津久井湖バスフィッシングを解説!
こんにちは、ikahimeです。
本日は私がよく訪れるフィールド、津久井湖についてその魅力をお伝えしていきます。ボート屋さんやポイント、さらにおすすめルアーまで一挙にご紹介。
この記事を読んだらきっと、津久井湖に行きたくなりますよ!
津久井湖の特徴
都心からも近いリザーバー
津久井湖は神奈川県相模原市に位置するリザーバー(ダム湖)です。
上流には相模湖がありますね。ひと昔前までは「釣れない湖」というイメージが強いレイクでしたが、近年では個体数が増えたのかハイシーズンなら好釣果に恵まれることも多い状況です。
ダム湖なので、基本的には垂直岩盤に囲まれたドン深の地形。ボートフィッシングが広く回れるのでおすすめです。
オカッパリはどちらかと言えばやりにくいですが、減水時などには足場が出現するため広範囲で楽しむこともできます。
子バスの数釣りが楽しめる
昨シーズンはとにかくバスの数が多く、子バス(20〜30cmクラス)の数釣りが楽しめる状況でした。
「昔より釣れない」フィールドが大多数の中、「昔より釣れる!」という釣り場はとても貴重ですよね。
今年はどうなるか分かりませんが、突然バスの個体数が大幅に減少することも考えにくいので、また楽しめるのではないか?と考えています。
一例として橋脚に付く大量のバス。しかも粒ぞろいのサイズなんです。見ているだけでワクワクしませんか? こんな光景が見られるフィールド、そんなに多くないですよね。
津久井湖のレンタルボート店
津久井湖にはボート屋さんが4件営業しています。それぞれ特徴をご紹介していきますね。
津久井観光
■津久井観光
住所:神奈川県相模原市緑区三井58
電話:090-4751-4706
営業時間:夏6:00~17:00
冬6:30~16:30
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円
HP:http://tsukuikankou.com/
湖のちょうど真ん中あたりに位置する津久井観光は、駐車場や桟橋の広さは津久井湖で一番。スタッフの金井俊介氏はO.S.Pプロスタッフでガイドサービスも運営。
ボートを借りる際に、ここ数日の釣果などを聞くと丁寧に教えてくれます。
ボートの種類は14ft、12ft、免許不要艇、アルミボートなど多彩なボートを借りれます。
津久井湖に初めて行く!という場合は津久井観光さんが親切でおすすめです。
中村ボート
■中村ボート
住所:神奈川県相模原市緑区太井821
電話:090-3222-8413
レンタルボート料金:1日1人乗り 2500円
下流域に位置する中村ボートです。個性派な店主「ヤッさん」が楽しいお話を聞かせてくれます。
桟橋や受付など設備は簡素ですが、料金が安く(ローボート1日2,500円)、桟橋直付けで荷物を降ろせるので利便性が高いのが利点。
※ボートの種類はローボートのみとなります。
ボート屋さん周りの浮漁礁が絶好のポイントで、ここだけでかなり美味しい思いをすることができるのも嬉しいですね。
沼本ボート
■沼本ボート
住所:神奈川県相模原市緑区寸沢嵐390
電話:042-685-0347
営業時間:夏6:00~17:00
冬7:00~16:30
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円
※営業時間は季節により変動。
HP:http://numamotoboat.main.jp/
もっとも上流域に位置するのが沼本ボート。ローボートの保有数が多いボート屋さんです。(50艇以上)
そのため基本的には予約は必要なく、ふらっと訪れて気軽に借りれるのが利点。ただし14ftボートや免許不要艇はありません。
バックウォーター(道志川)を朝一攻めたい場合ならココ。沼本ワンドは水深が浅く、渇水すると営業していないこともあるので確認が必要です。
矢口釣具店
■矢口釣具店
住所:神奈川県相模原市緑区太井610-7
電話:042-784-0251
営業時間:6:00~20:00(店舗営業時間) 月曜定休
レンタルボート料金:1日1人乗り 3000円
HP:http://yaguchitsurigu.com/
津久井湖湖畔に店舗を構える「矢口釣具店」でもレンタルボートの営業をしています。お店からボート桟橋まで高低差があるのですが、軽トラックでボート用品を運搬してくれる、とのこと。
矢口釣具店は、古くからをアメリカンルアーを輸入する“アメルアの祖”としても有名。
津久井湖で釣りをした際は、お店のほうにもぜひ行ってみてください。量販店と一味違う、独自の品揃えがめちゃくちゃ楽しい釣り具屋さんです。
