2年使ったライトジギングロッド
こんにちは、編集部しみけんです。
今回は、筆者が2年間使っているライトジギングロッド、ヤマガブランクスのシーウォークライトジギングをインプレします。
ライトジギングロッドを探している方は、ぜひ参考にしてくださいませ!
シーウォークLJのラインナップ
番手 | 全長(mm) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(mm) | 適合ルアー | 適合PEライン(号) | カーボン比率(%) | 価格(税込) |
67UL スピニング | 2015 | 102 | 2 | 1570 | Jig 15-40g/Cast MAX 25g | 0.4-0.8 | 85.0 | 29,150 |
64L スピニング | 1935 | 114 | 2 | 1475 | Jig 30-80g/Cast MAX 35g | 0.6-1 | 80.4 | 29,700 |
64ML スピニング | 1935 | 115 | 2 | 1475 | Jig 60-120g/Cast MAX 50g | 0.6-1.2 | 80.5 | 30,800 |
66L ベイト | 1985 | 131 | 2 | 1525 | Jig 40-80g | 0.6-1 | 80.4 | 30,800 |
66ML ベイト | 1985 | 131 | 2 | 1525 | Jig 40-120g | 0.8-1.2 | 81.1 | 31,350 |
65M ベイト | 1960 | 128 | 2 | 1490 | Jig 60-150g | 0.8-1.5 | 80.3 | 31,900 |
B65Mを購入
全6機種の中から、筆者が選んだのは65Mベイトモデル。シリーズ中一番硬いベイトロッドです。
購入動機は、たしか……150g程度のジグを使ってタチウオジギングと青物ジギングを1タックルでしたい。
って感じだったと思います!
シーウォークLJ B65Mをインプレ
ここからは青物ジギングとタチウオジギングでの使用感、使用環境をメインにお伝えします!
青物ジギングでの使用感
青物ジギングでは、水深80mまでの海域で150g程度のショートジグ、200〜300gのロングジグを使っています。
ジグの形状とシャクリ方にもよりますが、150g程度ならジグがしっかり横を向いて飛んでいるはずです。
200〜300gになってくると、ほぼ横を向いておらず、上方向に向かってスイミングしているような感じだと思います。
筆者の地元である明石のタチウオパターンでは、ロングジグのスライドを抑えた上げの釣りが有効なので、かなりいい塩梅です!
ショートジグもロングジグもワンピッチジャーク主体の上げの釣りで使っており、あまりフォールを用いた釣りはしていません。
こちらの写真は、3kgクラスのハマチに対し、竿を水平よりやや下げ気味にしてファイトしているシーンです。
個人的には、ハマチ〜メジロを釣るにはちょうど面白いぐらいのパワー感。
反発でガンガン魚を浮かせるようなファイトはできませんが、粘り強く魚の引きを受け止めてくれます。(入れ食いになるとちょっとシンドイですが……)
また、一般的なジギングロッドやスロージギングロッドよりも先調子なので、底取りがしやすく、明石のような根掛かり多発ポイントでは使いやすいです。
細いライン(PE1.5+リーダー6号程度)を組み合わせて可能な限り糸を立て、根掛かりを最小限に抑える釣りができます!
タチウオジギングでの使用感
タチウオジギングではメインとしては使っておらず、サブとして使ったり、1本で青物とタチウオの両方をやりたい時に使ったりしています。
ちなみに、タチウオジギングのメインロッドはこちらです。
タチウオジギングにはやや強いと感じるのでサブとして使っていますが、150g前後のジグを使った東京湾・大阪湾のタチウオジギングにも十分対応してくれます。
筆者はこれより柔らかいロッドをメインに使っているため、シーウォーク65Mの出しどころはジグを横に向けたいシチュエーションです。
タチウオは基本的にはジグのスライドを抑えるのが好ましいのですが、時にはしっかりと横を向けてからフォールさせた方が喰いやすいことがあります。
そんな時にはスライドしやすいスロー系のジグと組み合わせ、スローピッチ風な釣り方を展開。
こちらの写真は指5本クラスのヒットシーンです。
タチウオジギング専用ロッドより硬いものの、フリーフォール中も穂先にウエイトは乗っているので、フォール中の喰い上げバイトも掛けられます。
もちろん、ワンピッチジャークの上げの釣りも可能です。
ジギングの他にも
ジギング以外では、タコ釣りや東京湾のLTアジ(カゴ天秤)なんかも楽しめます。
もちろん専用竿には及びませんが、自分と家族の食欲を満たす程度の釣りは可能ですよ!
たまに「タイラバに使える?」と聞かれることがありますが、さすがにタイラバは厳しいです。
150〜200gを使うディープタイラバは経験がないのでわかりませんが、60〜80gがメインのタイラバには硬すぎます。
初めの1本にもおすすめです!
特別に感度が優れているとか、この竿じゃないとダメな状況があるってわけではありませんが、使い勝手の良いオーソドックスなライトジギングロッドです。
ベイエリアで青物・タチウオのライトジギングを楽しみたいという方なら、買って損はないと思います。
これからジギングを始める方にもおすすめです!