グラップラー300HGをじっくりインプレ!「なんだ、ただのコスパ最強ジギングリールか」

2019/06/04 更新

シマノから発売されているジギングリール「グラップラー300HG」。ロープロタイプのリールながら、強い巻き上げ力と高い剛性が魅力です。今回は、そんなグラップラー300HGをじっくりとインプレします。


アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

“安くて使える”ジギングリールがなかった!

グラップラー300HGの画像
こんにちは、編集部しみけんです。

オフショアの釣りを楽しむにあたって、ネックになるのが費用ですよね。タックルの面でいうと、リールはとくに高額……。

安くて高性能なリールがあればいいのですが、オフショア用リールは岸釣りのそれと比べて、「安かろう悪かろう」の傾向が非常に強かったのです。

ジギングの画像
安いリールで青物なんて釣ろうものならストレス溜まりまくり……。
ロープロタイプの低価格帯のリールを数台使用しましたが、巻けない・ボディが捻じれる・壊れると、満足にオフショアを楽しめるリールはありませんでした。

そのため、快適に釣りを楽しもうと思ったら、高額な金属製の丸型リールしか選択肢がなかったのです。

グラップラー300HGという“品切れ続出リール”

グラップラー300HGの画像
パッと見はバス用リールみたいだぞ。
2017年、そんなオフショアシーンにシマノから「グラップラー300HG」というリールが送り込まれました。

スペックをみると、金属ボディにマイクロモジュールギアが搭載されており、“これまでとは違う感”が漂っています。

グラップラー300HGの画像
筆者が購入したのは、左ハンドルの301HG。
釣具屋時代の同僚に評判を聞いてみたところ、「グラップラーはめっちゃ優秀!」とのこと。発売時には品切れが続出したらしく、発売から2年たった今でもコンスタントに売れ続けているようです。

そんなわけで購入してみたところ、これが評判通りの素晴らしさだったわけで、感じたままにインプレしたいと思います!


軽くて操作性が◎

グラップラー300HGの画像
かなりコンパクトに抑えられたサイドプレート。
まず、グラップラー300HGのすばらしい点が、丸型ではなく“金属製のロープロ型”であることです。すなわち、頑丈なのに軽くてコンパクト。

オシアコンクエスト300HGよりも20グラム軽い、325グラムの自重を実現しています。コンパクトなボディと合わさり、持った時の軽快さは自重以上。

グラップラー300HGの画像
ファイト中もがっちり握り込める。
いままで丸型が手に収まりにくかった手の小さな方や女性、子どもでも扱いやすいでしょう。

軽いライトジギングロッドやタチウオジギングロッド、タイラバロッドとの相性は抜群です!

巻き上げトルクが半端ない!

グラップラー300HGの画像
ステラやオシアコンクエスト、オシアジガーで高い評価を得たマイクロモジュールギア。
従来のロープロ型リールは、大きな魚がヒットしたり、仕掛けが重たくなると、巻き上げが非常に辛かったのです。

しかし、グラップラー300HGは金属ボディとマイクロモジュールギアの恩恵からか、丸型リールに匹敵するような巻き上げトルクを実現しています。

グラップラー300HGの画像
過去のリールを知っていただけに、巻き上げトルクには感動!
そのため、潮が速い状況で200グラムのジグを楽にシャクることもできますし、水深100メートルからドラゴン級のタチウオを楽に浮かせられました。

まだ青物では試していませんが、ワラサ(メジロ)クラスの青物なら全然問題ないでしょう。

巻き心地も素っ晴らしい……

グラップラー300HGの画像
ハンドルはオーソドックスな、シングル+ラウンドノブの仕様。
これもマイクロモジュールギアの賜物なのか、巻き心地も「素晴らしい」の一言。大きな負荷が掛かってもゴロゴロ感は一切なく、ヌメヌメとした巻き感です。

樹脂ボディのベイトリールやカウンターリールもたくさん使いましたが、巻き心地はロープロリールの中でトップクラス!

タイラバの画像
ジギングに巻き心地のよさは不要かもしれませんが、タイラバでは威力を発揮するでしょう。

ラインナップはシングルハンドルだけですが、ダブルハンドルに換装したらタイラバも快適に楽しめるはずです。


キャストもできるヨ

グラップラー300HGの画像
バス釣り歴が長い人は見覚えがあるのでは?最新のインフィニティではなく、オリジナルのSVS。
グラップラー300HGにはSVSという遠心ブレーキシステムが搭載されています。要するに、キャスティングができるのです。

筆者は潮が緩くなったときにジグをキャストして、斜め引きを多用します。その時に一番怖いのが、バックラッシュ。

グラップラー300HGの画像
オマツリを避けたり、同船者とコースを変えられたりと、ジグをキャストするメリットは大きい。
しかし、SVSのブレーキでバックラッシュはなく、臆することなくキャストすることができます。

どうやら、ダブルハンドルに交換してバスやシーバスに流用しているアングラーもいるらしく、グラップラー300HGの汎用性の高さを伺えます。
※シングルハンドルでのフルキャストは“クラッチ戻り”のリスクがあるため、おすすめしません。

カウンターがあればな~

グラップラー300HGの画像
ラインのカラーで水深を把握するのは正直メンドクサイ。
なにか弱点を書いてやろうと思ったのですが、正直、コレといった弱点は見当たりません。(もちろん、剛性や巻き上げ力はオシアコンクエストが勝りますが……)

ひとつシマノ社に要望したいのは、「グラップラー300HGにカウンターを乗せてほしい」ということ。

電動リールのディスプレイ。カウンター機能で水深が一目瞭然。
エサ釣り上がりの筆者は、ラインのカラーよりもディスプレイでタナを把握したいので、この巻き上げ力と剛性感、コスパを維持したままカウンターを付けてほしい……。

これは鬼コスパですよ(お世辞抜き)

グラップラー300HGの画像
「コスパがいいジギングリールをほしい」と言われたら、胸を張っておすすめできるのがグラップラー300HGです。

使ってみると、釣具店で品切れが続出した意味がよく分かりました。この価格とスペックは、“新時代のジギングリール”と言っても過言はないレベルです。

ビギナーからベテランの方まで、ぜひ手に取られてはいかがでしょうか!

ITEM
シマノ グラップラー 300HG(右ハンドル)
ITEM
シマノ グラップラー 301HG(左ハンドル)

文・撮影:TSURI HACK編集部

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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

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