バス釣りブロガーikahimeが選ぶ、推しメン3機種
バス釣りブログikahimeを3年半ほど運営し、色々なリールのインプレを書いてきました。
すでに充分な数のベイトリールが手元にあるのですが、インプレを書くために購入するほどリールが大好きです。
そんな私が購入したベイトリールの中で、「これは!」と思った機種を、シマノ・ダイワ編と2部構成でご紹介。まずはシマノリールからお届けします。
正直言って釣り歴はそれほど長くないため、「往年の名機」をご紹介することはできません。なので、近年のベイトリール3機種となりますが、ご了承ください。
’18 バンタム MGL
まずは真っ先に頭に浮かんだ、’18 バンタム MGLです。かなり愛すべきポイントの多い名機に仕上がっています。
コアソリッドボディがもたらす高い剛性感
鋳造アルミのコアソリッドボディは、他機種と比べて「塊感」を明確に感じられます。
他のリールは「ボディ+サイドプレート+レベルワインドプロテクト」という作りに対し、バンタムMGLは「全て一体成型」。
個人的には、ハイエンドモデルであるカルカッタコンクエストに比べても、なんら劣らない剛性感だと感じます。
高いパーミング性能
左)’16 メタニウムMGL 右)’18 バンタムMGL
めちゃくちゃコンパクトで、パーミングしやすいです。’16 メタニウム MGLとの比較。
これまで体験したことのなかった、「手のひらにすっぽり収まるガチガチの剛性機」です。
スプールを浅溝タイプにカスタム
唯一の弱点としては、純正スプールのラインキャパがやや多めな事。(150番サイズ。16lb-100m)
いわゆるバーサタイルな使い方をしますと、余ってしまうのです。そのためスプールをAvailの浅溝タイプ(16lb-75m)に交換しました。
ラインの総重量が減り、キャストフィールも向上します。
Avail Microcast Spool 18BTM58RI 溝深さ5.8mm
’19 SLX MGL
’19 SLX MGLのメリットは、何と言っても販売価格が安いという事。それでいて、中上級者が使っても不満が無いフィーリングを持っています。
32mm径スプールのフィーリング
特に32mm径の小さめスプールがもたらしてくれるキャストフィーリングは、上位機種キラーと呼べるもの。
かといって、ビッグベイトなど重量級のルアーを投げても違和感はありません。
入門機としてもサブ機としても
「高級リールと一緒に使っても違和感がない」。私がこのマシンの良さを伝えたい時に使うキラーフレーズです。
入門機で物足りなくなって、上級機に買い換える事が多かったのですが、’19 SLX MGLについてはそれが当てはまりません。ずっと使い続けられるエントリー機種ですね。
巻き心地は普通
唯一の弱点としては、巻き心地はあまり良くないという点です。
しかし実用レベルで問題になる程度ではないですし、上位機種と比べるとやや劣る程度です。
’19 アンタレス MGL
34mm径で身近になったアンタレス
34mm径という、他リールで多く採用されているスプール径を採用した’19 アンタレス MGL。(’12 アンタレスは37mm径)
それまでの遠投思考から、究極のバーサタイル性を持った新生アンタレスとして生まれ変わりました。従来の役割は’16 アンタレスDCが担うとして、バーサタイルなこのモデルの登場は歓迎すべきもの。
特に私のようなアンタレスシリーズに縁がなかったユーザにとっては、非常に喜ばしいことです。
とろけるキャストフィール
MGLスプールⅢによって、とにかく最上級のキャストフィールが味わえることが最大のメリット。
さらに、巻き心地もこの上ないもの。ギアの存在感が感じられ無いほどにスムーズで、リトリーブ中の違和感を感じ取りやすいですね。
ハードベイト向けリールの最高峰
優れたキャストフィール、巻き心地を実現していますが、ずっしりとした自重(220g)です。
そのため、ソフトベイトの釣り、特に撃つ釣りに関して言えば他の軽量リールが適しています。
ぜひハードベイトの釣りをしたいところですね。
3機種の使い分け
さて、ご紹介した3機種の使いわけです。
’18 バンタム MGL
ノーマルでしたらビッグベイト、マグナムクランクなどの高負荷な釣り。ラインキャパを減らしたフィネスバージョンでしたら、バーサタイルに。カスタムで多彩な適応を見せてくれます。
’19 SLX MGL
バーサタイルな釣り(プラグ、ワーミング)で活躍。
バンタムとやや被りますが、剛性が欲しい時はバンタム。また、’19SLX MGLの方が軽いので、ロッドとのバランスで決めます。軽やかなキャストフィールが活かせる、ライトテキサスなどの撃ちモノがベストマッチ。
’19 アンタレス MGL
キャストフィールと巻きのフィーリングを最大限活かせるハードベイト専用機として使います。スピナーベイト、クランクベイト、バイブレーションは一度使ったら戻れません。
用途に応じて選ぼう
以上、バス釣りブロガーikahimeが選ぶ、推しメン3機種(シマノ編)でした。
どの機種も、購入して後悔するようなことは無い名機です。
ただし向き不向きはありますので、使い方に応じてチョイスできると良いですね。
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
復刻されたT.Dハイパークランクを投げてみました?
モグリなのでオリジナルは使ったことが無いですが…
ギュンと潜って、タフなチタンリップも良い感じ‼️
[復刻]DAIWA T.D.ハイパークランク1066Ti インプレ。そそるチタンリップ。 https://t.co/XtDlno2rLx @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) April 16, 2020