飛距離特化型のエギがあるという
全国の軟体動物ファンのみなさまお待たせしました。今回はエギングです!
飛距離に特化したものすごいポテンシャルを秘めたエギだという、バレーヒルの『ロケッティアアキュレイド』を実釣インプレしていきます。
ロケッティアアキュレイド実釣動画はこちら
ロケッティア アキュレイドの特徴
早速気になったのは、エギ下部についている移動式のタル型オモリ。
キャスト時には遠心力で前方に移動し飛距離をうむ、ロケッティアシステムと呼ばれる機能だそう。
フロートのついたまち針に見えるブースターフロートは、カンナにセットすることでキャスト時にはエギが前方姿勢で飛び、飛距離が伸びる仕組みになっています。
ロケッティア アキュレイのキャスト時セット方法
1.ピンがエギのほうへ向くようにブースターフロートに糸を通す。
2.ブースターフロートをカンナに刺す。以上でセットが完了。
着水後は自然とブースターフロートがカンナからはずれ、通常姿勢になってくれます。
ノーマルエギvsロケッティア飛距離比較
核心となる飛距離。気になりますね。
ノーマルエギ3.5号とロケッティア アキュレイド3.5号を投げ比べ比較してみます。
飛距離をそれぞれ10回ずつ計測し、平均値をだしてみました。
飛距離平均値
- ・ノーマルエギ 49m
- ・ロケッティア 60m
- ※PEは0.6号を使用
ロケッティア アキュレイドが20%程度も飛距離が伸びていることを確認。
大袈裟にいうとメタルジグを投げているような感覚でした。
ロケッティアアキュレイドの使用感
あとは釣れてくれれば最高ですが、ロケッティア アキュレイドの使用感をみていきましょう。
エギのアクション的には軽いロッドアクションで動くというよりも、重厚感のあるイメージです。
気になっていたフロートがラインにからむようなことはありませんでした。
遠投先でヒットも……
まさにロケッティア アキュレイドの出番といった、飛距離が必要なシチュエーションに遭遇。
投げているだけで気持ちがいいほどの飛距離がでてくれます。
かなり遠投したポイントでヒットしてくれました。
残念ながら足元でバレてしまいましたが、ロケッティアの遠投先での実力を体感できました。
届かなかったポイントに届くロケッティア
よかった点はやはり特筆すべきその飛距離! エギでなくメタルジグを投げているかのような感覚です。
ただ、気になった点
- ・飛行姿勢がふらつかないよう、初速をつけてキャストが必要
- ・フロートを後ろに刺す、重心移動を手前に戻してあげるなど準備が手間
- ・もっさりとしているので、しっかり動かしてあげる必要がある
ロケッティア アキュレイドは1日通して投げるパイロットエギというよりも、飛距離が必要な状況といったピンポイントで投げたくなるエギでした。
いままで諦めていた遠くの潮目からイカを引き出せる、そんなシチュエーションで活躍してくれる飛距離特化型のエギだと思います。
皆さんもいままで届かないと悶絶していたポイントで、是非投げてみてください!