アイキャッチ画像撮影: TSURI HACK編集部
スピニングリールの特徴

スピニングリールとは、糸を巻き取るために使用する釣り道具の1つ。
糸をたくさん巻くことが可能で、遠投して沖にいる魚も狙える釣りの必須アイテムです。
汎用性が高いため、あらゆる釣りで使用されており、初心者でも飛距離を出しやすくかつトラブルが少ない点が特徴です。
スピニングリールの種類
スピニングリールは汎用性の高いリールではありますが、釣りのジャンルによっては専用モデルも発売されています。
ここでは、代表的な3つのタイプを紹介します。
なかなか使う機会のないタイプもありますが、知識として把握しておくと良いでしょう。
汎用スピニングリール

汎用スピニングリール とは、釣り方や仕掛け、場所を問わずに幅広く使えるタイプ。
サイズや糸巻量、ドラグ力などのスペックが満たされていれば、様々なターゲットに使用できます。
山下
本記事では、おもにこの汎用スピニングリールについて取り上げていきます。
レバーブレーキリール

撮影:ちゃったTV なおと
レバーブレーキリール とは、糸を出したり止めたりできるレバーが付いたスピニングリールのこと。
フカセ釣りを中心に使われています。
▼レバーブレーキリールについてはこちらをチェック!
投げ・遠投リール

投げ・遠投リール とは、その名の通り遠投に特化した大きなスプールが付いたリールのこと。
100m以上の遠投を行う投げ釣り・カゴ釣りに使われています。
▼遠投リールについてはこちらをチェック!
スピニングリールの選び方

スピニングリールの選び方のポイント
スピニングリールを選ぶときには、ターゲットに合わせたサイズ(糸巻量)選びやギア比がとくに重要です。
予算に合った最適な1台を購入できるように、選ぶ際のポイントを確認しておきましょう。
まずは番手の読み方を理解しよう

リール選びに入る前に、番手の読み方を理解しておきましょう。
一番重要なボディサイズは数字で表され、大きくなればなるほどリールのサイズも大きくなります。
山下
そのほかの表記に関しては、メーカーによって異なる場合が多いです。
以下にメーカーごとの番手の読み方についてまとめましたので、頭に入れておくと、番手選びがスムーズになると思います。
メーカー | ボディ | スプール | ギア比 | ハンドル | その他 |
---|---|---|---|---|---|
ダイワ | C:コンパ クトボディ仕様 (サイズを表す数字の後に表記される) | SS:スーパーシャロースプール S:シャロースプール 無印:ノーマルスプール D:深溝スプール | P:パワーギア 無印:ノーマルギア H:ハイギア XH:エクストラハイギア | DH:ダブルハンドル 無印:シングルハンドル | LT:LIGHT TOUGH → ダイワの小型スピニングの 設計コンセプト FC:フィネスカスタム SF:スーパーフィネス PC:パワーカスタム |
シマノ | C:コンパクトボディ仕様 (サイズを表す数字の前に表記される) | SSS:スペシャルシャロースプール SS:スーパーシャロースプール S:シャロースプール M:ミディアムディープスプール 無印:ノーマルスプール | PG:パワーギア 無印:ノーマルギア HG:ハイギア XG:エクストラハイギア | DH:ダブルハンドル 無印:シングルハンドル | – |
アブガルシア | – | S:シャロースプール MS:ミドルシャロースプール 無印:ノーマルスプール | 無印:ノーマルギア H:ハイギア | D:ダブルハンドル 無印:シングルハンドル | – |
釣り方・ターゲットでサイズ(糸巻量)を決める
カテゴリ(ターゲット) | リールサイズ | 糸巻量の目安 |
---|---|---|
アジング | 1000〜2000 | エステル2lb-100m |
メバリング | 2000 | PE0.4号-100m |
エリアトラウト | 1000〜2000 | ナイロン4lb-100m |
大型トラウト | 3000〜4000 | PE1号-150m |
バス | 2500 | フロロ5lb-100m |
エギング | 2500〜3000 | PE0.8号-200m |
シーバス | 2500〜4000 | PE1号-200m |
SLJ | 2500〜4000 | PE0.8号-200m |
フラットフィッシュ | 4000 | PE1号-200m |
ライトショアジギング | 3000〜4000 | PE1.5号-200m |
ライトジギング | 4000〜5000 | PE2号-300m |
ちょい投げ釣り | 3000 | ナイロン3号-100m |
サビキ釣り | 3000 | ナイロン3号-100m |
ウキフカセ釣り | 2500〜3000 | ナイロン3号-150m |
まずは、ボディサイズを選びましょう。サイズに合わせて糸巻量も大きく変わってきます。
どんな釣りをするのか、その釣りにはどのくらい糸巻量が必要なのか、を把握することでスムーズにサイズを選ぶことができるでしょう。
山下
汎用性を求めるなら2500〜3000番がおすすめです!
スプールは浅溝(シャロー)か深溝(ノーマル)か

