ピシファンのベイトリール【1年間使い込み】その性能はお値段以上?スプールの重量や飛距離をインプレします。

2021/02/11 更新

ピシファンのベイトリールを1年間使い込みインプレ。Amazonで何かと目を引くブランド「ピシファン」。本体重量やスプール重量、ベイトフィネスとして使用した時の飛距離ついても、あらためて計測してみました。


謎多き激安メーカー『Piscifun』(ピシファン)

ピシファン ベイトリール
人々があまり手を出さない釣具を買いたくて仕方がない、TSURI HACKライター小林です。

今回の記事では、約一年前ぐらいに購入した謎の激安釣具メーカー、『Piscfun』(ピシファン)のベイトリールを使用してきた感想を書いてみたいと思います。

思えば、Amazonで「何か面白いものは無いか?」と探している時に見つけたこのリール。丁度手頃なベイトリールを探していたので、即購入したのを覚えています。

「価格が抑えられたリールがどれぐらい使えるものなのか?」

「謎の激安メーカーのリールってどうなの?」

小林
そんな風に気になっている方も多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

Piscfun(ピシファン)とは?

ピシファン ベイトリール
出典:Amazon
ピシファンは主にAmazonで購入ができる激安釣具メーカー。

リールの他にもフィッシングツール、ウエーダー、防水バッグなども製造販売しているメーカーのようで、販売業者を調べてみると中国のようでした。

ピシファンのウェブサイトの“About Us”を見てみると、設立はベンとピーターとなっていますが、それ以外の詳細は謎です(笑)

顔の見えないウェブサイト……そのため少し不安を感じてしまうのは致し方ないでしょう。

小林
2017年からAmazonジャパンに進出しているようなので、サポート等はAmazonジャパンのメーカー直営店を尋ねるといいかもしれませんね。


▼編集部Oのピシファンスピニングリールのインプレはこちら。


購入機種『 Torrent』のスペック

ピシファン ベイトリール
ボクが購入して使っているベイトリールは『Torrent』というモデル。ピシファンのベイトリールの中でも一番安いモデルです。

約4,500円で購入できてしまうため、「本当に使えるのか?」という一抹の不安があったものの、万が一使えなくても、安いし良いかと軽い気持ちで購入しました。

ITEM
ピシファン Torrent
重量:227g
ギア比:7.1:1
ドラグ力:8.1kg


 

ピシファン ベイトリール
手返し良く釣りをしたかったため、ギア比は7.1:1の右巻きモデルをチョイス。他には5.3:1のローギアモデルもあります。

ハンドルの巻き心地は、低価格ながら軽やかな印象。特別良いとも言えませんが、決して悪くもありません。

ピシファン ベイトリール ハンドル
ハンドルノブは綺麗にカッティングされた硬めのスポンジ(EVA)のような素材。これがなかなか良い。

メーカーによっては使用年数とともに、ベタベタするハンドルノブもありますね。そうしたメーカーの物は使わないようにしていますが、この手の素材なら長いこと使えそうです。

ピシファン ベイトリール ハンドル
Torrentのカラーリングは黒を基調に、赤のスレッドが目を引きます。

リールによってはマットブラックを採用していたり、時代の流れを反映したようなデザインも。そんなところから、メーカーのこだわりを感じることもできます。

ピシファン ベイトリール ブレーキ
マグネットブレーキは10段階。メーカーによると6ぐらいが推奨のようです。実際投げてみると、4ぐらいからバックラッシュが起きにくくなるので、4〜6ぐらいで使うことが多いです。

スプールがチェンジできる

ピシファン ベイトリール スプール
また、初めからシャロースプールが付属されていたのも、このリールを購入しようと思った大きな理由です。これなら目的に応じて、ベイトフィネス機としても使うことができます。

もともとノーマルスプールが組み込まれた単品販売、また、シャロースプール単体だけでも販売しているので、必要になったら購入してみるのもおすすめですね。

スプール 
ちなみにこちらはノーマルスプール。いわゆるオーソドックスでバーサタイルなスプールです。

購入して以来、ベイトフィネス専用機と化しているので、あまり活躍の場はありません。PE2号で100mは余裕で巻けるため、バス釣りにも海釣りにも様々な釣りに使うことが可能です。

スプール
こちらがシャロースプール。PE0.4号を巻いて、主に渓流釣り、バス釣り、ライトな海釣りに使っています。

ピシファン スプール
シャロースプールの重さを測ってみましょう。糸を巻いた状態ではありますが……16gですね。

カタログスペックは14gと書いてあったので、近からず遠からず、許容範囲といえる重量でしょう。

重量
本体はシャロースプールをつけて糸を巻いた状態で225g。

普段あまりリールの重さを気にしたコトがありませんが、特別重いようには感じず、むしろ、合わせるロッドのよっては「軽いな」と感じているほどです。

ピシファン『Torrent』の飛距離チェック

ピシファン
では、シャロースプールを付けて飛距離のチェックです。

実際どれぐらい飛んでいるのか? 自分でも確かな数字は図ったことがないので、ちょっとワクワクです。

合わせるロッドは鱒レンジャーベイト

鱒レンジャー
ちなみに、いつも「鱒レンジャー・ベイト」にこのピシファンを組み合わせています。渓流にバスに海釣りと、この一本で大活躍中です。

ITEM
グレート鱒レンジャー ベイト
全長:4フィート(120cm)


