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「うわっ快適〜〜〜ッ!」至れり尽くせりの夜釣りの“相棒”ついに発見!

ハピソンの「ライティングネット」をレビュー。手放せない夜釣りの“相棒”だ!

ヘッドライトや発光ウキなど、電気を使った釣り用品で定評のあるハピソン。

そんなハピソンが展開するランディングネットは、LEDライトを内蔵したユニークな一品です。

今回は、その独創的な仕様が光る「ライティングネット」の実釣インプレッションをお届けします。

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目次

夜釣りの頼もしい相棒見つけた

夜釣り

釣りをしていて、もっとも緊張する瞬間のひとつがランディングではないでしょうか?

ロッドを持ちながら、もう片方の手でランディングネットを操作するのはなかなか難しく、魚をバラしてしまうことも少なくありません。

とくに夜釣りでは、暗くて魚の位置や向きがわかりにくいので尚更ミスが起こりがち……。

そんな悩みを軽減してくれるのが、今回紹介するハピソンのライティングネットです。

福永

「ランディング」と「ライティング」で紛らわしいですが、注意しながら読んでくださいね!

ライティングネットの特徴

最大の特徴はライト付きネット

ハピソンのライティングネット

ライティングネット最大の特徴は、なんといってもライトが付いているところ。

しかも、ネットを開くと自動的にLEDライトが点灯し、閉じれば消灯する仕組みなので、スイッチ操作すらなしでサッと魚を取りこむ準備が完了します。

また、ヘッドライトなどより狙いを定めやすいことも大きなメリットで、的確に魚を照らせることで夜釣りのランディングの難易度を格段に下げてくれます。

福永

ヘッドライトのスイッチを探している間のライン緩みや、魚をうまく照らせないことが原因で何匹バラしたことか……。

魚が警戒しにくいオレンジ色

ライティングネットの色味変更

ライト自体はLEDらしい白い光ですが、オレンジ色のカバーを装着することで色味を変更できる仕様となっています。

オレンジ色の光は、真っ白な光よりも魚に刺激を与えにくいため、近くまで寄せてきた魚がライトの光に驚いて暴れだすことが減るメリットがあります。

また、魚を散らしにくいオレンジ色のライトを使うことで、周囲の釣り人への配慮にもなりますね。

福永

カバーは「パチッ」と確実に装着される構造で、通常の使用環境下であればズレたり外れたりする心配はほとんどありません。

スイッチOFFでデイゲームもOK

ライティングネットのスイッチ

ライトユニット部には手動タイプのスイッチがあり、ネットの開閉に関係なくライトをOFFにすることも可能です。

夜釣りでもネットを伸ばした状態で置いておきたい場合は、ネットの開閉ではなくこちらのスイッチでONとOFFを切り替えます。

また、明るい時間帯に使う時は、ライトをOFFにしておけば電池の消耗を防ぐことができますよ。

福永

夜間使用を想定した設計ではありますが、日中の釣りにおいても機能性に遜色はなく、汎用性の高いアイテムといえます。

防水のLEDライトユニット

ライティングネットのLEDユニット

ライトの電源は単4電池1本。約1.5時間連続使用できるので、よほどの爆釣でも一晩で電池が切れることはないでしょう。

LEDライトを水に入れても大丈夫かと心配する方もいるかもしれませんが、防水保護等級は「IPX7」で水に浸けても問題ない防水性を確保しています。

また、部品の摩耗や故障が起こりにくい、磁力を利用した非接触式のスイッチ構造なのもコダワリを感じるポイントです。

福永

釣りに関する様々な電気系アイテムを製造している、ハピソンだからこその信頼感がありますね!

オールインワン仕様でコスパも良好!

ライティングネット

ハピソンのライティングネットは、パッケージから取り出してすぐに釣りに行けるオールインワン仕様

LEDライト機構がタモジョイントの機能を兼ねており、ランディングシャフトも別途購入する必要はありません。

ライティングネットのタモホルダー

さらには、ランディングネットホルダーまで標準装備。

ポイント移動する際、バッグや腰のベルト、フローティングベストなどに引っかけられて便利です。

取り付け部分にゴムのOリングが入っていて、適度な抵抗がありながら回転する(向きが変わる)仕様になっていますよ。

福永

バラバラに買い揃えると意外と高くなってしまったり、適合するのか悩んだりすることが多いですが、オールインワンなら安心です!

ライティングネットを実釣インプレ

ネットの開閉がめちゃスムーズ!

ライティングネットの開閉

ネットを開く時は、ちょっと勢いをつけて振るだけでシャキッとロックされてセット完了。

たたむ時は、レバーを手前に引いてロックを解除すれば、ネットの自重のみでジョイント部分がカクッと折れてくれます。

ネットの開閉どちらの操作も指をはさむ危険性がなく、各パーツの動きが滑らかでストレスを感じない素晴らしい使い心地です。

「ライト付き」というスペシャルな部分に目を奪われがちですが、ランディングネットそのものとしての完成度の高さも特筆モノといえるでしょう。

福永

ロック解除に手間取るのが煩わしいため、開き防止ロックのないワンモーションで開ける仕様を気に入っています。

付属のシャフトが夜でも見やすい

ライティングネットのランディングポール

「付属」のシャフト……というとオマケみたいに聞こえますが、ナイトゲームへの適性を高める工夫が随所に施された、本格的な仕様です。

9本継のシャフトには白いマーキングが施されており、暗い中での視認性・操作性を向上させています。

軽量なカーボン製で、長さも5mあるので様々な釣り場で活躍してくれますよ。

福永

シャフトが真っ黒だと、暗闇に紛れて操作しにくいのでマーキングはありがたいですね。

ピンポイントで照らせる!

