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渓流トラウトロッドとアマゴ

【2022最新】おすすめの渓流トラウトロッド12選!釣り場に応じた竿選びを解説

「渓流」といえども、源流域から本流筋までフィールドの様相はさまざま。そのため、渓流ロッドはフィールドに合わせて選ぶことが大切!選び方とおすすめのロッドを紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

魅力満点の渓流ルアーフィッシング

渓流トラウトロッドとアマゴ

木々が生い茂る深い山の中に、山から流れ出た水が川となり美しい渓流を作り出します。

渓流ではヤマメやイワナといった渓流魚がたくましく生きていて、その渓流魚をミノーやスピナーといったルアーで狙う渓流ルアーフィッシングが人気です。

キャンプブームと共に渓流ルアーの人気も高まっていて、これから渓流ルアーに挑戦してみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、現在の渓流事情に合ったおすすめの渓流ルアーロッドをご紹介いたします。

渓流ロッドの選び方1. 長さ

源流域でのトラウトフィッシング

渓流は川の上流に位置しているので川幅が広くなく、海釣りのような大遠投の必要がありません。

さらに頭上に木が覆いかぶさっていることも多く、そういった場所ではロッドを振れるスペースが限られます。

そのため、渓流用のルアーロッドは他の釣りと比べて、全長が短いことが特徴です。

源流域なら4ft〜5ft前半

渓流の中でも山奥に位置する源流は、とくに川幅が狭くて険しいエリアが多く、キャスト精度や取り回しが大切です。

小さな落ち込みに正確にルアーを投げ込んだり、繊細なロッド操作を用いて狭い範囲の中で魚を食わせる必要があります。

その反面、飛距離を必要としないため、源流域では4ft〜5ft前半の長さが適しています。

オールマイティな5ft〜5ft後半

渓流といっても川幅の狭い源流や集落の中を流れる里川など、さまざまなロケーションが存在します。

源流は川幅が極端に狭いですが、里川となるといくつかの川が合流して川幅が広くなっていることが多いです。

そんな源流から里川までオールマイティに使えるのが、5ft〜5ft後半の長さ。

まず1本目の渓流ロッドを購入するなら、このくらいの長さがどこでも使えて便利です。

里川や本流筋は6ft前後

川幅がやや広い里川や、里川がさらに合流してできた本流筋では遠投性能も大切になってきます。

さらに、里川や本流筋になると覆い被さる木も少ないため、源流域のような取り回しは求められません。

それゆえに、ある程度川幅の広い里川や本流筋であれば6ft前後がおすすめです。

渓流ロッドの選び方2. 硬さ(パワー)

