ダイワのヴァデルSJ

ヴァデルSJを実釣インプレ。1万円台で買えるスロー竿の実力とは

2022年にダイワが発売したヴァデルSJは、実売価格1万円台で買えるスロージギングロッドです。

はたして、ブランクの復元力やジグの操作感はどうなのか?

スロージギング大好きな筆者が実釣インプレします!

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

お値打ち価格のスロージギングロッド

ヴァデルSJ63B-3

ヴァデルSJは、2022年にダイワが発売したエントリーモデルのスロージギングロッドです。

実売価格は1万円台ながら、ジグをしっかり跳ね上げられる反発力を備えているとのこと。

その実力がどんなものか、実際に使って試してみました。

ラインナップ

番手全長(ft)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)適合ウエイト(g)PEライン適合(号)定価(円)
63B-26’3″1102141120-2000.8-2.021,000
63B-3 6’3″1152141150-2601.0-2.521,000
63B-4 6’3″1202141200-3301.0-3.021,000

ヴァデルSJの特徴

ヴァデルSJの特徴

まずはヴァデルSJのスペック的な特徴から解説します。

ブランク

ヴァデルSJのブランク

上位機種のような最新マテリアルやテクノロジーは導入されていませんが、スロージギングに必要な復元力を備えています。

その一方で強度も備えており、曲げ込んでファイトしても折れにくい設計になっているようです。

また、バットジョイント構造(グリップ脱着)なので携行性にも優れます。

ガイド

ヴァデルSJのガイド

トップガイドはステンレスフレームのSiCリングで、1番ガイド以下はアルコナイトリング仕様です。

また、ライントラブルを減らすためにKガイドでセッティングされています。

リールシート

ヴァデルSJのリールシート

リールシートはフラッグシップモデルのソルティガと同じく、Fuji製のPULSシートを採用しています。

ブランクに直接触れられる構造なので、感度が良いことが特徴。

ダイワ製スロージギングロッドは全機種がPULSシートなので、こだわりポイントなのでしょう。

ヴァデルSJ 63B-3をインプレ

ヴァデルSJでのやりとり

ここからは、ヴァデルSJ 63B-3の使用感をお届けします。

明石海峡で青物を狙って実釣をしてみました。

アクションについて

カタログスペック的に扱いやすそうな200gのジグをアクションしている様子です。

スロージギングロッドらしい胴まで曲がるスローテーパーで、一旦大きく曲がり込んでから、復元力によってしっかり竿が返ることでジグを跳ね上げてくれます。

肘持ちでのスローピッチジャークやロングジャークはもちろん、ジャカ巻きを組み合わせたコンビネーションジャークも楽にこなせました。

ただし、普段ハイエンド系のロッドを使っていると、ハイピッチをメインで釣るには「もう少し速く復元してくれたらな」と思わされます。

オーバーウエイト気味の300gをアクションしている様子です。

オーバーウエイトでも浅い水深であれば復元力に不足は感じず、楽にアクションさせられます。

低価格帯のスロージギングロッドは、オーバーウエイトになると復元力が足りなくなって竿が戻り切らなくなる物も多いので、ヴァデルSJの復元力にはちょっと感動しました。

ただし、より深い水深になると水圧が大きくなるため、200m以深の本格的な中深海ジギングを楽しむなら63B-4の方が良さそうです。

曲げられる

ヴァデルSJの曲がり

ブランクの強度が高いため、ある程度曲げてやりとりができます。

スロージギングロッドなので無茶な角度で曲げるのは禁物ですが、引きが強い海峡の青物を相手に曲げても不安感はありません。

ロッドを曲げるメリット&デメリットに関してはいろいろな意見がありますが、折れにくいのはビギナーの方にとって安心要素だと思います。

感度は特別良くないけど……

ヴァデルSJの感度

エントリーモデルなだけに感度は特別高くなく、底質や潮の感じ方は、上位機種と比較すると劣ります。

そもそも、ジギングにどこまで感度を求めるかは人それぞれです。

カワハギ釣りのように小さなアタリを取るわけではないので、個人的にはまったく気になりません。

とはいえ、情報量は多くて損をすることはないため、「感度を求めるか否か」はロッドのグレードを決める一つの指標になると思いました。

オールラウンドに使える

ヴァデルSJとメジロ

63B-3は、近海での使用頻度が高いウエイトを幅広くカバーしてくれるので、とても使い勝手の良い1本です。

200g前後を使う青物ジギングや根魚ジギング、250〜300g程度を使う中深海ジギングなども楽しめます。

そういった意味でも、スロージギング入門としておすすめできるロッドです。

スロージギング入門に!

ヴァデルSJでの釣果

ヴァデルSJは実売価格1万円台ですが、普段はハイエンドロッドを使っている筆者も満足できるハイパフォーマンスなロッドでした。

とくに、スロージギングで大切な“ジグを動かす”ことに秀でていて、折れにくいという点も素晴らしいですね。

これからスロージギングを始めたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

画像提供:tsuki

▼今回使った番手

ダイワ ヴァデルSJ 63B-3

全長6ft3in
自重115g
継数2本
仕舞寸法141cm
適合ジグ150-260g
PEライン適合1.0-2.5号

▼その他の番手

ダイワ ヴァデルSJ 63B-2

全長6ft3in
自重110g
継数2本
仕舞寸法141cm
適合ジグ120-200g
PEライン適合0.8-200g

ダイワ ヴァデルSJ 63B-4

全長6ft3in
自重120g
継数2本
仕舞寸法141cm
適合ジグ200-330g
PEライン適合1.0-3.0号

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