津久井湖ポイントマップ(上流域)
道志川(バックウォーター)
バックウォーター、道志川が流れ込むポイント。夏場はデカバスのストック量が半端ないエリアで、悠々と泳ぐゴーマルクラスを多数確認することができます。
ただしクリアアップしてることと、オカッパリからのフィッシングプレッシャーが影響しているせいか、極めて難しい個体ばかりです。
名手橋周辺
津久井観光方面から上流方面に向かうと、最初の大きな曲がり角をすぎたところにあるのが名手橋(なでばし)です。(写真は下流側から撮影)
周辺にいくつかサンドバーが存在し、フィーディングポイントになっています。
また橋下の岩盤も狙い目。テーブル状になっているためミドルダイバーのクランクベイトをゴリゴリと岩盤に当てながら巻くのが私の定番の攻め方です。
津久井湖ポイントマップ(中流域)
大沢ワンド
津久井観光の対岸にある大沢ワンドは津久井湖でもっともメジャーかつ、釣果も実績のあるポイントです。美味しいポイントが目白押し。
- ・ワンド外側の係留ブイ
- ・岬周辺の地形変化
- ・台風の時にできた大規模なレイダウン
- ・最奥は小規模な流入河川
いずれもバスがついていますのでしっかりチェックしましょう。
4番
岬の名前がそのままポイント名になっている、通称「4番」。通年バスをストックしている岬です。
下流側はフラット、上流側はディープになっていて複雑な地形となっており、バスが好みやすい地形です。
津久井湖ポイントマップ(下流域)
三井大橋の橋脚
三井大橋(みいおおはし)の橋脚は絶対にチェックしたいポイント。マクロな視点から見ると、津久井湖本湖のエリアは三井大橋を境に上流と下流に分けることができます。(橋がかかっているところは地形として狭まっているため)
エサを求めて上流と下流を行き来するバスは、必ずこの三井大橋の橋脚付近を経由します。そのため魚が濃いのでしょう。
ピンポイントの橋脚だけでなく、その周辺の一見何もないようなオープンウォーターにふらっとデカバスが泳いでいることもあります。
もちろん橋脚自体にジッとサスペンドしているような、居着き系も狙うのもいいでしょう。
馬渡ワンド
馬渡ワンドは、その名の通り入り口の岬が「馬の背」になっており、その地形変化を探るのがおすすめ。写真はワンド内から撮影しています。ちょうどボートアングラーが写っている岬が馬の背。
巻物で岬の中層を通しても良いですし、ラバージグやテキサスなどを落とし込んでも狙えます。
必ずバスとリンクしている訳ではないですが、ベイトフィッシュが多く入ってくるポイントでもあります。
津久井湖のおすすめルアー
シャッドテールワーム
まずは1匹釣りたいならこれ。OSP HPシャッドテールの2インチです。もちろんいろんなフィールドで釣れるルアーなのですが、特にワカサギレイクである津久井湖では効果的ですね。
ビッグベイト
DRT タイニークラッシュやdeps タイニーブルシューターなどのビッグベイトが好釣果をもたらしてくれることがあります。
どちらかといえばS字系よりも、短い距離でタイトな首振りアクションをしてくれるビッグベイトがおすすめですね。
ラバージグ
垂直岩盤が多いのも津久井湖の特徴。ラバージグで丁寧にアプローチすると良い思いをすることができます。OSPのゼロスリーハンツや、ティムコ ベイトフィネスジグが定番ですね。
ミラリグ
ミラージュスティックのミラリグもデコ率を大幅に下げてくれました。ダウンショットやストレートワームを見飽きたバスに、新鮮な中層のアプローチをすることが可能です。
「釣れる津久井湖」でバス釣りを楽しもう!
以上、神奈川県相模原市に位置するリザーバー、津久井湖についてでした。「釣れないフィールド」から「釣れるフィールド」に成長している津久井湖。
もちろん簡単な日ばかりではないのですが、良い状況に当たれば素晴らしい釣果をもたらしてくれます。
「まだ行ったことないなぁ」という方は、今シーズンぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
復刻されたT.Dハイパークランクを投げてみました?
モグリなのでオリジナルは使ったことが無いですが…
ギュンと潜って、タフなチタンリップも良い感じ‼️
[復刻]DAIWA T.D.ハイパークランク1066Ti インプレ。そそるチタンリップ。 https://t.co/XtDlno2rLx @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) April 16, 2020
関連記事