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チヌの画像

絶対に釣れる【チヌのフカセ釣り講座】5つの要点を元釣具屋がを解説

数ある海のエサ釣りの中でも、根強い人気を誇るチヌのフカセ釣り。一見難しそうに見える釣りですが、要点さえ押さえておけば釣果を出すのは難しくありません。チヌのフカセ釣りの道具と釣り方のことを解説します!

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目次

チヌのフカセ釣りについて

海の釣りの中でも人気の高いチヌのフカセ釣り。今回は元釣具屋の筆者が、フカセ釣りでチヌを釣るためのコツに焦点を当てて解説します。

一見難しそうなチヌのフカセ釣りですが、要点さえ押さえてしまえば釣果は得られるはずです!

▼フカセ釣りの概要についてはコチラ

チヌのフカセ釣りのタックル

チヌのフカセ釣りのタックル

グレ釣りと同じだと思われている方も多いかと思いますが、異なる部分も多いのです。

竿は0.6号が基準

チヌ竿

チヌはグレと異なって障害物に逃げ込む性質が弱く、泳ぐスピードも速くないので強引なやりとりが不要です。

そのため、グレ竿よりも反発が抑えられたチヌ竿を用います。柔らかい胴調子に設計されており、チヌの首振りによる衝撃を吸収するため、細いハリスへの負荷が軽減されます。

多くの竿は0〜1号の番手がラインナップされていますが、最初の1本には0.6号がおすすめです。より細いハリスを使いたければ0号、障害物が多い釣り場では1号を選ぶと良いでしょう。

シマノ ロッド 鱗海 AX 06号 530

●全長(m):5.30 ●継数(本):5 ●仕舞寸法(cm):117.5 ●自重(g):170 ●先径(mm):0.8 ●錘負荷(号):1〜2 ●適合ハリス(号):0.6〜1.5 ●カーボン含有率(%):99.7 

レバーブレーキリールがベスト

細いハリスを使用するチヌのフカセ釣りでは、グレ釣りと同じくレバーブレーキリールがおすすめです。

レバーを操作してタイミングよく糸を出すことで、常に竿を立てた体勢(竿の弾力を活かしてハリスに負荷を掛け過ぎない状態)でやりとりすることができます。

ダイワ シグナス 2500LBD

自重:285g ソルト対応/淡水専用:ソルト対応 ギヤ比:5.3 ベアリング数(本体):5 ドラグ力:最大 8kg ブレーキ力:最大 14kg 糸巻量1:ナイロン 3号-150m 巻上長(ハンドル1回転あたりの長さ):80cm ハンドル長さ:50mm

