シマノの磯竿について
シマノの磯竿は、低価格帯の初心者向けモデルから、上級者向けの高級モデルまで、豊富なラインナップが揃っています。豊富なラインナップからは、自分にぴったりな1本が見つけられることでしょう。
今回は、2020年版最新のシマノのおすすめ磯竿をご紹介します。
2020年最新版シマノのおすすめ磯竿
ここからフカセ・ウキ釣り全般に使える汎用モデル、カゴ・泳がせに適した遠投モデルに分けておすすめをご紹介!
どんな釣り方に使いたいのか考えながら、ご紹介しているモデルを参考に選んでみてください。
汎用モデル(フカセ・ウキ釣り全般)
▼ホリデーイソ 1.5-450
長年多くの釣り人に使われ、メガヒットを記録したシマノでもっとも低価格な磯竿です。全モデルからカーボン素材が刷新されており、より使いやすく仕上げられています。
本モデルは堤防からのフカセ・ウキ釣りにおすすめできる他、サビキ釣りをすることも可能。これから磯竿を買おうと考えている初心者におすすめの1本です。
シマノ ホリデーイソ 1.5-450
自重:150g
継数:5本
仕舞寸法:103.0cm
錘負荷:1-3号
適合ハリス:1-3号
▼アドバンスショート 2-330
穂先にタフテックα、トップガイドにはSiCを採用した製品です。タフテックαは強度が高いので、初心者がやりがちな仕掛けの巻き込みすぎによって穂先を折ってしまう可能性を低くできます。
ウキ釣りだけでなく、サビキ釣りやちょい投げにも使いやすいので、堤防からの釣りを幅広く楽しみたい人におすすめです。
シマノ アドバンスショート 2-330
自重:110g
継数:5本
仕舞寸法:75.5cm
錘負荷:5-10号
適合ハリス:1-4号
▼アドバンスイソ 1.5-530
磯からメジナ狙いのフカセ釣りで使いやすい1本。硬さ1.5号・長さ5.3mは磯からのフカセ釣りでド定番の品番となっています。
ブランクスはスパイラルXを搭載していて、ロッドを曲げてタメを効かせておけば、ロッドのパワーで魚を浮き上がらせてくることができます。
シマノ アドバンスイソ 1.5-530
自重:187g
継数:5本
仕舞寸法:115.4cm
錘負荷:1-4号
適合ハリス:1.5-4号
▼ボーダレスBB 420M-T
フカセ釣り・ウキ釣り以外にも幅広く対応するオールラウンドな磯竿ベースのロッド。クロダイやメジナ、アジをフカセ釣り・ウキ釣りで狙うことを基本としつつ、夕マズメなどのチャンスタイムにはルアーを結んでシーバスなどの大型魚も狙えます。
狙う魚も釣り方も限定せず、1本で様々な釣りを楽しみたい人におすすめです。
シマノ ボーダレスBB 420M-T
自重:127g
継数:4本
仕舞寸法:113.7cm
錘負荷:1.5-4号
適合ハリス:1.5-4号
▼ラディックス 1.5-500
フカセ釣り・ウキ釣りの脱初心者を目指したい人におすすめのラディックス。繊細な釣りができる0.8号から、パワーを活かして大物を狙える3号まで、全部で15種類のアイテムをラインナップしています。
本モデルに関しては、ラインややり取りにおける操作性を重視したい人におすすめ。4.5mだと短い、5.3mだと長すぎて扱いづらいと感じたことがある人は、ぜひ使ってみてください。
シマノ ラディックス 1.5-500
自重:185g
継数:5本
仕舞寸法:109.4cm
錘負荷:1-4号
適合ハリス:1.5-4号
▼ラフィーネ 1.2-530
シマノの磯竿でミドルクラスとなるモデルです。価格帯からすると、中~上級者におすすめ。
