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マニアフェローズ

ディープライナーのマニアフェローズをインプレ。棒のように硬い理由とは……

バッキバキで棒のように硬いやん……。

と戸惑ったものの、使ってみるとその硬さの理由がわかった!

ディープライナーのマニアフェローズをインプレします。

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目次

超ヘビーウェイトに対応!

マニアフェローズ53

マニアフェローズは、ディープライナーから発売されている深場用のジギングロッドです。

同メーカーのロジカルシリーズでもカバーできない、超深場やヘビーウェイトに対応します。

本記事では、そんなマニアフェローズの使用感を詳しくお届けします!

ラインナップ

マニアフェローズの特徴

マニアフェローズの特徴

まずはマニアフェローズシリーズのスペック的な特徴から解説していきます。

ブランク

マニアフェローズのブランク

超軽量かつ超高反発で、ほとんど曲がらない棒のようなブランクです。

元々はハイピッチ用に開発されており、ロジカルシリーズよりも太い設計になっています。

短いストロークでヘビーウェイトのジグを飛ばせるよう、強力な復元力を備えていることが特徴。

塗装は元ガイドまでで、無駄を無くした仕様です。

ガイド

マニアフェローズのガイド

48以上のモデルはチタンフレームのトルザイトガイド、46以下のモデルはSiCガイドです。

トップガイド以外はすべてダブルフットで、より強度を重視した設計になっています。

リールシート周り

マニアフェローズのリールシート

リールシートはFuji製TCS

多くのロッドに採用されているスタンダードなものです。

マニアフェローズのアーバー

リールシートとブランクの隙間を埋めるアーバーは、感度を高めるために硬質なものを採用。

おそらく、ロジカルシリーズと同じものに見受けられます。

マニアフェローズ53をインプレ

マニアフェローズ53とアコウダイ

ここからは、マニアフェローズ53の使用感をお届けします。

水深500m程度、ジグは600g前後を使用するアコウダイジギングで実釣してきました。

ウェイト別のアクション

まずは400gをセッティングして水深150m程度でジャークしてみた動画です。

棒のように硬いブランクなのでまだまだ余裕があり、スローピッチならもっと重いジグでも使えます。

スペック上の上限ウェイトは450gですが、これは“ハイピッチでの適合”と考えた方が良いでしょう。

次は600gのジグをセッティングして、水深500mで操作している動画です。

400gより少し深い位置から曲がり始めますが、スローピッチならまだまだ余裕。

スペック上は既にオーバーウェイトですが、ハイピッチでも気持ちよく操作できました。

最後は800gのジグをセッティングし、水深300mで操作している動画です。

ヘビーウェイトでもティップは曲がりっぱなしではなく、ある程度返ってくれるのでスローピッチなら問題なく操作はできます。

ハイピッチはかなりシンドイため、例えばカンパチ等ならよりパワーのある50以上のモデルが良いでしょう。

ヘビーウェイトでも操作が楽!

硬くて復元力が強いブランクのおかげで、深場で潮の負荷を受けてもきっちりジグを操作できます。

ショートレングスゆえにジャークした時の重さを感じにくく、ジグが重量級でも想像以上に操作は楽

それに加え、曲がらない分だけジグの回収も楽にできるのは、深海ジギングでは大きなメリットです。

ただし、短くてフォール幅は取りにくいので、フォール幅を稼ぐための操作などは必要です。

マニアフェローズとスパイV

スローピッチならば、水深300〜400m程度でキンメダイやクロムツを狙いで、600〜800g程度のジグを使用する場合に適しています。

その他には、カンパチなどを狙う場合、水深150m程度でもキツイ2枚潮になると普通のスロージギングロッドではジグが動きません。

そんな時でもマニアフェローズ53なら400g前後のジグをキレ良く動かせるため、潮が悪い時には活躍するはずです。

感度は良いはず(?)

マニアフェローズの53の感度

そもそも、500m以上の深場にもなると糸は伸び、軌道も真っ直ぐにはならないため、かなり不鮮明な世界となります。

しかも、比較対象となる竿も多くはないため、特別感度が良いのかはよくわかりません。

しかし、ボヤけながらも着底がわかり、不鮮明ながらもモゾモゾとしたアタリも感じ取れ、きっちり魚はキャッチできました。

そういった意味では、500m以深でもジギングを成立させられる感度を備えているといえるでしょう。

硬すぎるがゆえに……

マニアフェローズの強度

やりとり中に少し曲げ込んでみましたが、棒のように硬いブランクゆえ、ショックアブソーバーとしての役割は皆無です。

とくに荒れ気味の場合、船が波で上下した時に針外れやラインブレイクを誘発してしまいそう。

この辺りはロッドワークやリーリングでいなしていく必要があると思います。

また、「硬すぎて力が分散されず折れる」という口コミもあるようで、これの真偽は不明ですが、無駄にロッドを立てる意味はないでしょう。

マニアックな世界に!

マニアフェローズ53でアコウダイの釣果

持った時にその硬さに戸惑うかもしれませんが……

使ってみると意外にクセはなく、力のない筆者でも丸一日深海ジギングを続けられました。

普通のジギングロッドでは不可能な釣りができるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

マニアックでディープな世界に誘ってくれますよ。

撮影:tsuki

ディープライナー マニアフェローズ 40 DLMA40

全長 4ft
自重 148g
継数 1本
仕舞寸法 122cm
適合ジグ 250-1500g
PEライン適合 1.5-4.0号

ディープライナー マニアフェローズ 43 DLMA43

全長 4ft3in
自重 146g
継数 1本
仕舞寸法 130cm
適合ジグ 250-1100g
PEライン適合 1.5-4.0号

ディープライナー マニアフェローズ 46 DLMA46

全長 4ft6in
自重 136g
継数 1本
仕舞寸法 137cm
適合ジグ 250-900g
PEライン適合 1.5-4.0号

ディープライナー マニアフェローズ 48 DLMA48

全長 4ft8in
自重 142g
継数 1本
仕舞寸法 142cm
適合ジグ 250-700g
PEライン適合 1.5-4.0号

ディープライナー マニアフェローズ 50 DLMA50

全長 5ft
自重 150g
継数 1本
仕舞寸法 152cm
適合ジグ 180-600g
PEライン適合 1.5-3.0号

ディープライナー マニアフェローズ 53 DLMA53

全長 5ft3in
自重 150g
継数 1本
仕舞寸法 160cm
適合ジグ 150-450g
PEライン適合 1.5-3.0号

ディープライナー マニアフェローズ 55 DLMA55

全長 5ft5in
自重 151g
継数 1本
仕舞寸法 165cm
適合ジグ 15-300g
PEライン適合 1.5-3.0号

ディープライナー マニアフェローズ 57 DLMA57

全長 5ft7in
自重 150-250g
継数 1本
仕舞寸法 171cm
適合ジグ 150-250g
PEライン適合 1.5-3.0号

ディープライナー マニアフェローズ 59 DLMA59

全長 5ft9in
自重 164g
継数 1本
仕舞寸法 176cm
適合ジグ 100-200g
PEライン適合 1.5-3.0号

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