チヌ釣りの画像

チヌ釣りの仕掛け7パターンを元釣具屋が解説。季節・釣り場によって仕掛けが全然違います

古くから釣りの対象魚として親しまれてきたチヌ(クロダイ)。そんなチヌはいろんな釣り方(仕掛け)で釣ることができます。数ある釣り方の中でも、代表的な仕掛けを7種類紹介します。

目次

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チヌ釣りの仕掛けは多彩!

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チヌ(クロダイ)全国の沿岸域に生息し、古くから釣りの対象魚として広く親しまれてきました。

一年を通して釣ることができ、引きも強く、さまざまな仕掛けを使って狙えます。

本記事では、元釣具屋の筆者が代表的なチヌ釣りの仕掛けを紹介します。

ウキフカセ釣り

チヌ釣りの仕掛け図の画像

オキアミと集魚剤を混ぜたコマセ(撒き餌)を用い、ウキ釣り仕掛けで釣る方法です。

コマセで魚を集め、仕掛けを上手くコマセと同調させてチヌを狙います。

半遊動のウキ釣り仕掛けで底付近を狙うのがセオリーですが、ウキ止めが無い全遊動仕掛けで全層を狙うことも。

エサ取りが多い高水温期は釣りにくいため、晩秋から翌春にかけてがベストシーズンです。

おすすめのセット仕掛け

オーナー セット一発 チヌ棒ウキ仕掛 H-3585

半遊動ウキ釣り仕掛けのセットです。

遠投性と視認性、感度に優れた自立式の棒ウキを採用しており、チヌのフカセ釣りには最適。

細かなアイテムを用意する必要がないので、ビギナーの方におすすめです。

紀州釣り(ダンゴ釣り)

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ダンゴ釣りとも呼ばれる釣り方で、ヌカなどで作ったダンゴで刺しエサを包み込むのが特徴です。

ダンゴが海底に沈んでしばらくすると割れて、中から刺しエサが出てきてチヌが食いつきます。

ダンゴがエサ取りから刺しエサを守ってくれるため、高水温期にも有効な釣り方。

また、ダンゴがオモリの役割をするため、軽い仕掛けで底を狙えることも強みです。

おすすめのウキ

ダイワ センサー寝ウキ2 湾内

ダンゴ釣り専用の寝ウキです。海底でダンゴが割れると、立っていたウキが寝て知らせてくれます。

エサ取りのアタリでは沈みきらず、チヌのアタリでウキが立ち上がってから沈むので、棒ウキより本命のアタリがわかりやすいです。

ぶっこみ釣り

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オモリと針だけのシンプルな仕掛けを投げ込み、アタリを待つシンプルな釣り方です。

単純な仕掛けで細かい操作も必要ないので、難易度はかなり低め。

エサは青イソメやマムシなどの虫エサを中心に使用します。

エサ取りが少なく、チヌの警戒心が薄れる夜に狙うのがおすすめです。

おすすめのオモリ

第一精工 ゴム管入りブッコミオモリ

ゴム管が付いていてハリスが傷つきにくい、中通し式のオモリです。

扁平な形状なので流されにくいことも特徴。浅場では10号程度、潮が速い場合や深場のポイントでは20号程度の重さがおすすめです。

落とし込み釣り

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針、ガン玉、目印が付いた仕掛けを落とし込み、堤防の壁際を回遊するチヌを狙う釣り方です。

岸壁際に仕掛けを落とし込み、目印の動きでアタリをとって掛けアワセます。

ポイントを変えながら探り歩けば、高活性なチヌを手返しよく釣ることが可能です。

ハイシーズンは岸壁にエサが多い高水温期で、エサはイガイや岩ガニを使用します。

おすすめの仕掛け

オーナー チヌ落し込み仕掛

エサの種類を問わずに使える落とし込み仕掛けです。長時間の使用でも浮力変化が少ない発泡目印を採用しています。

目印は一定の間隔でオレンジ→イエロー→ピンクと色が変わるため、アタリがあったタナもわかりやすいです。

ヘチ釣り

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落とし込みの仕掛けから目印が無くなり、竿も短くなったよりシンプルな釣り方です。

地域によってはヘチ釣りを「落とし込み」、もしくはヘチと目印を混同して「落とし込み」と呼ぶことも。

壁際に仕掛けを落とすのは落とし込み釣りと同じですが、目印がないのでアタリは竿先とラインの動きでとります。

落とし込みと同じくイガイがメインパターンなので、ハイシーズンは梅雨〜夏です。

ハイシーズンは手返しよく沢山釣れますが、低水温期は反応が悪くなります。

おすすめの仕掛け

カツイチ 落とし込みオモリセット 貝

落とし込み(ヘチ釣り)専用の針とオモリのセットです。

針が平打ち加工されていることで、軸にガン玉が打ちやすくなっています。付属のガン玉は切り込みが深くて開けやすく、とても使いやすいです。

筏釣り(カセ・カカリ釣り)

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渡船を使って筏やカセに渡り、そこからチヌを狙う釣り方です。

ダンゴで刺しエサを包んだ仕掛けを沈め、ダンゴが割れた後はそのまま潮流にエサを漂わせてアタリを待ちます。

繊細な筏竿の穂先の動きからアタリを見極め、アタリを掛けアワセるのが醍醐味。短竿でのダイレクトなやりとりも魅力です。

エサはオキアミやアケミ貝、ボケ、サナギなど、さまざまなものを使用します。

おすすめのハリ

フッ素コートで高い貫通性能を誇る筏用チヌ針です。

A1素材が採用されていて強度が高く、針先がストレートなので掛かりの速さも抜群です。

チニング

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河口域やサーフなどの浅場では、ルアーフィッシングでチヌを狙うこともできます。

クロー系ワームのジグヘッドリグやテキサスリグ、フリーリグなどで狙うのがポピュラーですが、高水温期はトップウォータープラグでも釣れます。

近年はチニング専用ロッドが多数発売されていますが、エギングロッドやライトゲームロッド、バスロッド等を流用することも可能です。

おすすめのワーム

ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5インチ

うまみ成分のアミノXが配合されたチニング専用ワームです。

空気抵抗の少ないパーツ配置や、フックをセットしやすいセンタースリットなど、随所に工夫が凝らされています。

身近な釣り場で狙えるターゲットです!

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チヌは年間を通してさまざまな釣り方で狙える好ターゲットです。

ただし、手軽に狙える魚とはいえ、警戒心が高くて気難しい一面もあります。

季節や釣り場に応じた釣り方をすれば釣りやすくなるので、ぜひ適切な釣り方・仕掛けで挑戦してみてくださいね。

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