大人気のショアジギング
メタルジグを用いたショアジギングは近年大人気の釣法ですよね!
堤防やサーフ、磯などさまざまな場所で楽しむことができ、狙える魚種も多彩でいろんな楽しみ方ができます。
ぼくもショアジギングが大好きで、青物が回遊してくる季節は足しげくサーフに通っています。
メタルジグは釣り人が動かすルアー
ショアジギングで使用するメタルジグというルアーは、釣り人の操作次第でいろんな動きを演出できる便利なルアーです。
しかし、それゆえに「どう動かしたら釣れるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、動画を交えながらメタルジグのアクションについて詳しく解説します!
マスターすべき5種類のアクション
ぼくがショアジギングで使うアクションは大きく分けて5つ。
基本的なアクションはもちろんのこと、応用を効かせたテクニカルなアクションまで使用しています。
アクションのコツや有効なタイミングなどを詳しく解説していきますね!
ワンピッチジャーク
もっとも基本となる動作が「ワンピッチジャーク」と呼ばれるアクションです。
ロッドを手前に引く動作と同時にハンドルを半周巻き、ロッドを元の位置に戻すと時にハンドルをもう半周巻きます。
これを流れるようにスムーズに行うのがワンピッチジャークです。
コツはロッドを戻す際にラインをたるませて糸フケを作ること。
糸フケを作ることでメタルジグがスライドと小さなフォールを繰り返し、魚に喰うタイミングを与えられます。
ジャカジャカ巻き
一見、素早くワンピッチジャークをしているように見えますが、実は少し違います。
もっとも大きな違いは糸フケを作らないこと。
こうすることでメタルジグは直線的な軌道を描きながら、時折イレギュラーなアクションを発生します。
ぼくがジャカジャカ巻きを多用するタイミングは、表層で青物が活発に小魚を捕食しているタイミング。
パニックを起こしながら逃げ惑う小魚をイメージしながらアクションさせています。
コンビネーションジャーク
人によってコンビネーションジャークの方法に違いがありますが、ぼくの場合はジャカジャカ巻きとワンピッチジャークの組み合わせです。
ジャカジャカ巻きで魚にジグを追わせ、ワンピッチジャークで食わせるイメージで使用します。
ハンドル5〜10回転くらいジャカジャカ巻きを行い、直後にワンピッチジャークを5回ほど入れます。
早い動きに反応するのになかなかフッキングに至らない場合、このコンビネーションジャークが効果的です。
追わせて食わせる狙いが決まった瞬間は最高に気持ちいいですよ!
リフト&フォール
糸フケがない状態からロッドを真上まで煽り、ロッドを下げながらリールのハンドルを巻きます。
リールのハンドルを巻く際、ジグの重さを感じながら巻けばテンションフォール、糸フケを作りながら巻けばフリーフォールでジグが沈んでいきます。
根魚やフラットフィッシュ、タチウオに有効なアクションですが、時には青物に効く場面もあります。
特に青物の活性が低くてジグを追いきれない状況では、リフト&フォールが一人勝ちなんてことも。
意外と幅広い魚に有効なアクションなので、覚えておいて損はないアクションです。
ただ巻き
ショアジギングで意外と忘れられがちなアクションがただ巻き。
もっとも疲れにくく、長時間でも釣り続けられるアクションです。
ただ巻きをする際におすすめなのが、動画のように時々ロッドを小さくあおること。
単調なただ巻きに小さな変化を与えることで、食わせの間を作り出す効果があります。
青物やフラットフィッシュ、タチウオに有効なアクションなので、ぜひ試してみてください!
多彩なアクションで攻略しよう!
メタルジグは釣り人のアクション次第で、いろんな動きを演出できるルアーです。
釣り場や状況に応じてアクションを使い分けることで、魚に巡り合う確率を上げることができます。
さまざまなアクションを駆使してショアジギングをより一層楽しんでくださいね!