ブランクスにはスパイラルX、穂先にはタフテックα、#1~#2固定ガイドまではXガイドと、シマノの持つ様々な技術が駆使されています。#4にはハイパーノンコンタクトⅡが施されていて、気になるラインのべたつきを抑えます。
▼マスターチューンイソ 1.5-530
パラボラチューン採用により、1本継ぎのような曲がりの美しさを手に入れたマスターチューンイソ。穂先にはシマノオリジナルのXガイドを搭載。軽量で糸絡みが少なく、不要な穂先のブレややっかいな糸絡みを抑制します。
1.5-530はフカセ釣りの定番。メジナを中心に、尾長にも対応可能なパワーを持っています。
シマノ マスターチューンイソ 1.5-530
自重:192g
継数:5本
仕舞寸法:114.4cm
錘負荷:1-4号
適合ハリス:1.2-4号
▼ベイシス 1.2-500
ベイシスはシマノ磯竿の中核となる調子を持ったシリーズ。スパイラルXやタフテックαといった基本機能から、Xガイドやパラボラチューンといったハイスペックな技術までを採用し、高水準の磯竿に仕上げられています。
1.2-500はシマノジャパンカップ磯釣りトーナメントのような大会にも使える1本。細糸の使用や数釣りがしやすいモデルです。
▼BBXスペシャルMZ2 1.5 500/550
5m、5.5mの長さを2Wayで切り替えられるズーム機能を持った磯竿。例えば操作性重視の時は5mで、穂先を水面により近づけたり、やり取りで曲がりの頂点を高くしたりしたい場合は、5.5mでといった使い方ができます。
ズーム機能によって磯からのメジナ狙いを多角的な戦略で行いたい人は、ぜひ使ってみてください。
シマノ BBXスペシャルMZ2 1.5 500/550
自重:230g
継数:5本
仕舞寸法:132.8cm
錘負荷:1-4号
適合ハリス:1.5-4号
▼ファイアブラッドオナガ 1.7-530
磯釣り師憧れの尾長を攻略するための1本。スパイラルXコアとパラボラチューンR+の搭載で、強烈な尾長の引きを圧倒的な粘り強さでいなします。その粘り強さは足元に見える狡猾な尾長を細ハリスで食わせ、ハリスをいたわりながらのやり取りにも貢献します。
まず選ぶなら1.7-530が間違いありません。
シマノ ファイアブラッドオナガ 1.7-530
自重:275g
継数:5本
仕舞寸法:114.3cm
錘負荷:1-5号
適合ハリス:1.5-5号
遠投モデル(カゴ・泳がせ)
▼ホリデーイソ 3-450PTS
エントリーモデルのホリデーイソには、遠投モデルのPTSモデルもラインナップされていて、カゴ釣り・泳がせ釣り初心者におすすめ。遠投モデルではDPSパイプシートが採用されていて、大型リールの使用も安心です。
3-450PTSは比較的ライトな使い方がおすすめ。中~大型アジやイサキを狙うカゴ釣り、中型青物やスズキを狙う泳がせ釣りで使ってみてください。
シマノ ホリデーイソ 3-450PTS
自重:205g
継数:5本
仕舞寸法:103.0cm
錘負荷:5-8号
適合ハリス:3-7号
▼磯遠投AX 3-520PK
磯からの遠投を本格的に楽しめる1本。#1・2にはガイドの固定力を高めるガイドホールドシステムを採用。ガイドが緩んで向きが変わり、気づかないまま仕掛けを投げて糸絡みやロッドの破損が起きてしまうなんて可能性が低くなる、安心感を高められるシステムが採用されています。
シマノ 磯遠投AX 3-520PK
自重:330g
継数:5本
仕舞寸法:120.0cm
錘負荷:5-10号
適合ハリス:3-7号
▼ブルズアイ 遠投RP 4-570RP