サイズによっては、「糸巻量の少ない浅溝(シャロー)スプール」と「糸巻量の多い深溝(ノーマル)スプール」の2種類がラインナップされています。
それぞれの特徴をしっかりと把握し、スタイルに合ったものを選びましょう。
適正量だけ巻くなら浅溝(シャロー)スプール
ルアー釣りで扱うPEラインや、ナイロン・フロロでも細い号数をリールに巻きたい場合には、浅溝スプールが便利。
浅溝スプールを使用することで、下巻きを最小限にしてラインを適正量巻くことが可能です。
太糸にも対応できて汎用的に使える深溝(ノーマル)スプール
太い号数のナイロンやフロロをメインラインとして使用する場合には、深溝スプールを搭載した番手を選ぶのがおすすめです。
下巻きをすることで細い糸にも対応。汎用的に使用できるタイプといえます。
山下
ルアー釣りのみであればシャロースプール、エサ釣りもやるのであればノーマルスプールを選ぶと良いでしょう。
ギア比は釣り方に合わせてお好みで

スピニングリールのギア比は、ハンドル1回転でローターが何回転するかを表した数値です。
ギア比が高くなればなるほど、ハンドル1回転で巻き上げられるラインが長くなります。
一般的なギア比のラインナップとしては、パワーギア(4.5前後)<ノーマルギア(5.1前後)<ハイギア(5.7前後)<エクストラハイギア(6.2前後)があります。
山下
ざっくりとノーマルギアとハイギアを例に、それぞれの強みや特徴を把握しておきましょう。
巻き上げスピード(手返し) | ノーマルギア < ハイギア(速い) |
巻き感度 | ノーマルギア < ハイギア(高い) |
巻き上げパワー | ノーマルギア(強い) > ハイギア |
ギアの耐久性 | ノーマルギア(強い) > ハイギア |
低いギア比ほど力強く巻ける
パワーギアなどの低いギア比は、ハンドル1回転当たりに巻き取れるラインが短い分、力強くラインを巻き上げられるのが特徴。
負荷がかかった状態でもハンドルの回転が軽く、大物とのファイトでも力強くリールを巻けたり、引き抵抗が強いルアーが楽に扱えたりします。
また、ルアーをスローに動かす釣りにも相性が良く、夜のシーバスやアジング、メバリングなどでも人気です。
高いギア比ほど速く巻ける
ハイギアやエクストラハイギアなどの高いギア比は、ハンドル1回転当たりに巻き取れるラインが長く、速く巻けるのが特徴。
ルアーに速い動きを与えたいときや、ラインスラッグを素早く回収したいときにハイギアが役立ちます。
また、ローギアとハイギアで、ルアーを同じ速度で泳がせると仮定した時に、ハイギアの方がハンドルをゆっくり回せるので、手元の感覚をより研ぎ澄ませることができ、感度に優れているといえます。
ハンドルは基本シングル

スピニングリールのハンドルは左右入れ替えられるため、購入時に左右を選択する必要はありません。
気にする必要があるのは、シングルハンドルなのかダブルハンドルなのか。
といっても、ダブルハンドルは2500〜3000番サイズにしかラインナップされておらず、基本的にはシングルハンドルを選んでおけば間違いないです。
エギングではダブルハンドルが人気

