ダイワの人気エギ『エメラルダスシリーズ』
大手釣り具メーカーで釣り業界を牽引するダイワ。ダイワからはエギング向けブランド『エメラルダスシリーズ』が展開されています。
ロッドやリールはもちろんのこと、豊富な種類のエギも人気。過去には今やどのメーカーでもラインナップしているラトル入りエギを初めて発表するなど、先進的なブランドです。
ヤマラッピ監修エギが多数
エメラルダスには、ヤマラッピこと山田ヒロヒト氏が監修したエギが多数ラインナップされています。ヤマラッピ監修のエギで特徴的なのは、スタビライザーやフィンが付いていて、安定したフォール姿勢やドリフトのしやすさが向上していること。
これらのエギは多くのエギンガーから高評判を受けていて、エメラルダスのエギの中でも特に人気を博しています。
エメラルダスシリーズ大全
エメラルダスシリーズには、沈下速度の異なるエギがラインナップされています。以下に沈下速度の比較のためエメラルダスシリーズのスペックをまとめました。
製品名 | 標準自重(g) | フォールスピード(秒/m) | 色数 | メーカー希望価格(円) |
エメラルダス ステイ | 25 | 3.75 | 6 | 1,240 |
エメラルダス ステイRV | 25 | 3.75 | 10 | 1,240 |
エメラルダス ステイ タイプS RV | 24 | 約6 | 8 | 1,240 |
エメラルダス ステイ タイプS | 24 | 約6 | 6 | 1,240 |
エメラルダス ストリーム | 17.5 | 3.75 | 8 | 1,500 |
エメラルダス ストリーム ラトル | 17.5 | 3.75 | 12 | 1,500 |
エメラルダス ダート II | 18.5 | 3.5 | 21 | オープン価格 |
エメラルダス ダート II Type S | 18 | 6 | 5 | オープン価格 |
エメラルダス ダート II Type SS | 17.5 | 8 | 5 | オープン価格 |
エメラルダス ヌード | 19.5 | 3.5 | 24 | オープン価格 |
エメラルダス ボート II / ボート II RV 3.5-50 | 50 | – | 10 | 1,370 |
エメラルダス ボート II RV(ラトルバージョン) | 30 | – | 10 | 1,240 |
エメラルダス ボート II(ノーマルバージョン) | 30 | – | 10 | 1,240 |
エメラルダス ボート RV | 30 | – | 5 | 1,040 |
エメラルダス ラトル | 18.5 | 3.75 | 26 | オープン価格 |
エメラルダス フォール | 21 | 3.5 | 21 | オープン価格 |
エメラルダス ライト | 5.5(1.8号) | 5.0(1.8号) | 10 | オープン価格 |
エメラルダス ライト RV(ラトルバージョン) | 6.0(1.8号) | 3.5(1.8号) | 10 | オープン価格 |
エメラルダス ラトル TYPE R | 19.5 | 2.75 | 8 | オープン価格 |
エメラルダス ラトル TYPE S | 18 | 6 | 19 | オープン価格 |
※3.5号基準
ダイワのエギおすすめは?!レビューと合わせてチェック
エギの種類が豊富なことは選択肢が増える一方で、どれを選んだらいいか分からないという悩みも増えてしまう……。そんな人に向けて、以下にダイワのおすすめエギをピックアップしました。
数々のダイワエギからおすすめのアイテムをレビューと合わせてチェックしていきましょう。
エメラルダス ステイ
ダート性能が重視されやすいエギとは一線を画す、ヤマラッピ監修の非ダート系エギ。スタビライザー、低重心設計、扁平ボディによってゆっくりと安定したフォール姿勢を演出します。
3.5号で25グラムの重さがあり、遠投性に優れるのも特徴。遠くのポイントを狙ったり、風が強かったりするシーンでも使いやすいエギです。
▼エメラルダス ステイのインプレ
このエメラルダスステイにはほかのエギにはないスタビライザーがついているので、フォールのときにスタビライザーが水を押しフォールが安定します。
イカはフォールのときに抱いてくるのでこの安定したフォールは必要不可欠です。また現在ダート系のエギが多く激しくダートするエギにはイカもスレてきてなかなか釣れない時もあります、しかしステイはスタビライザーがある事で他にないエギの動きを見せてくれます。
