タモジョイントとは
タモジョイントとは、ランディングネット(タモ網)とシャフト(玉の柄)を繋ぐパーツ。
ジョイント部分から折り畳みが行え、ランディングネットの全長がコンパクトになり、持ち運びし易くなります。
荷物をスマートにまとめたい陸っぱりでは、機動力も上がる便利アイテムです。
タモのジョイントツールの選び方
ネジ径
タモジョイントのネジ径は、W1/2(1/2inch・約12mm)規格が一般的です。
市販のタモジョイントの接合部分はW1/2に設定されているものが多く、あらゆるランディングネットに概ね適合します。
海外製ランディングネットを使っている場合などは、ネジ規格を確かめてからタモジョイントを選択すると間違いないでしょう。
ロック機能の有無
タモを繋ぐジョイントツールの多くは、折りたたんだ際に網が不意に開くことを防止するためのロック機構が備わっています。
ロックの解除は、プッシュボタンやレバー操作など、メーカーによって様々な方法で行いますが、基本的な構造と使い方は概ね同様なものになっています。
タモジョイントのメンテナンス
海釣りで使用の場合は「塩ガミ」等によって動きが悪くならないよう、真水で洗浄、しっかりと乾燥させた後、オイルなどで注油しておきましょう。
また、樹脂製のタモジョイントは、長年使っていると接合部分に緩みが発生する場合があります。
その際は、最寄りの釣具店等で、劣化しているパーツを取り寄せられるか相談してみるのがおすすめ。劣化していると考えられる部品を交換すれば、また快適に使用できるようになるかもしれません。
タモのジョイントツール10選
プロックスのタモジョイントは、錆びの心配のない樹脂製のタモジョイント。
また、軽いため持ち運びにも便利で、ラン&ガンスタイルの釣り人にとくにおすすめのモデルです。
ジョイントは折り畳み時・展開時に自動でロックされ、根元のパーツを親指と人差し指でスライドすることで解除できます。
ショウエイのフレックスアームは、ワンプッシュで解除可能なロック機能を搭載したタモジョイント。
折り畳み時・展開時に自動でロックが掛かり、ロック解除レバーを親指等で押すことで展開と折り畳みができます。
ジャクソンのランガンジョイントは、強風時やヤブ漕ぎに対応するロック機能搭載のタモジョイント。
剛性感の高い仕様で、ロックの解除方法はスライド式です。
トリックスターランディングネットシリーズを愛用している釣り人におすすめ。
アルファタックルの折り畳みジョイントは、アルミとステンレス製のタモジョイント。
高級感のあるアルマイト仕上げが採用されています。
2021年4月には、軽量化されデザインも一新された「ランディングギアジョイントⅡ」が発売予定です。
メジャークラフトのランディングアームは、グラつきを起こしにくいステンレス製の部品が採用されているタモジョイント。
ロック解除構造をスライドさせることで、ロックの解除を行います。
軽い力で解除できる仕様となっているため、ランディング時にスムーズな取り込みが行えそうです。
キャッチバージョイントは、テイルウォークのアルミ製タモジョイント。ロック&フリーのジョイント式が採用されています。
サンライクのタモジョイントは、コストパフォーマンスの高さから各ECサイトで人気の製品。
ロック機構部はスライド式です。
形状や仕様など様々なタイプが発売されており、Amazonの製品ページには星3~4を超える高評価レビューが集まっています。
ダイワのFLジョイントは、耐久性に優れる合金素材採用のタモジョイント。
柄を振るだけでネットを開くことができ、伸ばした際に自動ロックが掛かる仕様です。
ロック解除リングをスライドさせることで再び折り畳めます。
タナハシのフリックジョイントプロフェッショナルは、ワンタッチで振り出し可能なタモジョイント。
伸ばした際にストレートかつスマートなデザインと、プッシュ式のロック解除レバーが特徴です。
工具1本で分解できるため、メンテナンスや手入れがしやすい点も魅力でしょう。
ベルモントのタモ用ラック式ジョイントは、新潟市・三条製のタモジョイント。
0~210度まで、8段階の角度調整ができる点が最大の特徴です。
自分の使いやすい角度に設定して、ランディングを行える点が魅力でしょう。
タモのジョイントツールで快適ランディング!
ランディングネットの携行や収納を便利にするタモジョイント。
今回は、選び方やおすすめの10アイテムをご紹介しました。
是非、タモジョイントの便利な機能を釣行で体感されてください!