撮影:釣り好きまっちゃん
ダブルハンドルは重心が安定しているので勝手に回ることがなく、ラインを余分に巻き取ってしまうことで起きる、意図しないアクションを防げます。
とくにエギングではエギのフォール姿勢が重要になるので、ダブルハンドルを使用する方が多いです。
また、安定したリトリーブがしやすかったり、ノブが2つあることから素早くハンドルを握れるなどのメリットもあります。
一方、デメリットは自重が重くなってしまうことなどが挙げられます。
山下
軽さを重視するのであれば、シングルハンドルで良いでしょう。
常にハンドルに手を添えているという方であれば、勝手に回ることも無いため、ダブルハンドルにするメリットはあまり無いかもしれません。
▼ダブルハンドルについて詳しく!
ハンドルはカスタムも可能

ハンドルは別途パーツ を購入することでカスタムも可能。
シングルハンドルのモデルをダブルハンドルに変えたり、T字ノブを丸型ノブに変えたりなど、リール購入後でも好みのハンドルに変えることができます。
カスタム用のパーツは、リールメーカーのほか、カスタムパーツ専門メーカーなどから多くの商品がラインナップ。特定の釣りでの使いやすさを追求するのであれば、その釣りに合ったハンドルにカスタムするのも手でしょう。
山下
巻き取る際に常に触っている部分なので、こだわるアングラーも多いようです。
三大メーカーが人気
スピニングリールを販売するおもなメーカーは、三大メーカーと呼ばれることも多いダイワ、シマノ、アブガルシアの3つ。
いずれのメーカーも人気が高く、信頼性の高いアイテムを販売しています。
ダイワ

大手釣具メーカーで数多くのロッドやリールを販売するダイワ。
ダイワのスピニングリールは自重が軽いだけでなく、巻き出しが軽いモデルが多く、操作性が高いのが特徴です。
近年では、エアドライブデザインと呼ばれる次世代スピニングリールの設計思想を搭載しているモデルが主流。
ルアーを意のままに操作することを追求し、ルアーフィッシングへの対応力が高められています。
シマノ

国内外のアングラーから支持を得ている大手釣具メーカーのシマノ。
シマノのスピニングリールは、しっとりとした巻き心地が備わっているのが特徴です。
近年では、上位機種を中心にインフィニティテクノロジーを搭載し、キャストフィール、耐久性、巻き心地、パワーのいずれにも磨きがかかっている印象。
トラブルレス性能も追求されていて、快適な使用感を提供します。
アブガルシア

バスアングラーから絶大な人気を誇るアブガルシア。
その人気はバスのみならず、近年ではソルトシーンにまで広がり、多くのアングラーに愛用されています。
他社とは一線を画す個性的なデザインで根強いファンも多く、1万円台前半でカーボンハンドルを搭載していたり、替えスプールが付属していたりなど、コスパに優れたアイテムが多いのも特徴です。
山下
いずれも高い技術力で釣り業界を引っ張ってきた釣具メーカー。
安価な中華系メーカーなどのリールもECサイト内にたくさん並んでいますが、アフターサービスなども充実している三大メーカーが間違いないですよ!
価格は性能に直結する
リールは価格=性能です。
価格が高くなればなるほど、巻き心地や軽さ、耐久性、ドラグ性能などリールとしての性能も高くなります。
具体的にどのような差があるのかチェックしていきましょう。
巻き心地

高価なリールほどハンドルやギアのガタつき、ブレが少なくなり巻き心地が非常にスムーズ。
負荷の小さな釣りであれば巻き感度が向上し、負荷の大きな釣りであれば楽に巻いてくることができます。
釣りは巻いている時間が長いので、快適な巻き心地に越したことはありません。
軽さ

リールのコンセプトによりますが、上位機種には比較的自重が軽いモデルが多いです。
もちろん上位機種に当たるものは軽いだけでなく、パワーも兼ね備えているのがほとんど。
近年はロッドもリールも軽量化が進み、長時間釣行でも疲れにくいタックルを組み上げることが可能になっています。
耐久性

タフに長く使用できるのも高価なリールの特徴。
高い防水性能はもちろん、上位機種に使用されているギアやボディの素材など、それぞれが耐久性の高いパーツで形成されています。
高価なリールを、メンテナンスもしながら十数年に渡って使っているアングラーも多いです。高い買い物なので、長く使えるに越したことはありませんね。
ドラグ性能