エギングの常識を覆す、「動かない」エギです。太くがっちりとしたボディにエラといった特徴的な形状で水の抵抗を高めている新たなコンセプトのエギです。かなりの釣果を出しています。
山田ヒロヒトプロが解説していますが、フォールの安定感とこの形状ゆえの水の抵抗から発生する水流(波動)に大きな秘密があるようです。
ややおもい。からよく飛ぶ。 潮が絡んでくる感覚を感じる。
とにかく釣れる。何故だか釣れる。
ダイワ エメラルダス ステイ
エメラルダス ステイRV
エメラルダス ステイのラトルバージョン(RV)。オリジナルモデルとは違うラトルの音・波動が広範囲のイカにアピールします。
エギングをしていてラトル入りに反応が偏るシーンは決して珍しいことではありませんので、オリジナルとのローテーション用として必ず持っておきたいアイテムです。
▼エメラルダス ステイRVのインプレ
今までのエギの概念を覆えす革新的なエギですね。ただ、馴れが必要&独特のテクニックが求められるので頼りすぎは禁物です。
初おろしでキロアップアオリを連れてきてくれたこともあり、エギケースに1つでも無いと不安です。圧倒的な飛距離。
ウエイトは重いのにフォールはスロー、しかも姿勢が超安定!信じて投げ続けることができるエギと出会っちゃいました。
ダイワ エメラルダス ステイRV
エメラルダス ステイ タイプS
エメラルダス ステイのスローフォールモデルです。オリジナルが3.75秒/mのフォールスピードに対し、タイプSは約6秒/mとゆっくりフォールします。
例えば海藻に乗せてステイさせたり、ナイトエギングでの表層回遊狙いに使ったりする用途におすすめです。
▼エメラルダス ステイ タイプSのインプレ
実際にエギンガーの群れに突入し、ステイで実釣。ダート系で当たりが出ず皆がカラー変更など試行錯誤する中、たわんだラインがスーッと海へ見逃さずしゃくり上げ無事ヒット!
やはりフォールが安定しているからか他のエギと動きが違うからか、ぼてっとボディが美味しそうなのか、なにせ違ったアピールが可能だということ。
ダート系を使わない訳ではないがバックに1つ2つと常備しておくことをお勧めします!
ダイワ エメラルダス ステイ タイプS
エメラルダス ラトル
ガラスボール6個が入ったハードラトル仕様のエメラルダス ラトル。一般的なエギよりもしゃくった時に手前へと寄ってきにくい特徴があるため、ラトルとの相乗効果でより多く強く誘ってくることが可能です。
カラーラインナップはシリーズで一番多い全26色。シーンに応じたぴったりなカラーが見つけられます。
▼エメラルダス ラトルのインプレ
活性の高い個体を探す、一投目には必ずこちらのエギを投げています。
ただ音が鳴るだけのエギというわけではないです。アクション、フォール共に秀逸で飛距離も出しやすく初心者から上級者まで使える非常に優秀な餌木だと思います。
色、ラトルとアピール度が高めだが、フォール姿勢が非常にいいため、シビアな春イカにも口を使わせることができる。
また、潮噛みもよく、払い出しの流れに乗せてゆっくり見せてやることでアタリが出るパターンが多かった。
春先にアオリイカで有名なポイントによく行くのですが、朝マズメまだ周りが釣れていないなか、見事にヒット!
別の日も色々な餌木で投げるなか、こいつでヒット!この餌木かなり調子がいいです。
ダイワ エメラルダス ラトル
エメラルダス ラトル タイプS
エメラルダス ラトルのスローフォールバージョン。やや急角度でゆっくりとフォールするため、海藻をタイトに狙ったり、短い移動距離で誘ったりすることが行いやすいです。
特にシャローへとアオリイカが接岸してくる春の産卵シーズンにおすすめのエギです。
▼エメラルダス ラトル タイプSのインプレ
エギとしての特徴は沈下速度が遅めな事。エギが動くとガラガラと音が鳴って、低活性のイカの興味を引けるというところです。
アピール力が高いのでイカからのアプローチも増えますし、沈下速度が遅いのでイカが抱きつきやすく少ないチャンスも逃しません。
他のエギでは釣れなかったのにこのエギに変えたとたん、一投目でヒットすること数回。
typeSなので根掛かりしにくい。今シーズン、週3回の釣行でロストは一回のみ。一軍エギなので使用頻度は高い。
根掛かりしにくいのでしっかりとボトムに沈めるのが効果的。
そのローテーションの中で1番実績が高いエギがエメラルダスラトルタイプSでした。
最初は偶然とも思いましたが、何度もこのエギを使う度に釣れることから今では1番のお気に入りです!
