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【大阪湾アジングレポートVol.1】梅雨〜初夏は“表層の巻き”で好調に釣れてます!

アジングに精通する藤原真一郎がホームフィールド大阪湾の釣況をレポート。今回は、2020年の梅雨〜初夏にかけての釣りを解説します!

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目次

アイキャッチ画像提供:藤原真一郎

ご挨拶

こんにちは! 藤原真一郎です。

大阪在住で平日は地元大阪湾、週末はいろんなシチュエーションを求めて遠征に出掛けているアジングフリークです。

今月から大阪湾をメインとしたフィールドレポートを連載していくことになりました。

関西の旬な釣況、新しい釣り方、状況に応じたアイテムセレクトなどを中心に、トリップアジングの模様などもご紹介していければと思っています。

どうぞ、これからよろしくお願いいたします!

2020年・梅雨&初夏の大阪湾アジング

というわけで早速ですが、まずは梅雨&初夏の大阪湾アジングの釣況をご紹介します。

今年の大阪湾は好調です!

昨年末から年始にかけ、例年であれば訪れるはずだった冬のオフシーズンに良型が釣れ盛っていた大阪湾。

コロナ禍による自粛から釣行を再開し、梅雨入りを迎えて天候は不安定ですが、アジの釣果は好調そのもの!

サイズを問わなければ、実に様々なポイントで手軽にアジングを楽しめる状況です。

港内はアジ少なめ、潮通しの良いところはアジ多め!

漁港内の小アジは例年からすると少ない印象を受けますが、外向きで外灯の明かりが効いているところでは20cm前後の数釣りが可能です。

淡路島も含めて大阪の湾奥や南部エリア(泉南)をひととおり見て回ったところ、外向きの釣り場の中でもやや浅めのポイントが好調。

表層中心の巻きの釣りがハマる場面が多くありました。

冬場にアミを捕食しているときのようなライズは見られないのですが、水面のちょっと下を捕食ゾーンにしているアジがたくさんいて、よく反応してくれます。

表層&巻きの釣り方

ここのところの実釣では、ただ巻きでよくアタってくれました。

しかし、もし連続で釣ったり、バラしたりした後、アタリがなくなったら?

単純ですが、一旦狙いどころを解除して、釣れていたところとは別のところにキャストして探りなおします。

それでもアタリが無ければ、今度は少し沈めてみましょう。そのうちいくつかの“熱いゾーン”が何となく見えてくるはずです。

潮通しの良いポイントの表層にいるアジは回遊性が高い傾向にあります。状況の変化を感じたら少し狙いどころを変えて探ってみるとコンスタントにアタリが得られるでしょう。

表層攻めのタックルチョイス

ジグヘッドの形状は「船型」がキー

メインで使用したジグヘッドは宵姫コブラ。ウエイトは0.75gと1gがマッチしていると感じました。

表層攻めを効率良くするためのジグヘッドセレクトとしては、下に水を受け流して浮き上がりやすい、つまりスローにレンジをキープしやすい船形のヘッドが有効です。

表層を漂わせやすくなることで、より簡単にバイトが得られるようになります。

ヘッド形状がマッチすればアプローチは簡単になる!

表層には船形が良いとお話しましたが、アジング用のジグヘッドには様々な種類のヘッド形状があります。

一定の水受けでオールマイティに使えるラウンド型。

下に水を受け流し、浮上させやすかったり、ゆっくりと漂わせやすかったりする船型。

ダート系のジグヘッドに見られるような、上面で水を受けることで流れの中でもレンジをキープしやすい逆船型。

とくに船型やダート系のジグヘッドはハマれば強いですよ!

フロートなどのアシストアイテムも活用しよう!

広範囲に外灯の明かりが効いているポイントでは、小さなフロートなどのアシストアイテムを使ってみても良いと思います。

サーチ範囲を広げながら表層をゆっくりと攻められるのが強みです。ジグヘッドを飛ばすのがまだ苦手という初心者の方でも簡単に飛距離アップができますよ。

フロートを使う上でキモが一つあり、フロートからジグヘッドまでの距離は20cm程度に抑えてみてください。より表層を狙いやすくなります。

フロートは、遠投系のものでもそうなのですが、フロートからジグヘッドまでが長いと水面やライズから外れてしまう場合があるのです。

ライズがあるのにあまりバイトがない……なんて時は、リーダーの長さやジグヘッドの重さを調整することを頭の片隅に置いておきましょう。

巻きの釣りのロッド選びとは……

大阪湾のアジングの画像

ロッドは1g前後のジグヘッドが扱えるスタンダードなアジングロッドで大丈夫です。

ただ、18~20cm程度のアジを浅いレンジで釣る場合、食い方が浅い場合があるのでティップが硬過ぎるとフッキングさせ難くなりがちです。

そのため、感度に優れつつも食い込む部分を持ったソリッドティップのロッドが最適であると思います。(ちなみに、深場や流れの強いところでは張りのあるロッドがアクションやフッキングの面で有利になる傾向があります)

レングスは5~6ft程度のショートロッドをメインに、足場が高ければ6ft半ばのロッドが扱いやすいでしょう。

今後の展望

例年の大阪湾は、梅雨の終盤からシャローのアジングが面白くなってきます。

大阪はそれほどサイズに恵まれたエリアではありませんが、他のエリアが豆アジ主体になる梅雨明けから夏にかけてのタイミングに良型のアジが接岸します。

年によっては尺オーバーが釣れ盛ることもあるので、好調に釣れ出せば、そちらもレポートしたいと思います。

最後に

ある程度アジングをやっている方ほど、ともすれば見逃しがちな表層の巻きの釣り。

各地のアジングで巻きが有効な場面は多々あります。

フォール主体で探ってみて反応が薄いときには、巻きの釣りも試してみていただければと思います!

画像提供:藤原真一郎

ヒットルアー

使用タックル

ロッド:ラグゼ 宵姫 天 S54FL-solid(がまかつ)

リール:イグジスト LT1000S-P(ダイワ)

ライン:ソルティメイト 鯵の糸ナイトブルー 0.3号(サンライン)

リーダー:ソルティメイト スモールゲームリーダーSV1 3lb(サンライン)

筆者の紹介

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藤原真一郎

ホームフィールドの大阪湾で平日釣行を重ね、週末は全国各地に遠征するアジングフリーク。アジング歴は20年以上で自己記録は50㎝。

がまかつ LUXXEプロスタッフ・サンラインフィールドテスター・アルカジックジャパンブランドビルダー・スワンズモニターを務める。

ジャパンルアーアングラーズ所属。大阪府在住。

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