ザリバイブとは

ザリバイブとはISSEI株式会社より発売されているザリガニ型のバイブレーション。タダ巻きでアピールするだけでなく、フォール時にラトルを鳴らしながらフォールする「シミ―フォール」で魚を誘うこともできます。
ラインナップは2種類あり、ザリバイブ67は全長67ミリ20グラム、ザリバイブJr.は57ミリ14グラムの2種類。今回はザリバイブの特徴や使い方を紹介していきます。
ザリバイブの特徴①:ルアー前方部
アングラーが集中力を切らさずに使用することができるように、引き重り感を重視した形状。また、複雑な形状が水をかき混ぜ、波動を生みだす役割も果たしています。
ザリバイブの特徴②:ラトルルームとラトル
内部には釣れる波動を生み出すラトルルームを設けています。ラトルにはガラス・スチール・真鍮の3種類を使用し、各部屋にそれぞれ配置。サウンドによるアピールでバスを探し出します。
ザリバイブの特徴③:拘りのディティール
別体式のクリアパーツを採用した目など、村上晴彦氏がデザインした拘りのディテールが細部にされています。
ザリバイブのフックサイズは?
基準となるフックサイズは、フロント#5、リア#6です。フックを交換する際に参考にしてください。
ザリバイブJr.(ジュニア)

ザリバイブJr.はザリバイブ67よりも1センチ小さくなったダウンサイジングモデル。サイズは57ミリで自重は14グラム。軽量な分使えるタックルの幅が広がります。
ザリバイブJr.のフックサイズは?
基準となるフックサイズは、フロント#6、リア#8です。フックを交換する際に参考にしてください。
ザリバイブ ズルビキ

ザリバイブのボトム攻略特化モデルが”ザリバイブ ズルビキ”。オリジナルのザリバイブとはウエイト設計が異なり、シミーフォールではなくスーッと落ちるナチュラルなフォーリングアクションでスレたバスにアピールします。ボトムに到達すると尻上がりで自立し、スローに巻いてもしっかりアクションするのが特徴です。
このボトムでの姿勢と、フロントのダブルフック、テールのフェザーフックの効果で根掛かりしずらく、ボトムでのスローリトリーブを快適に出来るセッティングになっています。オリジナルモデルと同じく、67ミリ、57ミリの2サイズ展開。水温が低下する時期や、魚がボトムを意識している時に使い分けたいモデルです。
ザリバイブの使い方

ザリバイブの使い方についてご紹介します。サーチベイトとして使用できるのはもちろんのこと、様々なアクションに対応できる懐の深さも魅力です。状況に合わせた使い分けをしましょう。
基本はタダ巻き

ザリバイブの基本的な使い方「タダ巻き」。バイブレーションの王道的な使い方です。広範囲を探るため、キャスト&リトリーブを繰り返しましょう。障害物の少ないエリアで効率よくバスの反応を探ることができます。
シミーフォールでリアクションバイトを誘発

活性が下がった時や、タダ巻きでの反応が鈍い場合はリフトアンドフォールが効くこともあります。フォール時のイレギュラーなアクションで、リアクションバイトを誘うことができます。
ザリバイブのタックル

遠投をしてこそ、生きてくるのがザリバイブの性能。バイブレーションを快適に使用できるタックルを選んでいただくのがオススメです。今回は開発者でもある、村上晴彦氏が実際に使っているタックルをご紹介します。道具を選ぶ際の参考にしてみてください。
ダイワ ハートランド 8112HRB-AGS15
ザリバイブでバスを誘惑!

ザリバイブは揺らめいてフォールするだけでなく、ラトル音がストラクチャーに潜んでいるバスを誘い出します。ザリガニ型の形状が複雑な波動を生みだし、力強いウォブリングアクションを演出します。
サーチベイトとして使用するだけでなく、ここぞというスポットでスレバスに口を使わせることもできます。

