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【乗船レポート】沼津静浦港『幸松丸』|名物の夜タチを狙ってきました!

横浜アイランドクルーズの須江船長が、各地の人気ガイド船を実釣レポート!

今回は、沼津静浦港の幸松丸に行ってきました!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

幸松丸の基本情報

幸松丸は静岡県沼津市静浦港の釣り船で、エサ釣りルアー釣り両方に精通した駿河湾のエキスパート船

目を惹く鮮やかな船内カラーにちなんで“ピンク丸”とも呼ばれています。

真鯛や大アジ、シイラやキハダマグロなど、駿河湾で狙えるターゲットを昼夜問わず幅広く狙っています。

ビギナーも安心!アングラーに寄り添った釣り船です

幸松丸の舵をとる松坂船長は、釣りが好きすぎて会社員から幸松丸を立ち上げたという異色の経歴の持ち主。

プライベートでも様々な釣りを楽しむとのことで、常にお客様目線を大事にされており、ベテランアングラーからビギナーまで、どんな方にとっても楽しい釣行となるように誠心誠意サポートしてくれます。

幸松丸で狙えるターゲットと料金

駿河湾のターゲットを幅広く狙う幸松丸。

季節の釣り物はもちろんですが、それ以外の釣り物でも出船可能とのこと。

ホームページに載っていないターゲットを狙いたい場合などは、一度相談してみると良いかもしれません。

▼おもなターゲット一覧

季節狙える魚種
春(3〜5月)マダイ、イサキ、ヒラメ、底物
夏(6〜8月)シイラ、キハダマグロ、カツオ
秋(9〜11月)キハダマグロ、カツオ、青物、タチウオ
冬(12〜2月)大アジ、ヒラメ、マダイ、タチウオ

▼おもな釣り物の料金

釣り物料金
コマセアジ、マダイ、アマダイ、イサキ、タチウオ11,000円
ジギング10,000円
カツオ、シイラキャスティング12,000円
※乗船料金・時間は変更される場合がありますので、詳しくは船宿まで確認してください。

予約の手順

予約は電話受付のみです。

直近の出船予定(釣り物)は、ホームページ内の出船予定表から確認できるので、予約の前に目を通しておくとスムーズです。

アクセス、駐車場など

  1. ■車でのアクセス
  2.  ∟伊豆中央道『江間I.C』から国道136号線経由で約10分。
  3. ■駐車場
    •  ∟有り
  4. ■電車での最寄駅
  5.  ∟東海道本線『沼津駅』からバスで約20分。

実釣レポート|夜タチウオジギングにチャレンジ!

今回は、駿河湾で人気の夜タチウオにジギングでチャレンジしていきます!

タチウオジギング自体は、ホームの東京湾でも経験している釣りですが、夜のタチウオジギングは僕自身初めての釣り。

アンカーで船を止めるとか、船団になるとか岸から近いとか、東京湾とは色々違うという噂を聞いてはいるんですが……。

須江

そのあたりの違いも気になります!
 
楽しみで仕方がない!

幸松丸到着!

港の入口を入って右に曲がるとピンクデッキの船が見えます。写真の左側、明かりの点いた船が幸松丸です。

駐車場は船の正面(写真向かって右側)という最高の立地。車を停めるところが他にもたくさんあるのでお間違えないように。

須江

写真はじつは帰港後で、当日乗船前に到着した際はまだ日中の明るさがあり、船もわかりやすかったです。

受付・準備

受付はとくにないので、船へ直接向かってください。

船長に予約の名前を伝えると釣り座を案内してくれます。

今回僕はジギングでの乗船でしたが、エサ釣りの方も同船。釣り座は船長の指示に必ず従うようにしましょう。

いざ実釣開始!かと思ったら……

準備もバッチリにいざ出船! ポイント到着して実釣開始! と思ったら……

なんと船長から「暗くなるまで休憩しててー!」とのこと。 

須江

まじか!!!(笑)

そもそも夜にならないとタチウオは釣れ始めないとのこと。

それなのになぜこんなに早く出るのかというと、その理由は”場所取り“

釣れる場所にいち早くアンカーを打つために、出船時間が早めになっているということでした。

それだけポイント選びが大事ということですね!