魚が掛かった際の強い引きによる不意なラインブレイクを防いでくれるのがドラグ。このドラグに関しても上位機種の方がより優れているといえます。
上位機種は強弱のより細かな設定が可能で、スムーズにドラグが利いてくれるので、大物とも安心してやり取りができるでしょう。
山下
結論、おすすめするのは予算内で一番上位のモデルです。
ただし、三大メーカーの技術は年々進化しており、近年では低価格帯でも高性能なリールが増えてきています。安価なモデルでも普通に釣りをする分には十分使えますよ!
スピニングリールおすすめ30選
ここでは、価格帯別におすすめのリールを30選紹介します。
予算に合わせて好みのスピニングリールを探してみましょう。
【5千円クラス以下】おすすめ3選
ダイワ ジョイナス 2500
自重(g) | 260 |
---|---|
ギア比 | 5.3 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 80 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 2-200/3-150/4-100 |
PE糸巻量(号-m) | - |
実売価格3,000円以下ながらも、回転性能と耐久性を兼ね備えた糸付きの汎用スピニングリール。
ナイロンラインを標準装備し、ルアーからエサ釣りまで淡水、海水問わず、あらゆる場面で重宝します。
糸絡みを軽減する機能もあり、初心者でも扱いやすいところも嬉しいポイントといえるでしょう。
シマノ FX 2500
自重(g) | 250 |
---|---|
ギア比 | 5 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 71 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 2-170/2.5-150/3-120 |
PE糸巻量(号-m) | 1-320/1.2-220/1.5-160 |
安心、快適、トラブルレスを実現し、初心者でも扱いやすいのが魅力の入門機。
3次元解析を駆使して作り込まれたギアを採用し、低価格リールで気になるガタつきを軽減。
AR-Cスプールを搭載することで、ライントラブルを軽減し、快適な使用感を得られます。
アブガルシア カーディナル3 S2500
自重(g) | 256 |
---|---|
ギア比 | 5.1 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 72 |
最大ドラグ力(kg) | 5.2 |
ナイロン糸巻量(号-m) | 2.5-100 |
PE糸巻量(号-m) | 2-150 |
糸付きリールで人気が高いカーディナル Sシリーズの第3弾に当たるモデル。
1000〜5000番までラインナップし、エサ釣りからルアー釣りにまで幅広く対応。
深溝スプールを搭載しているので、PEラインのみならず、フロロカーボンやナイロンを十分に巻ける糸巻量を有します。
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【〜1万円クラス】おすすめ8選
ダイワ クレスト LT2500S-XH
自重(g) | 235 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150/5-120/6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-190/1-140 |
LTコンセプトを採用して、2500番サイズで前作よりも40gの軽量化に成功したクレスト。
上位機種にも採用されているドラグシステムのATDを採用し、高いドラグ性能を獲得しています。
実売価格は5,000円ほどで、購入しやすい低価格に設定されているところが嬉しいポイントです。
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アブガルシア カーディナル3 STX 2500SH
自重(g) | 263 |
---|---|
ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 82 |
最大ドラグ力(kg) | 5.2 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
実売価格6,000円ほどの低価格ながらも、予備ラインを巻いておくのに便利な替えスプールを標準装備した、カーディナル3 STX。
ねじ込み式のハンドルを搭載して低価格モデルの悩みの種になるガタつきを低減し、快適な使用感が得られます。
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シマノ セドナ 2500HG
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 91 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | - |
PE糸巻量(号-m) | 1-320/1.2-270/1.5-220 |
2023年にリニューアルし、大幅に進化したエントリーモデルのスピニングリール。
フラッグシップモデルにも搭載しているサイレントドライブを採用し、滑らかで静粛性の高い巻き心地を実現しています。
500〜C5000番まで幅広い番手をラインナップしており、釣りものに合わせた選択が可能です。
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アブガルシア スーペリア 2500SH
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
実売価格1万円以下ながらも、タフさを備えたおすすめのリール。
高強度アルミ鋳造合金をボディに採用し、軸芯がブレにくく、最適なギアフィーリング向上に貢献しています。
カーボンマトリックス素材とフェルト素材をミックスしたドラグワッシャーで、滑らかにドラグが利くのも特徴です。
ダイワ レブロス LT2500S-H
自重(g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 5.6 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 79 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150/5-120/6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-190/1-140 |
あらゆる釣りの初心者から絶大な人気を誇るコスパリールのレブロス。
エントリーモデルながらも、2500番で220gとワンランク上の軽さを実現しています。
上位機種にも搭載しているATDやロングキャストABSスプールを採用し、価格以上の性能を有しているところも必見です。
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シマノ サハラ 2500SHG
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 91 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
エントリーモデルながらも、ワンランク上の使用感を追求して作られたサハラ。
自重の軽さとノンストレスの巻き心地を実現し、前作よりも大幅に進化しています。
回転時のガタつきやノイズを排除して、ルアーフィッシングで重要な巻き上げ時の感度を向上しているところも魅力です。
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ダイワ レガリス LT2500S-XH