ブルズアイ 遠投RPは、両軸リール専用の遠投竿。前作よりも飛距離が107%にアップしていて、探れる範囲が広くなっています。両軸リールの巻上げパワーを活かせば、ヒットした魚に根や足元へと潜られて切られてしまう可能性を低くできます。
ヒラマサ狙いのカゴ釣りにも、大型根魚狙いの泳がせ釣りにもおすすめです。
シマノ ブルズアイ 遠投RP 4-570RP
自重:370g
継数:5本
仕舞寸法:118.9cm
錘負荷:8-20号
適合ハリス:4-12号
▼ブルズアイスペシャル遠投 MADAI 520P
マダイの潜む沖の潮目に仕掛けを大遠投し、掛けてからは強靭なロッドパワーで寄せてこれるマダイ狙い専用の遠投竿です。そのブランクスはスパイラルXコア、ハイパワーX、ナノピッチとシマノの持つテクノロジーをフルに活用することで生み出されています。
磯でマダイに真剣勝負を挑みたい人におすすめです。
シマノ ブルズアイスペシャル遠投 MADAI 520P
自重:330g
継数:5本
仕舞寸法:120cm
錘負荷:5-15号
適合ハリス:3-10号
▼ヒラマサスペシャル500
名前の通り、ヒラマサ狙いに標準をあわせた1本。シマノで初となるカラーカーボンが採用されており、見た目がかなり美しいです。もちろんそのブランクスは見た目だけでなく、メーターオーバーのヒラマサに対応できるパワーを兼ね備えています。
全ピースにガイド合わせライン、#1・2はガイドホールドシステム採用で、竿本来の性能を存分に活かして釣りを行えます。
シマノ ヒラマサスペシャル500
自重:515g
継数:5本
仕舞寸法:119.5cm
錘負荷:12-30号
適合ハリス:5-16号
シマノの磯竿の選び方
ここでは磯竿の選び方の基準をご紹介。自分で目的に応じた磯竿を選びたい方はぜひ参考にしてみてください。
号数
シマノの磯竿の硬さは、基本的に「号」で表されています。号数は数字が大きくなるにつれて、竿が硬いことを表しています。
フカセ釣り・ウキ釣りにおいては1~2.2号、カゴ釣りや泳がせ釣りであれば2~5号を選びましょう。
長さ
長さは操作性を重視するなら短め、遠投性ややり取りでの優位性を重視するなら長めがおすすめ。また場所や釣り方によっても選び分ける必要があります。
中間的な長さは5m。具体的な選び方は、最後にご紹介している対象魚別の具体的な選び方を参考にしてみてください。
汎用or遠投
汎用と遠投仕様の違いは、パワーとガイドです。
同号数で比較した場合、遠投仕様の方がパワーがある(張りが強い)ので遠投に適しており、持った時にも硬く感じます。
また、遠投仕様は大口径のガイドが用いられており、太いラインの抜けが良く、ウキ止めゴムを使ってもストレスがありません。
パワーが強くてガイドが大きい分、遠投仕様の方が重くなります。
対象魚別の具体的な選び方
ここでは対象魚別に具体的なシマノの磯竿選びの基準をご紹介します。
フィールド・釣り方 | 号数(号) | 長さ(m) |
堤防からの釣り・ウキ釣り | 1~1.5 | 3.3~5 |
磯からのフカセ釣り・ウキ釣り | 1~2.2 | 5~5.3 |
堤防からのカゴ釣り | 2~3 | 4.5~5.3 |
磯からのカゴ釣り | 3~5 | 5~5.7 |
堤防からの泳がせ釣り | 2~3 | 4.5~5 |
磯からの泳がせ釣り | 3~4 | 5~5.3 |
迷ったらシマノの磯竿で!
シマノの磯竿は、汎用モデルから遠投モデルまで豊富にラインナップされています。手軽に楽しめる堤防のウキ釣りから、磯での本格的な青物狙いまで、釣り方や対象魚に合わせた竿選びができます。
入門向けのモデルも揃っているので、初めての磯竿を探している方にもオススメですよ!