サーフに持っていくべきエギ3選

サーフエギングで使用するエギは、基本的には堤防などで使われているものと同じです。
ただし、サーフでは沖のブレイクを狙うことが多く、飛距離が出るほど釣果が伸びやすいといっても過言ではありません。
一方で、足場が低いため水中に入りこむラインが多く、潮に流されやすいのもサーフエギングの特徴。エギの姿勢が崩れて食わない、なんてこともあります。
こうしたポイントを踏まえて、サーフでも使いやすく、しっかり釣れるおすすめのエギを紹介していきます!
大畑
エギングはサーフがメインの筆者が絶対に持っていく3つです!
①ヤマシタ『エギ王K』

まず一つ目は、エギングでは絶対に外せない超ど定番エギ、ヤマシタの『エギ王K』。
ありきたりかもしれませんが、サーフにおいても鉄板なんです。
エギ王Kは他の同サイズのエギより3gほど重く、例えば、一般的な3.5号は19gが多いのに対してエギ王Kは22g。そのため、サーフで必要な飛距離がより安定します。

また、ボディ下部にあるハイドロフィンのおかげで、うねりや潮の影響を受けても姿勢が崩れにくく、低活性時や春のナーバスなイカにも効果的。
なかなかイカからの反応が貰えないときや、どうしても一杯釣りたいときは、迷わずエギ王Kを投げます!
大畑
説明不要!
サーフでもこれが最強です(笑)
ヤマシタ エギ王K 3.5号
②デュエル『イージーQマグネットTG』(マグパタ)

2025年3月に発売された、デュエルの通称『マグパタ』。
このエギの良いところは、新しく搭載された重心移動のおかげでとにかく“かっ飛ぶ”という点です。
飛距離は脅威の60mオーバー! 普通のエギより10m以上伸びている感覚です。
大畑
追い風に乗せると、エギではありえないくらい飛んで笑ってしまいます(笑)

パタパタは、もともと“食わせのエギ”として大人気ですが、サーフで使うには飛距離が足らないという理由で一軍から外していました。
しかし、そんな食わせ特化のエギが飛ぶようになったら……釣れるに決まってますよね! おかげで、今までは届かなかった沖にいるイカを拾えるようになりました。
一つだけ難点なのは、変な力が加わったり、風の影響を受けるとエギが回転して本来の飛距離が出せなくなってしまう点。
重心移動もプラグよりコツがいるので、風のない明るい時間にキャスト練習しておくのがおすすめです。
大畑
デイゲームにめっぽう強く、正直デイエギングはマグパタ以外投げる気が起きません(笑)
デュエル イージーQ マグネットTG(マグパタ) 3.5号
③ダイワ『エメラルダス アモラスジョイント』

2024年に発売されて話題になった、ジョイント構造が特徴的なダイワの『エメラルダス アモラスジョイント』。
こちらもエギ王Kと同様、3.5号で22gとなっており、安定した飛距離が出せます。
「ジョイントがついてると回転して飛ばないのでは?」とも思いましたが、むしろ飛行姿勢が安定し、他のエギよりもキャストミスが少なくなりました。

このエギの最大のメリットは、ジョイントが常にイカを誘い続けてくれる点。
サーフではラインが流されやすく、ステイ中にエギが地面を転がってしまうこともありますが、そんな時でもジョイントがしっかりと誘いを演出。
ボトムを転がしたり、しゃくったりしなくても、竿先で軽く弾いてあげるだけでイカが釣れちゃうというわけです。
大畑
エギ王Kがどちらかといえば低活性時に効くのに対し、アモラスジョイントは高活性なイカを狙うシーンや、秋〜冬の時期にとくに活躍してくれるエギだと感じました。
ダイワ エメラルダス アモラスジョイント 3.5号
サーフに行くなら必ずケースに入れるべき!

カラーの話になると長くなってしまうので今回は割愛しますが、状況に合わせてエギやカラーをローテーションすると、サーフでつ抜けすることも可能です。
まだサーフでイカを釣ったことがない、サーフでの釣果がいまいちが伸びない、そんな方はぜひこの3つをタックルボックスに忍ばせてみてください!