自重(g) | 185 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150/5-120/6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-190/1-140 |
2023年にフルモデルチェンジをはたし、大幅に進化を遂げたスピニングリール。
ボディとローターにはザイオン Vを採用して、軽さと剛性を両立し、軽くても安心の使用感を提供。
エアドライブローターを採用し、止める、巻く、の動きがよりクイックに。ルアーを繊細に操作できます。
シマノ ナスキー 2500HG
自重(g) | 240 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 91 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | - |
PE糸巻量(号-m) | 1-320/1.2-270/1.5-220 |
エントリーモデルから巻き心地にこだわってリール選びをしたい方は、ナスキーを要チェック。
硬くて粘り強いHAGANEギアをメインギアに採用し、ハードな使用にも対応できます。
防水構造のコアプロテクトを採用しているので、波飛沫がかかるオフショアの釣りにも安心です。
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【〜2万円クラス】おすすめ7選
シマノ ミラベル 2500SHG
自重(g) | 205 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 91 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
メインとなるパーツに軽量素材のCI4+を採用し、クラスを超えた軽さを実現したミラベル。
2500SHGで205gと、同価格帯のリールに比べると15〜35gほど軽く仕上がっています。
巻きの質にもこだわって作られていて、軽くても快適な使用感を得られるところも魅力です。
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アブガルシア ロキサーニ 2500SH
自重(g) | 228 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5.2 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
実売価格1万円ほどながらも軽量性、感度に優れたカーボンハンドルを搭載しているのが特徴。
上位機種のレボシリーズの遺伝子を引き継いで作られていて、低価格でも性能が高く、コスパに優れています。
デュラメタル一体アルミボディで、タフに使い込める点も魅力です。
ダイワ フリームス LT2500-XH
自重(g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-230/6-150/8-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-290/0.8-200/1-190 |
ザイオン V製のボディとローターを採用し、軽さと剛性を獲得した次世代のフリームス。
前作よりも25%軽量化されたローターにより、初動の軽さを実現しています。
大型番手には釣りものに合わせたハンドルノブを搭載し、使いやすさを向上しているところも必見です。
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シマノ アルテグラ 2500SHG
自重(g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
マイクロモジュールギアⅡやロングストロークスプール、サイレントドライブ、Xプロテクトなど、上位機種の技術をふんだんに採用。
巻きやキャスト、耐久性といった基本性能が高く、エントリーモデルながらもワンランク上の使用感を提供します。
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アブガルシア レボ エーエルエックス シータ 2500SH
自重(g) | 215 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5.2 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
軽さとタフさを高次元で両立し、高いパフォーマンスを実現したおすすめのモデル。
ハンドルの回転を軽くするフリクションフリー構造を採用し、大物がヒットしても力強い巻き上げが可能です。
カーボン繊維で強化した新素材のC6カーボンをローターに採用することで、強度や耐久性を犠牲にせず、大幅な軽量化に成功しています。
ダイワ レグザ LT2500-XH
自重(g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-150/8-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200 |
2023年にフルモデルチェンジし、レグザの代名詞でもある高剛性、高耐久に加え、高次元の操作性を獲得したNEWモデル。
エアドライブデザインを搭載し、巻き出しの軽さと重量バランスを改善することで、高い使用感を実現。
ショアジギングやシーバスなど、タフなゲームでその進化を発揮します。
ダイワ カルディア LT2500S-XH
自重(g) | 190 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150/5-120/6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-190/1-140 |
エアローターと大口径タフデジギアを搭載し、軽く滑らかな回転を実現。
モノコックボディ採用で、大口径ギアを搭載していてもLT2500S-XHで190gと軽量です。
ボディとローターの素材にはザイオン Vを採用し、パワーと軽量性の両立にも成功しています。
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【〜3万円クラス】おすすめ4選
シマノ ストラディック 2500SHG
自重(g) | 220 |
---|---|
ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
予算2万円前後で耐久性が高いリールが欲しい方は、ストラディックを要チェック。
負荷がかかるギアにインフィニティクロスを採用し、耐久性を向上しています。
耐摩耗性に優れたドラグワッシャーを採用することで、長時間にわたる大物とのやりとりも安心です。
アブガルシア レボ SP ロケット 2500S
自重(g) | 192 |
---|---|
ギア比 | 7.6 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 108 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
2000〜4000番までの4機種をラインナップし、いずれもギア比7以上に設定されたロケットギア比モデル。
2500Sはギア比7.6で、ハンドル1回転で最大108cmも巻き取れます。
ハンドルキャップにシンカーストッパーを搭載しており、ジグヘッドや小型プラグなどを引っ掛けておけるのが便利です。
シマノ ヴァンフォード 2500SHG
自重(g) | 175 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
