一誠(issei) AKチャンク について
ポークリスペクトなチャンク系ワーム
村上晴彦氏率いる一誠からリリースされているAKチャンク。「ポークを超えるべく設計されたチャンク」で、赤松健氏監修のワームです。
チョイスしたカラーは「#12 活エビ」でノンソルト仕様が特徴。ポークとの比較や、アクションチェックをしましょう。
スペック
Name | AKチャンク |
---|---|
Length | 4in |
Weight | 約10g |
Color | 11色 |
Count | 5 |
Price | 968円(税抜) |
フックセッティング
推奨セッティングは、同社から販売されているAKラバージグや、マルチオフセット#2/0~4/0との組み合わせです。
手持ちのRYUGI インフィニ3/0サイズを合わせてみました。バルキーなボディなのでゲイプ幅の広いオフセットフックがマッチングしますね。
自重
自重は実測で塩入りが約15g、NS(ノンソルト)が約12.9グラム。NS(ノンソルト)仕様は大きめなシルエットの割に比重が軽いため、かなりのっそりと動きます。じっくりと見せたい時に良さそうですね。
AKチャンクの特徴
太く存在感のあるボディ
ボディは非常に太く存在感のあるものです。また、太いリブはよく水を掴んでくれますね。
マテリアル
マテリアルはモチモチとした弾力のあるもの。耐久性が高く身切れしにくいので、ヘビーカバーもガンガン攻められます。
極太肉厚テール
テールにはZ時状に切れ込みが入ることで、より自由度を増す構造をとっています。テロテロとしなやかに動き、ポーク特有の艶かしいアクションにも負けない仕上がりです。
6本の脚部
脚部は6本のパーツで構成。ピリピリとした微細なアクションを発生し、ポークには出せない動きをプラスしてくれます。また逆向きについているため移動距離を抑える役割もあります。
4インチだがボリューミー
4インチですが、ボディは太くテールも大きいので非常にボリューミーです。良型のみを狙い撃ちすることができますね。
コンパクトサイズのジグにもマッチするサイズ感
バルキーで強いワームなので、フルサイズのラバージグが似合います。ダイワのマルチジグSS1/2oz(写真左)と合わせてみました。
とはいえ、やや小さめのOSP ゼロスリーハンツ(写真右)に合わせても違和感のないマッチングです。
すり抜け重視ならテキサスリグも◎
ラバージグのトレーラーとしてだけでなく、テキサスリグやフリーリグでもイキイキとしたアクションを見せてくれます。
水中で大きく水を動かすため、カバーの中に入り込んだバスにも強くアピールしてくれるでしょう。
ポークとの比較
「ポークを超えるべく設計されたチャンク」ということで、手持ちのポーク(釣り吉ホルモン ピッグダディーJr、Hand Made Lure Brand SEED Twin Tail)と比較しました。
釣り吉ホルモン ピッグダディーJr
釣り吉ホルモンの「ピッグダディーJr」との比較。往年の名作、アンクルジョッシュ ビッグダディをモチーフとしたピッグダディーJrはテロッテロに柔らかいポークで、超ヌメヌメとした生命体アクションがウリ。
天然素材のマテリアルが持つ雰囲気はワーム素材ではなし得ないモノです。ただし動きの艶かしさはAKチャンクもまったく負けておりません。
ジグへセッティングした図。「ピッグダディー”Jr”」なのでややコンパクトにまとまります。
Hand Made Lure Brand SEED Twin Tail(シード ツインテール)
SEEDのTwinTail(シード ツインテール)との比較。SEEDのポークはやや硬めの仕上げで、レザーキーホルダーのようなフィニッシュが特徴。ワイルドな野性味溢れる風合いですね。
ジグをセッティングした図。一般的にポークワームをジグにセットする場合、先端部分にチョン掛けすることが多いです。そのため、全体のシルエットはサイズ以上に存在感が出ます。
AKチャンクもジグにセットすると、全長の半分以上を占める大きなテールのおかげでほぼ同様の存在感を出すことができます。
アクション動画
AKチャンクのアクション動画です。バタバタと良く暴れ、テールがバタバタと水を大きく“キック”しているのがおわかりいただけると思います。
ハードルアーでは反応しきれないような状況で、いわゆるジグストのように中層をスイミングさせてもおもしろいかもしれませんね。
AKチャンクでビッグバスをGETしよう
ポークの良さを継承しつつ、ワームならではのメリットも備えたAKチャンク。ポークを使ってみたいけどなんとなくハードルが高いな..…と思っているアングラーにぜひ試してみて欲しいワームに仕上がっています。
issei AKチャンク 4インチ
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
復刻されたT.Dハイパークランクを投げてみました?
モグリなのでオリジナルは使ったことが無いですが…
ギュンと潜って、タフなチタンリップも良い感じ‼️
[復刻]DAIWA T.D.ハイパークランク1066Ti インプレ。そそるチタンリップ。 https://t.co/XtDlno2rLx @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) April 16, 2020