道糸・ハリスは1.5号が基準

フカセ釣りの道糸とハリス

チヌ釣りで使用する道糸は、1.5〜2号のナイロン製の糸が一般的です。ビギナーの方であれば、強度と操作性のバランスが良い1.7号を選べば良いでしょう。

ハリスは1.2〜1.7号くらいの範囲を揃えてください。食いが渋いと細くしていきますが、基準となる太さは1.5号です。

3B〜5Bぐらいのウキが使いやすい

チヌ用ウキの画像

チヌ釣りは底を釣るのが基本のため、軽い仕掛けを使用するには慣れとテクニックを必要とします。そのため、錘負荷が3B〜5Bくらいのウキを使うのがおすすめです。

一般的には、堤防では棒ウキ、磯では円錐ウキが好まれる傾向にあります。

季節を問わずチヌは釣れる

春:ノッコミの最盛期

春のチヌ釣り

春はチヌの産卵期で「ノッコミ」と呼ばれるシーズンです。産卵のために多くの個体が接岸し、食欲も旺盛なので、年間を通じて“もっともチヌを釣りやすい”といえます。

かけあがりや藻がある場所を好み、それほど浮かないので底を中心に狙いましょう。エサ取りも少ないので、釣り自体も簡単です。

夏:エサ取り対策が命

砂浜でフカセ釣り

水温が上がって魚の活性も上向くため、チヌは様々な層で捕食活動を行います。ただし、エサ取りが多いのが難点で、コーンやサナギといったエサ取りに強いエサが必須。

他のシーズンと同じく磯や堤防でも釣れますが、砂浜でのフカセ釣り(渚釣り)がとても楽しい時期です。

秋:数釣りが楽しめる

秋のチヌ釣り

夏とほぼ同じで、チヌもエサ取りも活性が高い時期なので、様々な刺しエサを用意して対策をする必要があります。

底より少し浮いた中層で活性が高い中・小型の数釣りを楽しめる時期ですが、大型を狙おうと思えばテクニックを要します。

冬:大型を狙いやすい

冬のチヌ釣り

水温が低下して活性も下がる時期で、チヌは潮通しが良い場所よりも、水温変化の少ない内湾の穏やかな場所に集まります。

エサ取りは少ないので、じっくり底を狙うのがおすすめです。中・小型は少なくなり、大型のチヌを釣りやすい時期でもあります。

釣りやすい場所とタイミング

潮流が緩めの場所を選ぶ

堤防のチヌ釣り

潮流が速い場所で釣りをすると、撒き餌が流れてしまうのでポイントが作りにくくなります。

また、撒き餌と仕掛けの同調も難しくなるので、慣れていない方は流れが緩めのポイントを選ぶようにしましょう。

堤防などでは潮の速い沖向きや先端部より、内向きの真ん中辺りの方が潮が緩くなるのでおすすめです。

潮の動き出し・緩み始めたタイミングはチャンス

潮目の画像

潮の動き出しや緩み始めはチヌを釣るチャンスです。海中の流れが変わり、それまで釣れなかった魚が一気に食ってくることは良くあります。

変化が重要なのは他の釣りと同じなので、このようなタイミングはしっかり集中しましょう。

重たい仕掛けが釣りやすい

重めの半遊動仕掛けが基本

フカセ釣りの仕掛け

チヌは底付近を泳いでいることが多いため、重ための半遊動仕掛けでタナを底に合わせるのが基本です。

半遊動仕掛けを使用するメリットは、瞬時にウキ下の深さを変えられることと、潮流が速い場合や風が強い場合でも仕掛けを安定させられることです。

堤防は棒ウキがおすすめ

棒ウキ

堤防は磯と比較すると波風が穏やかで、潮流もゆったりと流れる傾向にあります。そのため、円錐ウキよりも感度のいい棒ウキがおすすめです。

感度が良いので海中の様子をしっかり表現してくれ、海底の様子やチヌの前アタリなど、釣りに必要な情報を沢山得ることができます。

エサの準備は抜かりなく

比重の高い集魚剤を使用する

底を狙うためには、比重の高いエサでしっかり海底まで撒き餌を沈めることが重要です。

水深が深い場所や潮流が速い場所で軽いエサを使ってしまうと、広範囲にエサが流れてしまって魚が散ることにも繋がります。

それゆえに、数あるチヌ用集魚材の中でも、高比重なものを選ぶのがおすすめです。

刺しエサは数種類持っておく

チヌ用の練り餌

刺しエサはオキアミを使用するのが一般的ですが、オキアミ以外の選択肢も持っておくと良いでしょう。チヌは好奇心が強いため、オキアミ以外のエサにも良く反応します。

エビのむき身やサナギなど色々なエサが用いられますが、黄色い練り餌やコーンがイチオシです。コーンはエサ取りが興味を示しにくく、練り餌は硬くて重いためにエサ取りが多い表層・中層を突破しやすくなります。

釣り方の要点

基本は底狙い

チヌの釣果

再三になりますが、チヌは底付近を泳ぐことが多い魚なので基本は底を狙って釣りましょう。

活性によっては浮いてくることもありますが、エサ取りなども反応してしまうため、できるだけ底に狙いを絞って釣りを組み立てるのがセオリーです。

そのため、タナ取りオモリなどを使って、ウキ下を底に合わせてから釣り始めることが大切です。

二枚潮に注意

二枚潮

フカセ釣りをする上で厄介なのが、二枚潮です。二枚潮とは、海中の流れが上層と下層で異なる状態を指し、風が強い日や潮止まり前後、雨の後などによく起こります。

ウキが表層の流れに乗ってしまい、ウキが刺しエサを引っ張ることによって、撒き餌と刺しエサが同調しなくなるのです。

対策としては、ウキを沈めて上潮の下を流す「沈め釣り」や、水中ウキを用いた「二段ウキ仕掛け」などがあります。ウキと刺しエサの流れ方を注視して、二枚潮に気づくことが大切です。

早アワセは厳禁

釣り上げたチヌ

チヌのフカセ釣りは、早くアワセる必要がありません。チヌの歯は丸く、針を飲まれてもハリス切れのリスクがないからです。

早アワセをするとすっぽ抜けの原因になるので、ウキがしっかりと沈んだのを確認してからアワセを入れるようにしましょう。アワセは大きい幅で優しく行うのがベストです!

チヌのフカセ釣りは楽しすぎ!

チヌフカセ釣りの釣果

磯のグレ釣りとは異なり、チヌのフカセ釣りは身近な釣り場で楽しめる手軽な釣りです。

ただし、手軽とはいえ、相手は「堤防の王様」なので奥の深い世界観を味わえます。ぜひ、フカセ釣りでチヌを狙ってみてくださいね!

撮影:TSURI HACK編集部 / tsuki

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