中堅機種から軽さを重視して選びたい方におすすめなのがヴァンフォードです。
ボディとローターの軽さがもたらす巻き出しの軽さと操作性に優れていて、繊細な操作を要する釣りに深く対応。
防水機構のXプロテクトやHAGANEギアを搭載し、軽さだけでなく、耐久性も備わっています。
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ダイワ ルビアス LT2500-XH
自重(g) | 175 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-150/8-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200/1-190 |
ダイワの中堅機種から軽いリールが欲しいアングラーは、ルビアスを要チェック。
LT2500-XHで175gと、上位機種と遜色のない軽さを実現しているところは必見です。
軽くても巻き心地はスムーズであり、かつ巻き出しも軽いため、クイックなアクションにも対応します。
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【4万円クラス以上】おすすめ8選
アブガルシア ゼノン 2500SH
自重(g) | 148 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-100 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-150 |
アブガルシアのフラッグシップモデルで、自重が軽く、軽快に使用できるのが魅力のゼノン。
ノーマルスプールを搭載した2500番で148gとかなり軽量で、価格を超えた軽さを実現。
軽量化と低慣性モーメントを実現したローターを採用し、巻く、止める、の動作がスムーズに行えます。
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シマノ ツインパワーXD C3000HG
自重(g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 6 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 89 |
最大ドラグ力(kg) | 9 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | - |
PE糸巻量(号-m) | 1-400/1.5-270/2-200 |
タフさと軽快さを高次元で両立したツインパワーXD。
軽量なマグナムライトローターを採用し、異次元の回転軽さを実現しています。
スプールリングにはステラSWと同様のバリアコートスプールリングを採用。
いずれの番手にもラウンドノブを搭載し、大物への対応力が向上しています。
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ダイワ セルテート LT2500-H
自重(g) | 200 |
---|---|
ギア比 | 5.7 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 80 |
最大ドラグ力(kg) | 10 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 6-150 |
PE糸巻量(号-m) | 0.8-200 |
2024年にリニューアルが決まった大注目リールのセルテート。
エアドライブデザインを搭載し、リールとしての基本性能を大幅に向上しているところが進化したポイントです。
操作性、回転フィール、巻き感度、トラブルレス性能のいずれもが高く、ベテランアングラーも満足できるでしょう。
シマノ ツインパワー 2500SHG
自重(g) | 210 |
---|---|
ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
金属ローターとHAGANEギアを採用し、高剛性、高耐久を実現した人気スピニングリール。
2024年にリニューアルし、インフィニティループを搭載して快適なキャストフィールを実現。
剛性や耐久性が高くても2500SHGで210gと重たすぎず、快適な操作性も確保しています。
ダイワ エアリティ LT2500S-XH
自重(g) | 150 |
---|---|
ギア比 | 6.2 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 87 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200 |
ダイワ史上最高レベルの軽さを実現し、アングラーから高い人気を誇るエアリティ。
LT2500S-XH150gとかなり軽量で、巻き出しの軽さも相まって高い操作性を実現。
ギアやボディには強度があり、軽くても安心の使用感が得られるところも人気を集める理由です。
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シマノ ヴァンキッシュ 2500SHG
自重(g) | 165 |
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ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
インフィニティテクノロジーを搭載し、心地良いキャストフィールや耐久性、巻き心地、パワーを獲得。
ライントラブルを回避するアンチツイストフィンや、耐摩耗性に優れたドラグワッシャーのデュラクロスを採用することで快適な使用感を実現しています。
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シマノ ステラ 2500SHG
自重(g) | 205 |
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ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 86 |
最大ドラグ力(kg) | 4 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 5-110/6-95/8-70 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200/0.8-150/1-120 |
シマノ最高峰のスピニングリールで、多くのベテランアングラーから人気を集めるステラ。
ステラ特有の滑らかでしっとりとした巻き心地を有しているのが特徴です。
スプール上にラインを密に巻き上げるインフィニティループを搭載し、ラインがスムーズに放出することで快適なキャストフィールを提供します。
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ダイワ イグジスト LT2500S-H
自重(g) | 160 |
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ギア比 | 5.8 |
最大巻取長(cm/ハンドル1回転) | 82 |
最大ドラグ力(kg) | 5 |
ナイロン糸巻量(lb-m) | 4-150 |
PE糸巻量(号-m) | 0.6-200 |
ダイワのフラッグシップモデルで、あらゆる性能が高次元に仕上がっている人気リール。
自重や回転の軽さはもちろんのこと、耐久性や剛性も高く、高級リールならではの快適な使用感が得られます。
ドラグには初動レスポンスに優れたATD-Lを採用し、ライトラインでのファイトも安心です。
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スピニングリールの使い方

