硫黄島

普段の釣りが通用しない南の島!?鹿児島の秘島「硫黄島」での釣りレポート

2022/10/20 更新

鹿児島港から南に約100㎞地点に浮かぶ3つの島。並びの真ん中に位置する硫黄島は現在約60世帯の方が生活されており活火山がランドマークになっている秘島。釣りを目当てに訪れる方は少なく、そのポテンシャルはまさに未知数。そんな硫黄島で過ごした3泊4日、実釣レポートをお届けします。

目次

アイキャッチ画像提供:釣り好きまっちゃん

夢の島!?

鹿児島県は硫黄島。今回は南に浮かぶ秘島での釣行レポートをお届けします。

この島、本当にスゴかった……!

釣れた魚で3泊4日過ごします

今回はTSURIHACKが運営するyoutubeチャンネル『TSURIHACK TV』のロケがメインです。

企画名は“釣れた魚で3泊4日サバイバル”。硫黄島でのサバイバル企画は今回が2回目です。

ぜひ、動画版もチェックして見てくださいね!

by TSURIHACK TV

メンバー紹介

釣り好きまっちゃん(著者)

「釣った魚は食べる」まで楽しむパパアングラー。

普段はTSURIHACK編集部イシカワから課せられる”ハチャメチャな釣りにチャレンジしている。

釣りせんば スン君

YouTube釣りチャンネル「釣りせんば」を運用しているスン君。本サバイバルの主人公。

TSURIHACK編集部 イシカワ

モジャモジャがトレードマーク、やんちゃな企画提案者。今回は全員サバイバルを敢行。

釣り好き!まっちゃん
カメラマンもサバイバルって聞いてないぜ

硫黄島ってどんな島?

鹿児島港から南に約100キロメートル。「竹島・硫黄島・黒島」という3つの有人島が浮かんでいます。

※合わせて三島村と言います。

その真ん中に位置し、三島村のシンボルとして佇む硫黄島。今回の目的地です。

周囲は約19.1キロメートル。島民数は100数十名の比較的小さな島です。

“戦火のあった硫黄島”ではない

“いおうじま”と耳にすると、日本軍とアメリカ軍との戦争があった島を想像されるかもしれません。

戦火があったのは、東京都小笠原諸島に浮かぶ島。硫黄島(いおうとう)と呼びます。

今回われわれが上陸するのは薩摩の硫黄島(いおうじま)。漢字は同じでも、全く違う島なんです。

硫黄が流れ出す海

硫黄島に着いて驚くのは、まるで台風が過ぎ去ったような茶色の水質。海岸線から温泉が自然湧出しており、硫黄が海に流れ込んでいるのです。

一見魚は釣れなさそう……と思われるかもしれません。ですが、濁りがあるのは水面だけ。水中は非常にクリアな水色なんです。

これにより海中は常に薄暗く、日中でも大型の魚が入ってくることも多いそうです。

マニアも唸る秘湯

硫黄島には4つの温泉が存在します。その中でもオススメは東温泉。

磯場に天然温泉が湧いており、絶景を眺めながらの入浴は人生のメモリアルになること間違いなしです。

夏は水温が上がりやすいため、日が昇る前の入浴がオススメです!

野生の孔雀

硫黄島には野生の孔雀が生息しています。島民の方より多く生息しているのだとか。

道の真ん中に立っていることもありますので、車移動時は要注意。

アットホームな島民の皆様

まるで家族のように迎えてくれる硫黄島の皆様。

普段の生活を忘れてしまいそうなひと時です。

サバイバル期間中スン君&イシカワ氏はテント生活。

まっちゃんは機材充電のため、マリンハウス孔雀の里さんにお世話になりました。

GO TO 硫黄島

九州在住のわたくし釣り好きまっちゃん&釣りせんば スン君は博多駅から新幹線で鹿児島港へ向かいます。

約1時間30分で到着するのであっという間ですね。

東京からのアクセス


神奈川県在住のTSURIHACKイシカワ氏は羽田空港より空路で鹿児島空港入り。

シャトルバスで約40分で鹿児島中央駅着。

その後タクシーを利用し約10分で鹿児島港に到着です。

鹿児島港からフェリーへ

定期往復便「フェリーみしま」で約4時間の船旅・硫黄島を目指します。

北風が吹き荒れる冬シーズンは欠航することもあるみたいなので、事前確認は必須。

まだ利用したことはありませんが、鹿児島空港から直通で行けるセスナ機もあるみたいです。

 

定期船みしま 運行状況

実釣開始!1日目はまさかの……!?