渓流ロッドでのファイト

渓流で使用するルアーの重さは、最大でも6g程度が一般的です。

3〜5gくらいのルアーがメインになるため、ロッドもそれに合わせ、柔らかめのUL〜Lクラスを使用します。

また、渓流は狙ったポイントに正確にキャストし、ルアーをアクションさせることが重要なので、ルアーや使い方に応じたパワーのロッドを選びましょう。

扱いやすいULクラス

柔らかくてしなやかに曲がるULクラスは、ロッドにルアーのウエイトが乗るので投げやすいことが特徴。

ロッドの扱いに慣れていない方でも、ロッドを曲げて投げる感覚を掴みやすいと思います。

また、魚が掛かってからもしっかりと曲がるため、バラしにくいのもメリットです。

鋭いキャストが決まるLクラス

玄人に人気のあるのが、ULよりもワンランク硬いLクラス。

キャスト技術が高くて、ロッドをしっかりと曲げ込んで投げられる方なら、ULよりもルアーを鋭くスパッと投げられます。

単に低弾道でルアーを飛ばせるだけでなく、正確に狙った場所へルアーを着水させられることもメリットです。

渓流ロッドの選び方3. スピニング or ベイト

以前は渓流タックルといえばスピニング一択でしたが、近年は渓流専用のベイトタックル(渓流ベイトフィネス)も発売されています。

ベイトタックルが流行っていて憧れる方も多い一方で、そのメリットとデメリットをしっかり理解しておかないと、「まったく釣りにならない」なんてことも……。

扱いやすいスピニング

扱いやすさを比べると、圧倒的にスピニングタックルが有利です。

ベイトタックルにはバックラッシュというトラブルが付きもので、慣れなとかなりの確率でトラブルが起こります。

重度のバックラッシュを起こすと、その時点で再起不能になってしまうことも。

現代のベイトリールは性能が向上して扱いやすくなってきていますが、ビギナーの方がいきなりベイトタックルに挑戦するのはおすすめしません。

ピンポイントに投げやすいベイト

そんな難易度の高いベイトタックルですが、渓流において大切なピンポイントキャストがしやすいのがメリットです。

ベイトリールの構造上、ルアーが飛行中にブレーキをかけやすく、着水点をコントロールしやすいことがその理由。

扱いが難しい反面、使いこなせた時のメリットが大きいというわけです。

初めの1本はスピニングがおすすめ

これから渓流ルアーフィッシングを始めようという方には、迷わずスピニングタックルをおすすめします。

まずは扱いやすいスピニングタックルで渓流の楽しさを味わい、そこからベイトタックルに挑戦した方が上達するはずです。

トラブルばかりで魚が釣れないと楽しくありませんからね。

低価格帯のおすすめ渓流ロッド

近年は低価格な専用ロッドもたくさん発売されているので、リーズナブルに渓流ルアーフィッシングを楽しめますよ。

アブガルシア ズームサファリ ZMSS-505L

全長:5ft
自重:88g
継数:5本
仕舞寸法:35.6cm
適正ルアーウェイト:2-8g
適正ライン:3-6lb

クラシックかつポップなカラーリングが特徴的で、渓流の中でも映えるズームサファリ。

5本継ぎでとてもコンパクトに収納できるため、林道から川へ降りるときに山歩きをする源流域でも、ザックにスポッと入ってしまうので持ち運びしやすいです。

渓流だけでなく、旅行や出張のバッグにも忍ばせられるコンパクトさはかなり魅力的だと思います。

シマノ ルアーマチック S56UL

全長:5ft6in
自重:85g
継数:2本
仕舞寸法:87.1
適正ルアーウェイト:2−6g
適正ライン:3−6lb

シマノから発売されているルアーフィッシング用の入門ロッドがルアーマチック。

低価格帯のロッドでありながら、グリーンとゴールドの高級感あるビジュアルは渓流とのマッチングも良く、所有感も満たしてくれるはず。

古くから釣具を作ってきたシマノの技術が注ぎ込まれているため、性能面での安心感も強く、初めの1本にも最適。

渓流ルアーだけでなく、ライトソルトやバスフィッシングなど様々な釣りを楽しめるのも魅力です。

ダイワ ピュアリスト 62L・V

全長:6ft2in
自重:98g
継数:2本
仕舞寸法:97
適正ルアーウェイト:2−10g
適正ライン:2−6lb(PE ~号)

