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ギルフラットがギル過ぎてヤバイ!縦泳ぎ対応のギル型ワーム|一誠 issei

一誠のギルイミテートワーム「ギルフラット」を検証インプレ。リギルフラットの特徴やセッティング方法。適したタックルなどを考察してみたいと思います!

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目次

ギルフラットを検証

村上晴彦氏の手によって生まれたissei (一誠)のギルフラット。

ギル型ワームでは珍しい「縦泳ぎに対応」し、注目を集める本製品を検証です!

ギルフラットのスペック

全長:110ミリ
自重:20グラム

ギルフラットを使って感じた魅力

縦泳ぎとリアルフォルム

ギルフラットは、ギル型ワームでは珍しい縦泳ぎに対応しています。

ギル型ワームといえば、一大ブームが記憶に新しい「デプスのブルフラット」を思い出しますが、あの釣れ釣れのブルフラットでさえ横泳ぎです。(※横泳ぎが効く説もありますが笑)

ただ、ギルの本来の遊泳姿勢(縦泳ぎ)を、ワームマテリアルで再現しているという時点で、釣れそうなオーラがプンプンです!

マンゴーカットで艶かしい動き

ギルフラットはそのリアルな泳ぎも魅力的。マンゴーのように細かく切り込んであるボディーが水絡みを良くし、艶かしい泳ぎを実現しているのだとか。

上から見ても、ギル感は失われておらずイイ感じ。

軸(骨)となる部分は薄くして、ボディーがよく曲がるようになっているのですが、マンゴーカットのおかげで、ボリュームのある自然なシルエットになっています。


ギルフラットが、バランス良く泳ぐのは、おそらくこの短い羽のようなパーツが影響しているのかもしれません。


テールにも飛行機の水平尾翼のようなパーツが付いており、この二つのパーツのおかげで、クネクネと身をよじらせながら泳いでも、横倒れすることなく安定して泳ぐのではないでしょうか。

スナッグレス性◎

写真でもお分かりいただけるよう、羽は安定した泳ぎのためだけでなく、フックポイントを隠すガードの役目もあります。

様々なカバーにギルフラットを使って見ましたが、スナッグレス性はかなり上々

基本的には、ギルもカバーを中心に生息していることが多いので、カバー周りでストレスなく使えるのは大きなアドバンテージとなりますよね。

綺麗に縦泳ぎさせるセッティング

ギルフラットはオフセットフックを横向きにつけるため、普通にフックをセットしただけでは、フックの重さで横倒れしてしまいます。

そのため、以下のようなセッティングが必要になってきます。

用意するもの

・オフセットフック#4/0(おすすめはマルチオフセットフック)

・ネイルシンカー(0.3g or 0.45g)

・フロート(ギルフラットのパッケージに同封されています)

・スナップ(より艶かしく泳がせる為)

▼オフセットフック


公式の推奨である「マルチオフセットフック#4/0」が最適かなと感じました。

フックの収まり具合やゲイブの深さ具合がギルフラットにぴったりな感じ。


このフックは縦カンで、スナップを使うことにより、艶かしい泳ぎを妨げないようになっていました。

▼ネイルシンカー


ギルフラットは遊泳姿勢のバランスを保つためにネイルシンカーを使います。

公式では0.3か0.45グラムを推奨しています。

縦の位置は写真を参考にし、横の位置は「真ん中よりややフックの反対側へ」セットしてください。

(だいたいの位置で、そこまでシビアになる必要はないのでご安心ください)

ネイルシンカーを半分ほどセットして、試し泳ぎさせてみて問題なければ完全にセットするのが良いです。


バランスウエイトだけでも十分にきれいに泳ぐのですが、目標レンジに早く到達させてテンポよく巻いていきたい時は、真ん中に追加でネイルシンカーをセットしましょう。

▼フロート


ギルフラットのパッケージにフロートが一緒に入っています。


フロートを約3センチにちぎり、頭にスリットがあるので、そこからフロートを入れます。


フロートは完全に中に入れ込めるので、入れたら完成!

泳ぎは?

泳ぎはこんな感じ。あ〜これ釣れるやつ(笑)

 

ギルフラットの弱点

フッキング率は悪い気がする


ギルフラットのようなボリューミーなワームのフッキング率が悪いのは、なんとなく予想はしてましたが、実釣でも二度ほど痛感しました。

ボリューミーなワームといえば、ゲーリーヤマモトのファットイカなどがありますが、それらは撃ち物として使うので、しっかりと送り込むことでフッキング率を高めることができます。また、フックも上向きなためバスの口にも刺さりやすいです。

対して、ギルフラットはスイミングで使うので、基本は巻いている最中のバイトが大半。そこから送り込んでフッキングというのはなかなか難しいと感じました。

また、フックが横向きな為、バスがバイトしても針先が出にくいと感じました。

※フッキング率の良いセット方法もありますので、以下を参考にしてください。

▼たすき掛け

たすき掛けは、針先がやや上を向き、肉圧の薄いところに針先がセットされるので、通常の刺し方よりもフッキング率がアップ。

その代わり、身持ちはやや悪くなります。さらにフックのセットが斜め刺しになるため難易度が少しありますが、何度かやっていけば慣れるかと思います。

▼チョン掛け

チョン掛けは、フッキング率が一番高いですが、スナッグレス性は悪くなるためカバーが少ないところなどで使うのがおすすめです。

チョン掛けで使う特はワームが身切れで飛んでいかないよう、スプリング(バネ)を入れてからフックを刺しましょう。(フックはワッキーフック系の♯3/0~4/0)

タックルセッティング

ベイトタックル

ロッド:ポイズングロリアス 174MH
リール:アンタレスDC HG
ライン:フロロカーボン 14lb.

ギルフラットは、全長110ミリ・重量20グラムとしっかりとしたサイズ感なので、ロッドはM~MHが良いでしょう。

リールはお好みで。ラインは14~16ポンドあれば、カバー周りでも強気で攻めていけるかと思います。

ギルフラットでギルイーターを仕留めろ

ギルフラットを使ってみて、ギルイーターには効果抜群なワームだと思いました。

スナッグレス性は本当に抜群なので、カバーを恐れずがガンガン攻められます。

ご自身の通うフィールドに、ギルフラットぐらいのサイズのギルが居れば、ぜひ試してみてください!

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