スピニングリールを購入したのは良いけど、どのように使えば良いのかわからない……。
そんな方のために、ここではスピニングリールの基本的な使い方について紹介します。
スピニングリールの構造を理解しよう

スピニングリールはベールを起こすとラインがフリーになり、ベールを返すとラインを巻き取れる構造。
ベールを起こした状態でキャストして、ベールを手で返してからラインを巻き取るという流れです。
山下
釣り中はこの動作を一連の流れとし、繰り返しキャストして魚を探していくというイメージです。
ロッドへの付け方〜キャストまで
ここからはより具体的な使い方について解説していきます。
スピニングリールの使い方に不安がある方は、この項目をチェックしながら使い方を習得してみましょう。
ロッドにセット

最初に行うのは、ロッドにスピニングリールをセットする作業です。

まずは、リールシートの固定されている側に片方のリールフットを差し込みます。

次に、逆側のネジ部を回してもう一方のリールフットも固定します。
リールフットがしっかりと固定されていないと、リールが脱落する可能性が高いので要注意。
固定したリールがガタつかないか確認してから次の作業に進むようにしましょう。
ラインを通す
次にラインをガイドに通す作業を行います。

ここで忘れてはいけないのは、ベールを起こした状態でラインを出すこと。
それによって、ベールを返したときにラインがラインローラーを通り、巻き取りができるようになります。

ラインを全てのガイドに通したら、ルアーや仕掛けを結べば準備OKです!
山下
とくに初心者の慣れていない方は、ラインローラーにラインが通ってない状態で作業しているのを目にします。
必ずベールを起こしてから作業してくださいね!
▼ベールを起こさずにラインを通してしまった場合はこちら
ドラグを調整する

釣りを開始する前に忘れずに行っておきたいのが、ドラグ調整。
ドラグ調整を忘れた状態で魚がヒットすると、締めすぎの場合ラインが切られたり、緩すぎの場合フッキングできなかったりします。
魚とのファイト中にドラグを調整するには、慣れが必要なので、前もってドラグ調整を行うようにしましょう。
山下
釣りによってドラグの最適な強さは変わります。
初心者の方が自ら調整するのはなかなか難しいので、できれば先輩アングラーなどに教えてもらうのが無難です。
▼ドラグ調整について詳しく!
キャストをする

基本的な持ち方は、中指と薬指でリールフットを挟み込むように持ちます。
次にローターを回して、ラインローラーをロッド側に寄せましょう。そして、ロッドを持つ手の人差し指でラインを持ち、ベールを起こします。
このとき、ルアーはロッドの先から20〜30cm程度※垂らしておきましょう。
※釣りによって適正な長さは変わります。

