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【実釣レポート】奄美大島『amami jigging』|雄大な海で記憶に刻まれる魚を

【乗船レポート】奄美大島『amami jigging』|雄大な海で記憶に刻まれる魚を

横浜アイランドクルーズの須江船長が、各地の人気ガイド船を実釣レポート!

今回は、奄美大島の遊漁船『amami jigging』に遠征で乗船してきました!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

amami jiggingの基本情報

amami jigging

amami jiggingは奄美大島古仁屋大湊港から出船するチャーターボートです。

【孤高のスロージギングAmami jigging slow jigging techniques】というYouTubeチャンネルから生まれた異色の遊漁船で、その名の通りスロージギングでカンパチやGT、根魚を狙います。

奄美大島の豊かな海で釣りができるという、最高の体験ができるチャーターボートです。

amami jiggingで狙えるターゲットと料金

amami jiggingでは、通年カンパチをメインターゲットとして狙います。

夏時期は2枚潮がきついので「絶対にカンパチ!」という方以外は、キャスティングのロックフィッシュゲームがおすすめです。

▼おもなターゲット一覧

季節狙える魚種
春(3〜5月)カンパチ、根魚
夏(6〜8月)カンパチ、GT、浅場ロックフィッシュ
秋(9〜11月)カンパチ、根魚
冬(12〜2月)カンパチ、根魚

▼おもな釣り物の料金

釣り物料金
8時間1名20,000円
8時間2名30,000円
8時間3名39,000円
※乗船料金・時間は変更される場合がありますので、詳しくは船宿まで確認してください。

予約の手順

予約はHPのお問い合わせフォーム、もしくはLINE@から受け付けています。

時期や潮の速さなどで、狙う水深やジグの重さ、ラインの太さが違うので予約時に確認しておきましょう。

アクセス、駐車場など

  1. ■車でのアクセス
  2.  ∟奄美空港から国道58号線経由で約90分。
  3. ■駐車場
    •  ∟港内(船長の指示に従ってください)

実釣レポート

今回は、2日間にわたってカンパチジギングをメインにチャレンジ!

念願の奄美大島。ワクワクが止まりません(笑)

須江船長

時期としては梅雨明け直後。梅雨が明けて南風が吹くと出船率が悪くなり、さらに夏の二枚潮の時期になってしまう為非常に厳しくなってしまうので、その前のギリギリセーフなタイミングでした。

amami jiggingに到着!

船着き場

奄美空港から90分走り続けてやっとついた古仁屋大湊港。

奄美大島の端から端まで走るイメージです。高速道路がないのでもちろん下道。山深いので結構な山道の中、マングローブ原生林等を肌に感じながらドライブを楽しみましょう。

須江船長

風景を楽しめる方には良いかもですが、僕は車酔いする方なので……。
 
正直、しんどいし遠いし……(笑)

受付所はとくになく、軽バンに乗って現れる船長に直接受付します。

いざ出船! 1日目実釣開始!

出船

1日目は幸いにして凪!

しかし、約一週間前に線状降水帯による豪雨に見舞われ、その雨の濁りがいまだに残っているとのことでした。

須江船長

魚からの反応は乏しいとのことですが大丈夫!
 
釣りができるだけで幸せです!

カンパチ

凪のチャンスなので外洋のポイントを回った初日。

何もないかと覚悟してたのですが、小さいカンパチやスマガツオ、カマスサワラのラインカットなど、意外にも魚の反応はあると感じてしまっています。

須江船長

つ、釣れるじゃないか奄美大島!!

船長的には物足りなさが顔に出まくってる様子。このくらいで喜んでてはダメなくらいのポテンシャルがあるということですね。

カンパチ

海底の根を一つ一つ探っていく船長。大体100〜130mくらいの水深が多かったです。

「ここはカンパチ」「ここはカンパチと根魚」と狙いのターゲットを根ごとに教えてくれます。

須江船長

ここで関東者の勘違い。
 
根魚と言われたらアカハタとかオオモンハタかと思ってたんですよ。恥ずかしながら……。

ジギング

同船者がカンパチを釣り上げている(一個前の写真)横で、ダブルヒットを狙おうとシャクってフォールさせるとまさかの根掛かり。

「持ってないわー、外れないかなー」と手でライン掴んで揺すっても外れず、切ろうと思ってラインを真っ直ぐにして引っ張ると……

チャイロマルハタ

根掛かりだと思っていたのはまさかの魚!