ライティングネットで水面を照らす

実際に使ってみると、ピンポイントで水面を照らせることのメリットの大きさを実感!

ヘッドライトで照らす時のようにチラチラとブレてしまうことがなく、ネットの位置や角度を常に把握できます。

そのため、ランディングのキモである「魚を頭から入れる」ことに集中でき、キャッチ率は明らかに向上しました。

夜釣りでのランディングに苦手意識があった筆者ですが、今ではそれほど緊張せずにこなせています。

福永

暗くてよくわからないまま、勢いと勘に頼ってネットインしていた過去の自分にプレゼントしたいですね……。

70cmクラスなら余裕で入る

シーバス

ランディングネットを選ぶ際、どのくらい大きい魚まで入るかは気になりますよね。

フレーム枠は縦55cm・横幅42cmで、ネットの深さ65cmほどですが、筆者と同様に数字ではイメージが湧きづらいと感じる方も多いかもしれません。

実際に使ってみると、身近で釣れる大型魚であるシーバスでいえば、70cmクラスならば問題なく取り込めるものの、それ以上のサイズは難易度が高めになる印象です。

個人のテクニックにもよりますが、たいていの魚はライティングネットでOK、大物狙いに特化した方はもう少し大きいネットがおすすめといえます。

福永

フレーム枠が小さいと、魚が入りづらかったり、フチにルアーのフックが絡んだりしてバラす可能性が増えちゃいますからね。

買う前に気になっていたことも解決

ここからは、筆者がライティングネットを購入する前に気になっていた点をご紹介します。

同じような疑問や心配ごとをお持ちの方は参考にしてくださいね。

シャフトの互換性は?

ライティングネットのネジ規格

独特な機能をもつライティングネットだけに、他社製のシャフトと合うのか気になるところですが心配ご無用。

シャフトのネジ部分は、一般的なランディングシャフトと共通の規格であるW1/2(通称4分ネジ)なのです。

そのため、短いシャフトでウェーディング仕様に変えたり、長いシャフトで足場が高い釣り場を攻略したりと、幅広いシチュエーションで「ライト付きタモ」の機能を生かすことができますよ。

ライティングネットのネジ規格

また、約5mの長さがあるシャフトは単体でも汎用性があるので、ハピソン製以外のネットとの組み合わせや他の用途に活用することが可能です。

筆者は、根掛かり回収機のシャフトとして使ったり、折りたたみタイプのネットに付け替えて自転車釣行に使ったりしていますよ。

福永

シャフト単体では照明機能はありませんが、様々な用途に使いまわせるのでコスパ的に助かります。

ネットは交換できる?

ライティングネットを分解

ライティングネットは一般的なランディングネットとは外観が異なるため、ネット部分の交換可否を不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、その点はまったくの杞憂でした。

ちょっとした工具は必要ですが、LEDライト機構が付いたピボット部分を分解して、ネットを交換することは可能です。

ネットが破けたり、ネットの材質を変更したくなったりしても心配ありません。

福永

小さめのプラスドライバーと2.5mmの六角レンチ、ピンを打ち抜くための細い棒も用意しましょう。一度チャレンジしてみれば、意外と簡単に分解できると思いますよ。

ピッタリな収納ケースも見つけた

ランディングネット専用のバッグ

ライティングネットで無事に魚をキャッチできたとしても、使用後の汚れたネットを持ち運ぶには、それなりの収納手段が必要です。

正直なところ、大きめのゴミ袋でも役目は果たすのですが、毎回ゴミ袋を使い捨てるのは、ちょっともったいないですよね。

そんな時は、何度でも洗って使えるランディングネット専用のバッグをチェックしてみましょう。

福永

「大きくて薄く、かつ丈夫」という条件を満たす袋は意外と見つからず、最終的には専用品に行き着きました。

夜釣りにはライティングネット!

ライティングネットのロゴ

ランディングネットにLEDライトを搭載するという機能は、一度使えばその利便性を誰もが実感できるはずです。

ランディングで悔しい思いをした方、苦手意識のある方、あるいは釣果をさらに高めたいと考えている方──つまり、夜釣りに挑むすべての釣り人にこそ、ハピソンのライティングネットをおすすめします。

今回ご紹介したYF-220のほかにも、多彩なモデルが揃っているので、ご自身の釣りスタイルに合った1本をぜひ見つけてみてください。

撮影:福永正博

カーボン含有率を90%にアップし、しなりを抑えたシャフトを採用したハードモデルです。

磯場やテトラなど、操作性を優先したい釣り場で使いやすいのに加え、軽量化も実現していますよ。

魚に優しいラバーネットを採用しているので、リリース前提で楽しむシーバスやナマズ釣りなどにピッタリのモデルです。

こちらの商品はシャフトが付属していないのでご注意ください。

小型のフレームにラバーネットを装着し、約2.7mのシャフトと組み合わせたモデルが「ミニ」。

軽量で水の抵抗が少なく、取りまわしのしやすさは抜群です。

アジングやメバリングなど、夜間のライトゲームにピッタリです。

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