茶色の硫黄が流れ込む港へ到着し、さっそく撮影を開始。

12月中旬のロケでしたが、この日は特別暑く半袖でOKと季節感が分からなくなりました(笑)

聞き取り調査へ

港にある観光協会へご挨拶、そしてここ最近釣果情報を聞き取り調査へ。

地元の釣り人もいらっしゃいましたが口を合わせて「最近は釣れていない」と、どうやら厳しい様子。

釣り好き!まっちゃん
雲行き怪しいですね

ハイパー堤防に入るも

前回訪れた際には、タチウオやギンガメアジが釣れた堤防へエントリーするも全く反応無し。

メタルジグ30グラムで着底可能な時間帯もあれば、潮が走り過ぎて60グラムでも着底が難しくなることも。

やはりこの島は一筋縄でいきません。

夜釣りはからっきし。

ここまで釣れない時間が長いと、最悪の状況まで想像してしまいますよね。

今回の企画では、基本は釣れた魚以外を食べることはできません。

1日目は食べることが出来ず、空腹との戦いとなりました。

2日目:温泉流れる地磯へ

撮影2日目は東温泉の目の前で実釣開始。

空腹トリオは食料確保に燃えています。良い具合のサラシ、これは期待ができそうです。

サラシの中から王者現る!

爆風吹き荒れる中、足元から荒磯の王者”ヒラスズキ”が出現!

食べられなかった3人には、歓喜の瞬間です。

さらに2本目のヒラスズキを追加!

スン君絶好調!

命に感謝サバイバル飯

夜は豪華ヒラスズキ料理!

雨続きで火が起きづらい状況でしたが、数時間かけてようやくありつけた食事。

自然・命に感謝をしながらいただきます。

3日目~最終日:モンスター出現!?

いよいよ3日目。この日は暴風&降雨、状況はよくありません。

残された時間はあと少し。悔いの残らないように気張って釣りに望みます。

赤い宝石

期待の朝まずめ、なんとキントキが連発!

パワフルな引きに二人はもう夢中。尽きかけた体力も一気に回復したみたいです。

キントキにアカマツカサが大漁!

食べるのが楽しみですね。

温泉でリフレッシュ

朝マズメを終えた後は東温泉でリフレッシュ!

水着着用で入浴し、心と体を癒します。

さぁ、楽しみにしていた夕食! 豊富な食材で何を作るのでしょうか?

ここで緊急事態発生

暴風&雨で食事どころではありません。

もう、どうしようも無い……。

なんとか視聴者の皆さんに大物を見せたい! というわけで、一旦仮眠をとり最終日の深夜から朝に向けて勝負に出ます。

最後にドラマが

ここまで釣った魚をエサにダブルアップを狙い打ち込み釣りに挑戦。

激しくドラグが鳴り響き、急いでタックルを持ち直すと……確かな生命感が手元に!

これはきたんじゃないか!?

想像以上のパワフルな引きに、一同騒然!

上がってきた魚は、南の島のアイドル“タマン”でした。

食も満足に取れない中でしたが、感動の1尾に歓喜の声が上がります。

サバイバル終了!

有終の美を飾り、これにて硫黄島での3泊4日釣りサバイバル生活は終了。

雄大な自然と野性味溢れる温泉、日本でここにしかない独特な海。本当に素晴らしい島です。

皆さんもぜひ一度訪れてみてください。

タックルやルアーについて

全体的に水温が高く、本土の釣りが通じない硫黄島。

釣行の中でこれは用意してほしいと実感したアイテムを紹介します。

堤防

タックルはライトショアジギング用のものが主力でした。

水深は格段深いという訳ではありません。しかし、突然潮流が早くなることも。

40~60グラムのメタルジグに加え、着底が有利なタングステン製のものがあると良いですね。

地元の方いわく“キラキラしてゆっくり落ちるもの”が通年で効果的なアイテムだそう。ブレードカスタムも出番があるかもしれません。

ゴロタ場

ライトショアジギングタックル、ショアジギングタックルの両方があると理想的です。

全体的に浅い場所が多いので、潮位の高い時間帯を狙いましょう。想定外のビッグフィッシュが回遊する可能性もあるそうですよ!

メタルジグではなく、トップウォーターやミノーなどの使用がオススメです。

マリア ラピード F160

全長:160mm
自重:50g

タックルハウス TKP135TT

全長:135mm
自重:41g

磯場

ショアジギング用のタックルが主力になりました。

潮流で状況が大きく異なるため、メタルジグは30〜100グラムまで幅広く用意した方が良いかもしれません。

トップウォーターやシンキングペンシル、ミノーの出番も多いですよ!

ジャクソン ピンテール サゴシチューン

全長:90mm
自重:28g

デュエル ハードコア モンスターショット

全長:125mm
自重:60g

硫黄島で一生の思い出を

今回2度目の硫黄島でしたが、圧巻のスケールに自然の偉大さを感じさせられます。

釣りでも常識を外れた物凄い島ですが、観光としても最高の島なので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

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