夜の「エサアジング」に挑戦
寒いのがめちゃめちゃ苦手、アジングはもっと苦手なTSURI HACKライター小林です。
「細いライン、軽いジグヘッド、繊細なアタリ」という釣りに対して、どうも難しさを感じてしまい、なんとなーく遠ざけてきました。
エサアジングがよく釣れるらしい
そんな中、「アジング、ワームの代わりにエサを使うとよく釣れて楽しいみたいですよ」と、編集部から耳寄りな情報が。
試さずにはいられないということで、真冬の海へと行ってきました。その様子をお伝えしたいと思います。
エサアジング開始
まずはゴカイを調達
兎にも角にも、エサを仕入れる必要がありますので、釣り場に行く途中でゲット。
「アオイソメが安いし良いかな?」と思いましたが、売り切れていたのでゴカイを。
普段あまりエサ釣りをしないため、最適な量が分からず、とりあえず500円分買ってみました。
うーん……アジングをするには余るほど量がありますね。
早速釣り開始
さて夜の漁港に到着。早速釣り開始です。
今回は友人と二人での釣行。一旦、通常のアジングのスタイルである「ワーム+ジグヘッド」でやってみます。
すると、友人が早速メバルをゲット。
アジ狙いではありますが、夜間はメバルがよく湧いている様子。冬はアジングも同様、メバルも楽しい季節ですね。
エサに好反応のメバルやカサゴ
「ワーム+ジグヘッド」をやってみたものの、反応があるけれど乗り切らない。
そこで、「エサ+ジグヘッド」に変えて攻めてみます。
すると、またしてもメバルが反応してきます。そして釣れる。
ワームだとセレクティブなんですが、エサだと一発で乗ってきますね。いやー、これはこれで楽しい!
良型のカサゴも釣れます。
今回狙っているのはアジですが、たとえ目的以外の魚であっても、冬に釣れるのは本当に楽しいですね!
これだけ魚が釣れるのは、エサの力でしょうか。やっぱり、食いつき方が違いますね。
ワームよりも明らかに反応が良く、アタリの数も圧倒的にエサのほうが多い。
冬の極寒の中ですが、アタリが多いというだけで寒さが和らぎ、モチベーションも上がるのが不思議です。魚に感謝!
アジは「ワーム or エサ」どっちが好き?
いい感じに釣れ続けていたので、このままメバルとカサゴを釣り続けてもいいのですが……。
やっぱり、記事タイトルで「エサアジング」と言ってしまった以上、アジを探しに行きたいと思います。
アジは基本的に群れでいる魚。釣れそうなポイントを探して、転々としてみます。
釣りを開始してから5時間。ようやくアジがいる釣り場を発見しました。
アタリはエサ。手返しはワーム。
友人は「ワーム+ジグヘッド」。ボクは「エサ+ジグヘッド」でやっていました。
エサの場合、アタリは連発するものの、針持ちが極端に悪いため、手返し良く釣りするのが難しかったです。
「ワーム+ジグヘッド」でやっていた友人は、手返しの良さもあり大爆釣。
活性さえよければ、「ワーム+ジグヘッド」の手返しの良さが、エサ以上の武器となるかもしれませんね。
おそらくアタリはエサの方が多かったと思います。
が、如何せん、針がかりせずにエサだけもってかれることも多々。苦戦をしていたのも事実です。
食い込みの良さも、日によって大きく変わると思います。色々試してみるのもおもしろそうです。
「エサアジング」は手堅く、たのしい。
というわけで、今回は「エサアジング」という釣り方を楽しんでみました。
結果的には、アジに限らず、メバルやカサゴも好反応。なかでも、メバルからの反応が一番多く、寒さも忘れて没頭してしまいました。
ゲーム性も高く、真冬の楽しみの一つとしても「エサアジング」は断然アリです。皆さんもエサを仕入れて挑戦してみてはいかがでしょうか?
▼今回使ったジグヘッドはこちら。ジグヘッドはどんなモノでも良いのですが、個人的には針がしっかりとしてるタイプがおすすめ。いざ大物が来たときにも安心です。コスパも最高。
ライタープロフィール
小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。
海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。
関連記事