“渓流釣り”は危険がいっぱい!?
大自然を感じながら、美しい魚と出会える渓流釣り。
魅力たっぷりの釣りですが、じつは釣り場が山と近いこともあり、危険と隣合わせだったりするのです。
山の天候は変わりやすい
まずは天気の変化をこまめにチェックしましょう。山間部の夏場は、とくに天気がコロコロと変わりやすいので注意しましょう。
雷にはとくに要注意
渓流釣りだけに限らず、釣り人にとって危険なのは雷ですね。とくに渓流釣りは川の流れの音で、雷が聞こえづらいのです。
しかも山を歩くため、気付いたとしても、戻るのに時間がかかってしまうこともあります。
そこでオススメなのが雷レーダー。今どこで雷が発生しているかをすぐにチェックできるツールです。
夏場は熱中症にも気をつけて
夏場は熱中症のリスクも。真夏に限らず、5月ごろでも30℃を超える日はたまにあります。
休憩を入れて水分を取りましょう。水分だけでなく、塩分も一緒に取ることが大切です。
水が濁ったら……危険の合図!
以前釣りに行った際、急に川が濁り始めたことがありました。だんだん濁りが強くなってきたため、一旦陸へ避難……
すると、ものの数分でコーヒー色になってしまいビックリしました。こうなると、足元が見えなくなり転倒したりと大変危険。
少しでも異変があったら迷わず陸に上がることをお勧めします。
あまり深場にはいかない
膝より上の水深にはなるべく行かないようにしています。
透明度が高いと錯覚で浅く見えたりするので要注意です。思ったより深くてびっくりすることもあります。
また流れが速いところは、それほど水深がなくても流されたり転倒の恐れがあるため、細心の注意を払いましょう。
ウェアで虫対策を
山ではハチや、アブ、ブユ、マダニ、ツツガムシ、ヒルなどなどたくさんの危険生物が生息しています。
とくにヒルは一度吸われるとなかなか剥がれない厄介者。また、マダニやツツガムシは、刺されると感染症にかかり命を落とす危険性もあります。
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熊に遭遇する危険も。万が一の時に備えておきましょう
山の中で釣りを楽しむ渓流釣り。そのエリアに熊がいるかどうか事前に調べておきましょう。
熊鈴や熊スプレーなど、そのような対策グッズを持ち歩くのもおすすめです。
万が一出会ってしまった時は、とにかく落ち着いて行動することが大切と言われています。大声を出さず、そして背中を見せないよう、ゆっくりとその場から離れましょう。
安全第一で渓流釣りを楽しもう
事前に準備しておくことで、危険回避できることがたくさんあります。
命あっての釣り。安全に楽しく釣りすることが1番です。今回の記事が少しでも参考になれば幸いに思います。
ライタープロフィール
arico
オカッパリでのルアーフィッシングをメインに、日本全国で釣りを楽しんでいます。SMITHフィールドスタッフ、Hapysonフィールドテスター、サンラインフィッシングガール、Foxfireのサポートを受け活動中。
水路にでっかいザリがたくさんいたので釣ってみた??
こういう釣り、好きでついついずっとやっちゃうんだよな〜☺️✨ pic.twitter.com/fFTg4fnS2x— 鈴原ありさ(arico) (@angler_arico) October 25, 2020
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