暗くなったのでいよいよ実釣開始!

次第に日も落ちてきて、いよいよ実釣開始!

昨日はこのくらいの暗さからバリバリ釣れたとのこと。期待は高まりますが、序盤はまったく何もありません。

周りのお客さんも釣れている様子がなく……真っ暗になっても何もなく30分以上走って移動することに。

須江

こういうアンカー打って光で魚寄せる系の釣りの移動ってヤバいやつじゃ……。

光で魚を寄せる釣りは、光を炊き出してから釣れ出すのに時間がかかるイメージ。

移動するということは、また一から光を照らして魚が寄って来るまで待たなければいけないのかと、一抹の不安がよぎります。

ちなみにですが、駿河湾は僕にとっては新鮮で、とにかく素晴らしいロケーション。

夕方は富士山が見え、日が沈んでからは多くの船が煌々と灯りをつけて船団になる。

東京湾では見られない幻想的な風景です。

須江

たとえ釣れなくても、僕にとっては非日常感満載でそれだけでワクワクします。
 
もちろん釣れて欲しいですが……

移動後、さきほどの不安は一投目で解消。

ジグが落ちていかないほどアタリが連発します。

須江

こんなに釣れるのかー!!

ただし、ジグの種類とレンジはシビアです。

今回使用したジグはタングステン。

予約時におすすめのジグを聞いたら“タングステン一択”とのことでしたが、実際にタングステンにアタリが集中していました。

レンジは船長の魚探反応のアナウンスを参考にするのももちろんですが、フォール中に乗らないアタリが出るのでそれでレンジを判断します。

アタリがあったレンジを中心に、ゆるめのワンピッチジャークで誘ってフォールで食わせていきます。

須江

ピタッとフォールが止まってバシッと合わせるのが気持ちいいー!!

移動してからというもののレンジが変わったり、アタリが少し止まったりという時間もありましたが、終わってみればキャッチできたのは40本以上と大爆釣!

船中次々とタチウオが上がっていく様子は圧巻でした!

須江

やっぱりいっぱい釣れる釣りは楽しいですね!!

今回使用したアイテム

タックル

    テイルウォーク L-ジギーズ SSD C631

    全長6ft3in
    自重108g
    継数2本
    仕舞寸法99cm
    ルアー重量MAX120g

      テイルウォーク セイレンス 100HG-PH

      ギア比7.3:1
      自重210g
      最大ドラグ力7kg
      巻取り長さ73cm
      PE糸巻量(号-m)1-300

      フォールのアタリが非常に多いタチウオジギングではベイトタックルが必須です。

      長さは6ftクラスで、1番もしくはL〜MLパワーのベイトロッド、PE0.8号を200m以上巻いたベイトリールがメインタックルとなるでしょう。

      季節によってはワインドの出番もあるそうです。

      ルアー

      夜タチウオではアンカーを打って船を止めるため、潮の流れの強さがメタルジグの流され具合に直接影響してしまいます。

      今回は多少の流れがあったものの80gで通せましたが、100g以上じゃないと釣りにならない日もあるそうです。

      軽い方も含めて幅広いウェイトを持ち込みましょう。

      便利グッズ

      タチウオは歯が鋭く危険な魚です。

      ペンチでも針は外せますが、今回のように何十本も針を外すのは効率が悪く危険が伴います。

      フックリムーバーがあれば簡単、確実、安全に針を外すことができます。

      めちゃくちゃ楽しい夜タチウオ

      東京湾とはまったく違うロケーションで釣る夜のタチウオジギング。

      良い日に当たったということもあるかもしれませんが、バリバリと言えるほどに釣れて非常に楽しい釣行となりました。

      比較的浅いレンジで釣る夜のタチウオは、日中の釣りに比べて体力的にも優しい釣りと言えるかもしれません。

      静岡の方はもちろん、遠征してでもいく価値がある楽しさがある夜タチウオ、ぜひチャレンジしてみてください!

      幸松丸の最新釣果&予約

      季節により様々な対象魚が狙える幸松丸は「何が釣れはじめているか」、日々のチェックが大事なポイント。最新釣果をチェックをして、早めの予約を心がけましょう。

      『幸松丸』最新釣果はこちら
      『幸松丸』HPはこちら

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