ピュアリストは実売1.5万円以下の価格帯ながら、ウッド素材やコルクグリップを用いた本格渓流トラウトロッドです。

渓流ロッドのラインナップが豊富なダイワが発売しているだけあって、この仕様はメーカーの本気度を感じます。

62L・Vは里川から本流筋に対応したモデルで、8cmクラスのミノーまで扱え、20cmクラスのヤマメから大型ニジマスにも対応可能です。

メジャークラフト トラパラ ネイティブ TXS-B4102UL

全長:4ft10in
自重:-g
継数:2本
仕舞寸法:-㎝
適正ルアーウェイト:1−8g
適正ライン:2−6lb

メジャークラフトが発売するトラパラは、とくにトラウトフィッシングの入門者から支持が厚いシリーズです。

シリーズの中でもネイティブは、渓流でのルアーフィッシングに特化したモデル。

アンダー1万円の価格にも関わらず、本格的な作りのグリップを搭載し、現代のルアーフィッシングに合ったガイドセッティングが施されています。

B4102ULはベイトモデルで、4ft台の取り回しの良さとベイト特有の高いキャスト精度を備えており、源流域での釣りに最適です。

中価格帯のおすすめ渓流ロッド

ダイワ シルバークリーク ストリームトゥイッチャー38UL

全長:3ft8in
自重:75g
継数:2本
仕舞寸法:58cm
適正ルアーウェイト:1.5−7g
適正ライン:2−6lb

先ほど紹介したピュアリストに比べ、よりダイワ独自の技術がたくさん盛り込まれているのがシルバークリークストリームトゥイッチャー。

シリーズの中でも一番短い38ULは、源流域に照準を絞ったモデルです。

3ft8inという超ショートレングスは源流域の狭く入り組んだ場所でも取り回しやすく、長いロッドを振れないような場面でもルアーをポイントに送り込めます。

流木の隙間にルアーを通したり、岩の隙間からキャストをしたりと、テクニカルな釣りをしたい方にはイチオシです。

シマノ カーディフNX S54UL

全長:5ft4in
自重:71g
継数:2本
仕舞寸法:84.3cm
適正ルアーウェイト:1−7g
適正ライン:2−6lb

振り抜けの良さやピンポイントキャストのしやすさに定評のある、シマノのカーディフシリーズ。

そんなカーディフシリーズの中で、食い込みの良いソフトなティップを搭載したのがNXシリーズです。

ルアーに瞬間的に食らいつくような鋭いバイトでも、ソフトなティップによって弾くことなくフッキングに持ち込めます。

54ULは源流から里川まで使いやすいオールマイティなモデルで、4〜5cmのミノー、スピナー、スプーンなど、幅広いルアーを使えることも魅力です。

テイルウォーク トラウティアフェリークS50L-T

全長:5.0ft
自重:82g
継数:6本
仕舞寸法:40cm
適正ルアーウェイト:Max7g
適正ライン:Max6lb

ファーストテーパーが多い渓流ルアーロッドの中で、あえてレギュラーテーパーのブランクを採用したトラウティアフェリーク。

しっかり曲がるブランクはキャストがしやすく、オーバーヘッドはもちろん、サイドハンドやバックハンドなどのテクニカルなキャストをサポートしてくれます。

渓流はロッドを振るスペースが限られていることも少なくなく、他の釣りと比べてキャストに制約が掛かることも特徴。

そういった状況では、曲げ込みやすくて投げやすいテーパーが大きなアドバンテージになるはずです。

メジャークラフト ファインテール FSX-622L

全長:6ft2in
自重:-g
継数:2本
仕舞寸法:-cm
適正ルアーウェイト:2−10g
適正ライン:3−8lb

先ほど紹介したトラパラよりも、性能面も外観もグレードアップしたのがファインテールです。

旧モデルよりもブランクにパワーを持たせたことで、より大型のトラウトに対応できることも特徴。

本流筋の大型の銀毛したヤマメ、アマゴが掛かっても負けないパワーを持っています。

また、パワーが上がったことで遠投性能もアップしていて、より遠くから正確なキャストができるのも強みです。

高価格帯のおすすめ渓流ロッド

テンリュウ レイズ RZ4102S-UL (Twitchin')

全長:4ft10in
自重:73g
継数:2本
仕舞寸法:76cm
適正ルアーウェイト:Max6g
適正ライン:Max4lb

レイズは軽量で細身なブランクに設計されていることが特徴。

しかし、曲がった時の粘り強さも持ち合わせているため、軽いロッドながら不意の大物にも対応できます。

410S-ULは源流に適したモデルで、狭い川の小さなスポットに正確なキャストが可能です。

尺イワナが釣れるような源流でも、ロッドに粘りがあるので安心して使えます。

アングラーズリパブリック シルファー SYSSi-53UL

全長:5ft3in
自重:62g
継数:2本
仕舞寸法:-cm
適正ルアーウェイト:2−6g
適正ライン:2−5lb

鮮やかなカラーリングが特徴のシルファーは、見た目だけで惚れてしまう方も多いでしょう。

渓流ルアーフィッシングの名手である飯田重裕氏がプロデュースしており、すべてのモデルが正確なキャスティングをしやすいようにセッティングされています。

ロッドの反発力が非常に強く、軽く振っただけでもロッドがルアーを弾き飛ばしてくれるため、力まずに高精度ななキャスティングを続けることが可能です。

スミス トラウティンラグレス ボロン TLB-59DT D-twitcher59

全長:5ft9in
自重:100g
継数:2本
仕舞寸法:92cm
適正ルアーウェイト:Max12g
適正ライン:Max6lb

Dコンタクトなどの超人気ルアーをリリースするスミス。そんなスミスのロッドの中でも、ボロンという特殊な素材を使用したロッドです。

ボロンとは張りと粘りを両立した金属系の素材で、コアなアングラーを中心に支持されています。

ラグレスボロンはティップまで張りのある調子に設計されており、ヘビーシンキングミノーのトゥイッチングに特化していることが特徴。

ヘビーシンキングミノーの鋭いダートアクションを楽に演出できます。

シマノ ワールドシャウラ テクニカルエディション S52L-3/MD

全長:5ft2in
自重:83g
継数:3本
仕舞寸法:55.7cm
適正ルアーウェイト:1.5−10g
適正ライン:2−7lb

ワールドシャウラは“世界の魚と戦う”ことをコンセプトにした、究極のフリースタイルロッド。

そんなワールドシャウラシリーズの中で、渓流にマッチするモデルがテクニカルエディションのS52L-3/MDです。

シマノの最先端の技術をフル投入したワールドシャウラは、しっかり曲がって反発する強力な復元力を備えていることが特徴。

持った時の柔らかい印象からは想像できないほど、ルアーがスパッと鋭く飛んでいきます。初めて使う方は不思議な感覚に陥るかもしれません。

5ft2inという源流でも使える絶妙な長さに加え、3本継ぎの携帯性も嬉しいところです。

フィールドに合ったロッドで楽しもう!

渓流ルアーフィッシング

渓流ロッドは場所によって長さを使い分ける必要があるとはいえ、その違いはたったの1ft程度。

しかし、そのわずかな差にこだわることで、渓流ルアーフィッシングをより快適に楽しめます。

たくさんある渓流ロッドの中から、自分にぴったりのロッドを見つけて渓流を楽しんでくださいね。

撮影:TSURI HACK編集部

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