エギのチューニング

楽しい&釣れる!釣果に繋がるエギのチューニングを5種類紹介します

ひとつひとつが高価なエギは、いろんな種類を揃えるとかなりの出費になってしまいますよね。そこで今回は、お金を掛けずに釣果を伸ばせる“効果的なエギのチューニング”を5種類紹介します!

目次

アイキャッチ画像提供:ちゃったTV なおと

エギを弄ろう!

エギのチューニング

一見どれも同じように見えるエギですが、「深いところ攻めたいな〜」「浅場を攻略したいな〜」「根掛かりを減らしたいな〜」なんてことを考え出すといくつあっても足りません。

そして、1つ1つが高価なので、いろんなものを買い集めてしまうとかなりの出費になってしまいます。

ところが、エギをチューニングすれば、あまりお金を掛けなくても様々な状況に対応できるようになるんです!

なおと
数あるチューニングの中から、釣果に直結するおすすめチューンを紹介します!

その1. アワビシートを貼る

アワビシートを貼る

エギチューニングの代名詞ともいえるアワビシート貼り。

アワビシートは水中で光を反射するため、アピール力をプラスできます。

日差しが強い日の日中にはとくにおすすめです。

なおと
かなりの確率で、アワビシートを目掛けて抱いてくることがあります!

シートの貼り方

アワビシートを貼ったエギ

まず大切なのは、エギが乾いている状態で貼り付けること。濡れているとすぐに剥がれてくるので、エギを投げる前に貼りましょう。

台紙から剥がして好きな場所に貼る付けるだけなのでとっても簡単!

アワビシートの貼り方

アワビシートを貼り付ける場所は、筆者の場合少しコダワリがあります。

オススメの場所はエギ後方の背中側、もしくは後方のお腹側です。

なおと
イカは後ろから追いかけてくることが非常に多いので、後方寄りに貼り付けます!

あわび本舗 アワビシート エギ専用

その2. シンカーを削る

エギのシンカーを削る

シンカーを削ることでフォールスピードが遅くなり、浅場を釣りやすくなります。

一見難しそうですが、カッターナイフと紙やすりがあればできる簡単なチューニングです。

カッターを使うため、できるだけ自宅で行うようにしましょう!

シンカーの削り方

エギのシンカーの削り方

この作業で大切なのは、シンカー本来の形状を崩さずに、縮尺させるイメージで削ること!

また、カッターの刃が滑ってボディの布を切らないように、マスキングテープでボディを養生しておくと安心です。

エギのシンカーを削る作業

カッターである程度削ったら、ヤスリで磨いて形を整えます。

カッターで削っただけだと表面が凸凹しているので、凸凹が無くなるまで綺麗に磨きましょう。

左右のバランスを見ながら、しっかり左右対称の形になるように整形してください。

シンカーを削ったエギ

これで完成です!

本来の形を変えることなく削れれば、オリジナルのアクションを維持したままフォールスピードを遅くできますよ。

なおと
シンカーの頭側だけフラットに削ると水の抵抗が大きくなり、潮を感じやすくなります。慣れてきたら試してみてくださいね!

その3. シンカーを足す

ウエイトアップしたエギ

エギのウエイトアップといえば、頭に後付けシンカーを装着したり、糸オモリを巻き付けたりするのが一般的だと思います。

しかし、これらの方法だとエギの動きが悪くなってしまうんです。

ここでは、エギの動きを損なわないウエイトアップチューンを紹介します。

なおと
削るのに比べて少し難しいですが、ぜひ挑戦してみましょう!

シンカーの足し方

鉛シール

まず、シートタイプのチューニングシンカーを用意しましょう。

厚さ0.5mmのシンカーであれば、おおよそ3g前後のウエイトをプラスすることが可能です。

鉛シートをエギにはる

まずは、エギのシンカーより一回り大きいサイズにチューニングシンカーをカットします。

鉛シートをカット

カットしたシンカーをエギのシンカーに貼り付けます。

エギのシンカーに密着させるようなイメージで、指でグイグイ押しながら形を整えてください。

ある程度フィットした状態になったら、シンカーからはみ出しているチューニングシンカーの余分な部分をハサミかカッターで落とします。

片方が終わったら反対側も同じように行いましょう。

鉛シートを成形

そのままではエギのシンカーとチューニングシンカーの段差が凄いので、段差が無くなるまで紙ヤスリで削っていきます。紙ヤスリは400番程度を選んでください。

段差が無くなるまで削ればOKです。

鉛シートを固定

削り終えたらチューニングシンカーを一度剥がしましょう。

剥がしたら、本体のシンカー側に瞬間接着剤を垂らします。真ん中と周りがしっかりくっつくように垂らしてください。

ウエイトアップチューン

そしてシンカーを貼り直し、指で30秒ほどグッと押さえましょう。

最後に再度紙ヤスリで細部を整えたら完成です!

なおと
ウエイトは剥がせば、また元の状態に戻して使えますよ!

その4. カンナを折る

カンナを折ったエギで釣ったイカ

カンナを折ることで、根掛りが少なくなり、ウィードが濃いエリアも攻略しやすくなります。

折るのはとても簡単なので、ぜひ試してみてください。

なおと
少しだけフッキング率は落ちますが、今まで躊躇していたポイントを攻められます!

カンナの折り方

プライヤーでカンナの下半分をすべて折りましょう。

プライヤーでハリを掴み、グイグイ曲げればポロッと折れます。

なおと
折ったあとのハリは危険なので、ガムテープ等にくるんで適切に廃棄しましょう!

その5. カラーチェンジ

エギの塗装

カラーに少しアクセントを加えるのもおすすめです。

効果の程度はわかりませんが、チューニング自体が楽しいので釣りに行けない時に試してみてください。

塗り方

マジックでエギを塗装

油性ペンでエギにお絵描きをするだけです。

イワシみたいにドットを加えても良いですし、エビっぽい線を入れてみるのも良いでしょう。

なおと
お子さんと一緒にやっても素敵な時間が送れそうですね!

自分なりのチューニングを

エギング

エギのチューニングは一見メンドくさそうですが、やってみると意外に楽しいものです。

既製品をいじることに抵抗があるかもしれませんが、まずはあまり使わないエギ等で試してみてください。

釣りに行けない日や雨の日なんかに、自分だけのオリジナルエギを作りましょう!

画像提供:ちゃったTV なおと

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