釣具より釣行費にお金をかけるアングラーが買って良かった釣具
必要最低限の釣り具しか買わない派
僕は釣り具を買うお金があれば、行ったことのない土地に行くための旅費に当てたいタイプの釣り人です。
とはいえ、必要最低限の釣り具の購入はやむを得ないもので、常日頃から費用対効果を吟味して釣り具を買うようにしています。
2021年、これは買って得した釣具をご紹介!
そんな僕ですが、いくつか『今年買って良かったな!』 『もっと前から知っておけば……』って思う商品がありますので、この機会にご紹介させていただきます!
万能釣り餌『生ミック』
TSURI HACK TVの撮影でもっとも驚いた餌
まずはじめに、ご紹介したいのが『生ミック』という練餌です。
僕は海上釣り堀用の餌として認知していたのですが、TSURI HACK TVの撮影で天然魚を相手に使用してみると……なんと“キス”や“オオモンハタ”を含めてたった1日で14種類もの魚が釣れたんです!
ちょい釣りのお供に最適
ほんの1-2時間のちょい釣りだったり、泳がせの餌を確保したいだけの時など、アミエビを用意しなくとも撒き餌を使った釣りができちゃいます。
今ではプライベートでも使っています
生ミックを保管する時は要冷凍ですが、実釣の際は常温に戻して使用します。ちょい釣りくらいならクーラーを持ってなくてもOK!
ウキ釣りでも胴突き仕掛けでも、ちょい投げでも……。
ホントに汎用性が高い餌なので、今ではプライベートの釣行でも重宝しています。
▼生ミックの記事ははコチラ
トリックサビキ&パニックサビキ
ことし、改めて“トリック”と“パニック”の凄さを実感
すべての針に一瞬にしてアミエビを付けて、食い渋る魚を釣るトリックサビキ。
独特なティンセルと針のフラッシング効果で、高活性な魚を効率良く釣るパニックサビキの凄さを改めて体感することができました。
真冬のサビキ釣りや夜のアジ釣りには、トリックサビキが強い
真冬の堤防釣りって、魚は居るのになかなか食いが立ってこない……なんてことがあるじゃないですか。
今年の1月に堤防でサビキ釣りをした時がまさにその状況でしたが、トリックサビキで根気よく釣るとヒイラギやアジの数が伸びたことがありました。
スピード餌付け器と合わせて使用しましょう!
▼トリックサビキに関する記事はコチラ!
魚が高活性な時のパニックサビキ無双
初夏になり小サバやイワシが堤防で釣れるようになると、パニックサビキが威力を発揮しました。
コマセも無しで、仕掛けを投入すれば全ての針に掛かってしまう現象に改めて驚きました。
パニックサビキは様々な種類が販売されていますが、ハリスが細いほど食いが良い反面、すぐに切れてしまうので予備は多めに用意した方が安心ですよ!
▼パニックサビキの記事はコチラ
低価格帯のスピニングリール|20レブロス&21スフェロスSW
昨年20レブロスに感動したんです
僕は中古のリールを購入することが多いんですが、ある日釣り具店で何気なく20レブロスを手に取って巻いてみたんです。
率直に巻き感がとてもスムーズでビックリしちゃいました。
さらに驚愕したのはお値段。
激安ですよね!
20レブロスで色んな釣りを楽しみました
今年1年、海釣りは20レブロスをメインリールにして楽しませていただきました。
毎日使った訳ではありませんが、ほぼ1年経っても壊れたりガタついたりしていません。
僕のように道具より釣行費にお金を掛けたい派の人には、本当にオススメです!
年に数回程度のショアジギ用に21スフェロスSWを購入
低価格帯のスピニングリールの進化を知ることができたので、ショアジギ用に購入した21スフェロスSW。
ブッコミ釣りや泳がせ釣りにも使えそうだなぁって考えています。
こちらはまだインプレできる程使い込んでいないのですが……
少なくとも巻き心地やドラグに関しては、1万円前半とは思えない使用感で現時点では買って良かったと思っています。
林業用スパイクシューズ
昨年、断念したガレ場を林業用スパイクシューズで攻略
僕が昨年からもっとも力を入れているのが源流釣りです。
特殊なイワナを求めて日本中の窮山幽谷を巡る中で、装備不足で超えられなかった場所がありました。
山では無理や過信は禁物!
昨年はいさぎよく断念した高低差約40mの難所を、今年はクライミングツールと林業用スパイク足袋を使って安全に突破することができました。
言うまでもなく、痩せた尾根に守られた狭い範囲には、僕の心を満たして余りある貴重なイワナ達の世界がありました。
半日にもわたる超長時間の山越えでも大活躍
林業用のスパイク足袋は靴底の薄さが絶妙で、足の裏で斜面を掴む感覚を得ることができます。やっぱり、プロの道具は別格ですね。
斜面だけでなく、藪漕ぎでも林業用のスパイクは重宝しました。
履き替えるのが面倒……沢の中は滑ってNG
林業用のスパイク足袋は水辺での使用を想定していないので、沢の中ではまったく使い物になりません。つまり、靴を2種類持って行かないといけないんですね。
ちょっとした滝を超える程度の高巻きには着脱式のアイゼンも有効ですが、足の裏で斜面を掴む感覚が必要になるような場所では、専用シューズの林業用スパイク足袋の方が安心でしょう。
2022年もどんな道具と出会えるか楽しみです
魚との出会いも一期一会ですが、自分にとって満足のできる道具との出会いも一期一会ですよね!
物欲少な目な僕ですが、きっと来年もコレ買って良かったなぁ。って思える道具と出会えることでしょう!
良い物と巡り合えたら、来年もTSURI HACKやTSURI HACK TVでご紹介しますのでお楽しみに!
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