きっかけはアマゴの美しさだった

筆者が渓流釣りに興味を持ったきっかけは、エリアトラウトでアマゴを釣ったことでした。
体側に並ぶ鮮やかな朱点や流線型の魚体には、普段釣っている海の魚とはまた違った魅力がありました。
「この魚を自然の渓流で釣ってみたい」
そう思ったことが、渓流へ足を運ぶきっかけです。
山下
当時は軽い興味でしたが、実際に始めてみると想像以上に奥深く、気付けば通うようになっていました。
筆者が感じた7つの魅力
実際に釣れたアマゴは、想像以上に美しかった

渓流へ通うようになってもっとも印象に残ったのは、実際に釣れたアマゴの美しさです。
エリアトラウトで見たときも綺麗な魚だと感じていましたが、自然の渓流で出会ったアマゴはそれ以上でした。
同じアマゴでも模様や体色には個体差があり、一匹ごとに異なる魅力があります。
海釣りでも美しい魚は数多くいますが、筆者にとってアマゴは特別な存在です。
山下
今でも釣果写真を振り返ると、「また会いに行きたい」と思わせてくれる魚だと感じています。
魚を探して釣るゲーム性が面白い

渓流釣りにハマった理由のひとつが、魚を探して釣るゲーム性の高さです。
流れの変化や岩陰を見ながら、「ここに魚がいそうだ」「他のアングラーが見落としそうだ」とイメージしてキャストしていきます。

筆者が狙うアマゴは、いかにも釣れそうなピンスポットだけではなく、意外と流れが緩やかな開けた場所から飛び出してくることも少なくありません。
そのため、先入観を持たずに川全体を観察するようになりました。
山下
狙い通りの場所からアマゴが飛び出してきた瞬間は格別。
自分の予想が当たったような感覚があり、大きな達成感を味わえます。
真夏でも快適に楽しめる

渓流釣りを始めて驚いたのが、真夏でも快適に楽しめることです。
海での釣りでは、強い日差しや照り返しによって暑さとの戦いになることも少なくありません。
一方、渓流は木々に囲まれている場所が多く、日陰も豊富なため、体感温度がかなり低く感じられます。

また、渓流では川の中へ立ち込んで釣ることが多く、冷たい水に浸かることで体温も下がります。
真夏でも暑さを忘れるほど快適で、釣りに集中しやすい環境です。
山下
夏でも気持ち良く楽しめる点は、渓流釣りならではの大きな魅力だと感じています。
緑に囲まれた景色に癒される

渓流釣りの魅力は、魚だけではありません。
緑に囲まれた自然豊かな景色も、何度も足を運びたくなる理由のひとつです。
川沿いを歩いていると、木々の間から差し込む光や透き通った流れが目に入り、それだけでも気分がリフレッシュされます。
山下
海での釣りとはまた違った魅力があり、魚が釣れたときはもちろん、景色を楽しみながら歩く時間も渓流釣りの醍醐味です。
小さな魚でもやりとりを楽しめる

渓流魚はサイズこそ大きくないものの、ヒットすると力強く抵抗してくれます。
また、魚が水面を割ってジャンプすることも多く、ファイト中の様子を目で見て楽しめるのも魅力です。
ルアーに飛び付く瞬間やジャンプする姿は迫力があり、20cm前後の魚でも十分な満足感があります。
山下
サイズ以上に濃いやりとりが楽しめるのも、渓流魚ならではだと感じています。
同じ川でも毎回違う表情を見せてくれる

渓流へ通うようになって感じたのが、同じ川でも毎回状況が異なることです。
雨の有無によって水量が変わるため、前回は渡れた場所が渡れなかったり、逆に新しく入れる場所ができたりします。
また、水量や流れが変わることで、魚の付き場も変化します。
山下
同じ川へ通っていても毎回新しい発見があり、「今日はどう攻略しようか」と考える時間も楽しみのひとつです。
短時間でも満足感がある

渓流釣りというと、何時間も山を登ったり沢を歩いたりするイメージを持つ方もいるかもしれません。
実際に本格的な源流釣行ではそうしたスタイルもありますが、意外と手軽に入渓できるポイントもあります。
筆者の場合、渓流で釣りをする時間は3〜4時間ほどがほとんどです。

それでも魚との出会いや自然の景色を十分に楽しめるため、短時間の釣行でも満足感があります。
そのため、夏は早朝の涼しい時間帯に磯でアカハタやオオモンハタを狙い、昼前から渓流へ移動してアマゴを狙うこともあります。
山下
海と渓流を1日で楽しめるのは、短時間でも成立する渓流釣りならではの魅力だと感じています。
気付けば渓流の魅力に引き込まれていた

アマゴの美しさに惹かれて始めた渓流釣り。
実際に足を運ぶようになると、魚を探して釣る面白さや、真夏でも快適に楽しめる環境など、さまざまな魅力に気付きました。
今でも海での釣りが中心ですが、海釣りとは異なる楽しさが渓流にはあります。
山下
海釣りが好きな方も、一度渓流釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