 

鱒レンジャー
鱒レンジャーの特徴は、この曲がりとダルさ。軽く引っ張っただけで、U字に綺麗にベンドします。

超ウルトラライトで、“ぺにょぺにょ”なロッド。ベイトフィネスの巻物用としては最適? なロッドなのです。

▼愛してやまない、「鱒レンジャー」の記事はこちら。


5gのシンキングミノー(結果:23m)

シンキングミノー
渓流や漁港でのシーバスゲームによく使う、約5gのシンキングミノー。

ピシファン キャスティング
シュパッと飛ばしてこちらは23m。

ある程度重量もあるので、流石によく飛びます。激安ベイトリールでこれだけ飛ばすことができれば、十分ではないでしょうか。

メジャー
因みに5.5mのメジャーを使って地道に図っています(笑)

3gのスピナー(結果:21m)

3gのスピナー
次は3gのスピナー。渓流釣りには必須のこの手のルアー。昨年はこのルアーでどれだけ釣ったことか。

飛距離はやや落ちて21m。それでも十分飛んでいます。

3gのダート系ジグヘッド+1.5インチワーム(結果:22m)

3gのダート系ジグヘッド
次は3gのダート系ワームに1.5インチワーム。

このセッティングで、昨年はかるく200匹はメッキを上げるほど、溺愛しています。

こちらの飛距離は22m。重量からすれば、十分飛んでいると言えます。

1.2gのジグヘッド+2インチワーム(結果:10m)

1.2gのジグヘッド
そして最後に1.2gのジグヘッドに2インチワーム。

10mぐらいはなんとか飛ばせますが、ここまで軽くすると流石にキャストしづらいですね。

シャロースプールだからと言っても、この激安ベイトリールではやや無理があるかもしれません。ここまでくると、もはやスピニングの領域でしょうか。

小林
できればこのセッティングでメバルやアジが釣れたら楽しいだろうな〜と思ったのですが、キャストができないためすぐに使うの止めました。

おまけに

ジグ
おまけとして10gのメタルジグだとどうか。マグネットブレーキを強めにかけてやれば、問題なく30mぐらいは飛ばせますね。

しかしこの手のルアーを使うのであれば、潔くノーマルスプールに切り替えるのが良いでしょう。

シリコンスプレーで飛距離アップ

シリコンスプレー
また、飛距離を伸ばすために、いつも釣りに行く前にはKUREの「シリコンスプレー」をPEに吹き付けるようにしています。

『PEにシュッ!』などの専用のアイテムがありますが、安価で経済的なこちらを使うようにしています。

ITEM
クレ シリコンスプレー
内容量:420ml

実釣ギャラリー

ピシファン 釣果
今まで『ピシファンリール+鱒レンジャー』のベイトフィネススタイルで釣り上げてきた魚たち数知れず。

ピシファン ベイトリール
MAX45cmぐらいまでのバスは、このリールで問題なく釣っています。リール自体にパワーもあるため、これぐらいの魚であればかなり余裕です。

ただ、安いリールによくある、“ドラグ調整が細かく決まらない問題”に悩まされます。

小林
このピシファンも例外ではなく、ドラグの調整がうまく決まりません(笑)ラインを太くするか、クラッチを切って対応するなど、工夫が必要かもしれません。


ブルーギル 泳がせ
ブルーギルの泳がせでも良型をキャッチ。

アマゴ


昨年の渓流ではアマゴも相当数釣りました。

ベイトリールだと手返しがよくなるのと、アキュラシーも向上します。狙った場所にルアーを届けられるのは、渓流釣りにおいて非常にメリット。

カサゴ
海釣りでは3g以上のジグヘッドを虫エサととにもぶっ込んでカサゴも。

2g以下のジグヘッドは扱いにくいので、3gぐらいから。アジ、サバ、シーバス、カマスなどの漁港での釣りが楽しめます。

個人的評価は★★★★★で大満足

ピシファン
ということで、今回は約一年使ってきた激安メーカー『ピシファン』のベイトリールをご紹介してみました。

当時、約4,500円でAmazonにて購入できたことを考えれば、ベイトリールとしては大満足の星5つ。今年も渓流釣りを中心に大活躍してもらおうと思っています。

 
撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール

小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

ライター記事一覧はこちら

関連記事


紹介されたアイテム

ピシファン Torrent
グレート鱒レンジャー ベイト
クレ シリコンスプレー
サイトを見る
\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう
DAISUKE KOBAYASHI

愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。TSURI HACKではクリエイターならでは視点で皆様に情報をお届けします!

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!