しかも、チャイロマルハタの23.3キロという超ド級のサイズ。奄美大島最高です!

須江船長

根魚ってまさかのこのサイズのことだったんですね。

2日目は打って変わって爆風

アカハタ

大興奮の1日目を終え、期待の2日目は爆風で内海限定での出船に。

まずはライトキャスティングのロックフィッシュ狙いからスタートしますが、準備が足らず噛み合いませんでした。

この釣りかなり硬めのパワーのあるロッドが必須。柔らかいロッドだと根掛かちゃうし、魚を引き剥がせずラインブレイクばかりになってしまいます。

タテフエダイ

内海は奄美大島と加計呂麻島の間の魚礁や根を狙います。50〜80mくらいのポイントが多かっかなと思います。

各所で一番反応が多かったのはフエダイ系の魚。ちなみに上の写真はタテフエダイです。

内海は小さめのジグが良いということでなので、急遽現地で購入した150gのショートジグをシャクってフォールさせると……。

須江船長

なになになに? GT来ちゃったかも?

キメジ

全然に上がってこないなーと思ったら、まさかの9キロのキメジ!

「こんなのいるんだ!」と船長もビックリした様子でした。

秘境、非日常感を満喫

市場に卸す

厳しいと聞いていた奄美の海でしたが、amami jiggingさんのおかげでもう一生出会えないかもしれない魚と出会うことができました。

ちなみに釣ったチャイロマルハタは市場に卸しました!

須江船長

普段ではできないような経験をさせていただいたamami jiggingさんには感謝しかないです!

タックルの選び方

今回持って行ったタックルは3セット。外洋用と内海用のスロージギングタックル2セットと、ライトキャスティング用タックル1セットです。

メインで使った外洋用のスロージギングタックルは5番のロッドにPEライン3号を600m巻いたジギング用リール、リーダーはフロロカーボンの50lbです。

須江船長

詳しくはamami jiggingさんのブログ、もしくはyoutubeで解説しています。今回ばかりはそちらもチェックいただいた方が確実です。

テイルウォーク スローバンプ SSD 635

全長6ft2in
自重116g
継数1本
仕舞寸法191cm
ルアー重量MAX500g

アルファタックル マーフィックス C3-RH

ギア比4.8:1
自重660g
最大ドラグ力8kg
巻取り長さ100cm

  

amami jiggingのおすすめアイテム3選

何はともあれメタルジグです。今回外洋に出た日は潮流れもキツくなく、さらに風も吹いていなかったので、そこまで重いジグは必要ありませんでした。

200mくらいまで攻める際は400gも必要に。軽いと底が取れず釣りにならないので、必ず重いジグを用意していきましょう。

形状はセミロングがおすすめ。内海用のショートジグと、ライトキャスティング用のワームとジグヘッドがあるとさらに楽しめる幅が広がります。

須江船長

ひとまず、今回僕が釣れたヒットルアーをご紹介しておきますが、こちらもamami jiggingさんのブログやYouTubeを是非参考にして下さい。

奄美大島の雄大さを体験

奄美大島の空港

奄美大島の海の雄大さとamami jigging船長のノウハウで、怪魚と呼ぶに相応しいチャイロマルハタや、内海でのキハダなど素晴らしい魚と出会うことができました。

良い時に行ったら恐ろしいことになりそうだ、と逆に帰りに期待感が膨らんでしまうほど可能性を感じる海でしたよ!

amami jiggingの最新釣果&予約

季節により様々な対象魚が狙えるamami jiggingは「何が釣れはじめているか」、日々のチェックが大事なポイント。最新釣果をチェックをして、早めの予約を心がけましょう。

『amami jigging』最新釣果はこちら
『amami jigging』HPはこちら

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