シャロータイプですが水深や潮流関係なく使っています!
どのコンディションでも実績ありです!
ダイワ エメラルダス ラトル タイプS
エメラルダス ダートII
エメラルダス ダートIIはこれぞベーシックと言えるエギ。細身のノーズはシャープなダートを生み、サクサス仕様のカンナは的確にイカの触腕を捉えます。
実売価格700円程度から購入出来る価格の安さも魅力で、カラーをたくさん揃えやすいエギです。
▼エメラルダス ダートIIのインプレ
初めて見るイカがエギを追って来る光景!追っては来るが抱いてくれない!
そして知人にススメられたエメラルダスダート2に変更した!すると変更して一投にまさかのヒット!!初めてアオリイカを釣りあげた。
経験者2人を差し置いてだ!まぐれかもしれないと思ったけどエメラルダスダート2でその後も釣りあげた!他のエギを使ったら不思議と抱いてこない!
磯釣り、堤防釣りのどちらでもエギングをする際に基本となる餌木です。
アクションはもちろんのことフォール姿勢も安定しており初心者でも使いやすい餌木だと思います。
また、カンナもSaqSas(サクサス)加工ですので貫通力は申し分ないと思います。
様々なシチュエーションにも対応してくれてサーチ的な役割をしてくれる頼もしい餌木です。
なぜこのエギをオススメするのかというと、シンプルに釣れるからです。なぜかはわかりませんが釣れます!僕が思うにはカラーがいいんだと思います。
ダイワ エメラルダス ダートII
エメラルダス ストリーム ラトル
ヤマラッピが得意とする潮の流れを利用した「バックドリフト釣法」に最適なエギ。羽毛ではなくフィンを搭載し、ややスローフォールとすることで潮に乗せやすい仕様としてあります。
ラインアイをヘッド上部に配置することで、流れの中でもしっかりダートさせられるのも特徴です。
▼エメラルダス ストリーム ラトルのインプレ
このエギの特徴は3.5号の中では軽いということです。これがなかなか便利でノーマルタイプじゃ重いけどシャローじゃ時間がかかっていやだという時によく使います。
軽いので飛距離が気になるとおもいますが、意外と飛んでいきます。
ダイワ エメラルダス ストリーム ラトル
エメラルダス ヌード
エメラルダス ヌードは、布なしが最大の特徴であるエギです。布なしによって、布ありエギでは難しいインナーシートやホログラムなどのカラーデザイン、そして布の抵抗を排した鋭いダートを可能としています。
また全カラーにアワビシートが貼り付けられていて、イカに艶かしくアピールできます。
▼エメラルダス ヌードのインプレ
布がない分軽くしゃくれるのでキレのある鋭いしゃくりができます。
なので秋の新子に最適です。 布巻きのエギと同じ感覚でしゃくると、かなり移動距離が多くなる感じがするので、普段のしゃくりの幅を心持ち少なくするといいように感じます。
ダイワ エメラルダス ヌード
エメラルダス シリーズ人気のカラーは?!
特に人気の高い、エメラルダス ステイシリーズより人気のカラーをピックアップ。迷った時にはこちらを参考にカラーを選んでみてください。
金・ピンクエビ
状況を問わず使える金テープ・ピンクの組み合わせ。特に日中のエギングでは欠かせません。
マーブル・パープル杉
低活性時や闇夜に使ってみたいパープルカラー。はっきりとしたシルエットでイカに視認させやすいカラーです。
ケイムラ・グレーエビ
紫外線で発光するケイムラカラー。濁り潮や月夜のように、水中に入る光が少ない条件下でおすすめです。
青・ターコイズブルー
イカが何らかの理由で低活性に陥っている時に使ってみたいカラー。背中の杉模様が効くことも多いようです。
ケイムラ・ボルドーシュリンプ
マーブル・パープル杉や、ケイムラ・グレーエビとのローテーションにおすすめのカラーです。色味の違いが反応の差を生むことがあります。
赤・セクシーバイオレット
シルエットをはっきりさせやすい赤テープ・紫の組み合わせは、その日最初の1杯を釣るためにおすすめ。サーチカラーとして使ってみてください。
▼悩ましい“エギのカラー選択”について
ダイワのエギでキロアップを!
多くのエギンガーが愛用し、すでに高評判・実績のあるダイワのエギは、選んで間違いない安心感があります。これからエギングに挑戦する初心者も、エギングを極めていきたい中~上級者も、エメラルダス シリーズで気難しいキロアップを狙ってみてはいかがでしょうか。
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