい入門用フライロッド。ラインの重みを感じやすく、投げるタイミングを取りやすく仕上げてあります。ラインナップで最も短いF7113-3が渓流ではおすすめです。

全長:7.11ft
自重:45g
継数:3本
仕舞寸法:84cm
適合ライン:#3

シマノ ブルックストーン 804

ブルックストーンは、シマノのフライエントリーモデルです。シガーグリップは手に馴染むような感覚でキャストを楽しめます。実売1万円を下回る購入しやすい価格もおすすめポイントです。

全長:8ft
自重:82g
継数:3本
仕舞寸法:84.8cm
適合ライン:#4

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自分の好きなスタイルで渓流を楽しもう!

本記事を参考に自分の好きなスタイルにあった竿を見つけて、ぜひ渓流釣りを楽しんでみてください。ただし、自然のままの渓流では、足場が悪かったり、虫などに悩まされたりといった危険性も。竿以外の道具もしっかり揃えて、安全に渓流釣りを楽しみましょう。

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