次に、ロッドを後ろに振りかぶり、キャストしたい方向へロッドをスイング。
スイング中にもっともルアーの重みを感じたところでラインから指を離すと、ルアーをキャストできます。まずは、飛距離を求めるのではなく、トラブルなくキャストできるように練習してみましょう。
キャストの際は、必ず周りに人がいないかを確認するようにしてください。
山下
振るという意識ではなく、ルアーの重みを感じるという意識でチャレンジしてみてください。
慣れていくと、どんどん飛距離が出るようになります。
▼キャスト方法についてこちらもチェック!
スピニングリールのメンテナンス
スピニングリールを末長く使用するためには、日々のメンテナンスが重要です。
ここでは、メンテナンスをする上で重要になる2点について紹介します。
釣行後は水洗いを

スピニングリールを海で使用した場合には、迅速に水洗いをすることが重要です。
その際はドラグをしっかりと締めてから、ハンドルを回転させないようにドラグノブ付近から水を流すのが基本的な洗い方。水洗いを怠ると、回転性能が低下し、実釣に支障をきたす可能性があります。
固着しやすいラインローラーやハンドルノブは回しながら水洗いすると、塩噛みによって固着してしまう可能性を軽減できます。
▼スピニングリールの洗い方・メンテナンスについて詳しく!
オーバーホールも活用しよう
水洗いを丁寧に行っていても、トラブルが発生してしまうことも少なからずあります。
そのような場合には、メーカーのオーバーホールを活用するのがおすすめです。
メーカーにオーバーホールを依頼すると、洗浄、注油を行ってくれるほか、費用がかかるものの劣化したパーツを交換してくれます。
オーバーホールを活用することで、大切なリールの寿命を延ばせるでしょう。
▼オーバーホールについて詳しく!
スピニングリールのよくある質問
ラインの適正量は?

PEラインの適正量はスプールエッジの少し内側に収まるくらいです。
適正量を巻いておくことで、キャスト時のライン放出量が最適化され、トラブルなく飛距離を出すことが可能になります。

スプールエッジ内にラインが収まっていないと、キャスト時にはみ出た分のラインが一気に放出されることになり、糸絡みなどのライントラブルにつながってしまいます。
一方、ラインが少なすぎると、キャスト時に放出されるラインがスプールエッジに干渉しすぎるため、飛距離低下の一因に。
多すぎず少なすぎず、適正量のラインを巻いておくことが大切です。

ナイロンやフロロの場合はPEラインよりもやや少なめにしておくのがベター。
ラインに張りがあるためスプールに巻き付けているラインが浮きやすく、トラブルが起こる可能性が高いです。
飛距離は多少犠牲になってしまいますが、トラブルが起きてしまっては意味がないので、若干少なくしておきましょう。
下巻きは必要?

先述の通り、ラインは適正量巻いておくことが大切。そのため、適正量に満たない場合は下巻きが必要です。
下巻きに使用するラインは、安価なナイロンライン がおすすめ。メインラインよりも太いラインを選ぶと、糸噛みなどのトラブルが起きやすくなるので、メインラインと同程度の太さに合わせましょう。

また、PEラインをスプールに直接巻き付けると、PEラインの性質上滑って空転してしまう可能性があります。
ナイロンやフロロであれば、直接スプールに巻き付けてもしっかりと固定されるので、PEラインのみで適正量巻ける場合でも、数週でOKなのでナイロンかフロロで下巻きをしましょう。
▼下巻きの巻き方について詳しく!
大型(SW)スピニングリールとの違いは?

SWリールとも呼ばれる大型スピニングリール は、リールのサイズや耐久性が異なります。
一般的な汎用スピニングリールよりもサイズが大きく、耐久性や剛性が高いのが特徴。巻き取るパワーも高いので、大物狙いの場合に使用されることが多いです。

4000・5000番クラスだと汎用にも大型にもラインナップされている番手のため、どちらが良いかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初心者の方や操作性を重視する方であれば軽快に扱える汎用スピニングリールを、大物を積極的に狙っていきたい方は大型スピニングリールを選ぶと良いでしょう。
まずはスピニングリールからスタートしよう

毎年多くの新製品が発表される中、一番注目を集めるのがスピニングリールです。
ルアー釣り・エサ釣り問わずあらゆる釣りで使用され、初心者はもちろん、中・上級者にとっても必須釣具といえるでしょう。
とくにこれから釣りを始めたいという方は、まずは扱いやすいスピニングリールでチャレンジしてみてください!
スピニングリールの人気売れ筋ランキング
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの人気売れ筋ランキングも、スピニングリールを選ぶときの参考になります。以下のリンクからぜひ最新のランキングをチェックしてみてください。
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