意外と知らない?「ウェーダー」の魅力
こんにちは。TSURI HACKライターの小林です。
個人的に春から秋にかけて出番が多くなってくるのが『ウェーダー』。コレを使うと釣りが楽しくなるんですよねぇ。
今回はなぜウェーダーを使うと釣りが楽しくなるのか?
その魅力を書いてみたいと思います。
魅力①魚の居るポイントに近づけます
上の写真は魚の居るであろうポイントを上手く攻めたかったため、ウェーディングしているところです。
このように魚が確実に居るであろうスポットへエントリーできるため、釣果アップが望めるようになります。
魅力②渡れなかった磯場や堤防に行けます
あんなおいしそうな磯場があるのに行けないっ!
なんて歯がゆい思いをしたこともある方、多いんじゃないでしょうか。
潮の状態によっては、ウェーダーを履くことで簡単に渡ることもできちゃいます。ちょっとした冒険気分でテンションも上がりますし。
※安全のため、ライフジャケットの着用してください。また、水深が目視できる場所にしましょう。
魅力③渓流や川遊びも楽しい
山に入っての渓流釣りも相性◎。
水温は夏場でもかなり低いので、ウェーダーでも快適に釣りが楽しめます。
水温の低い渓流に浸かりながら、鳥の声や清流の音に身を委ねる……。
海やバス釣りとは、また一味違った趣です。
時にはうなぎやテナガエビ狙って、竹で作った竿の先端に針とミミズを付けて釣る『穴釣り』をしたり。
ウェーダーが無いと成立しない釣りです。(このときは釣れませんでしたが)
魅力④魚と近い目線でファイトできます
何より水面からの景色や、魚と近い距離でのファイトは最高です。
一度この楽しさを体感すると、それを目当てに無意味にウェーディングすることも増えたりします。
こうして書いている瞬間も思い出してしまい、なんだかウェーディングしたくなってきました。
まるで禁断症状ですね(笑)
ウェーダー着用に際してアドバイス
ただし、良いことばかりではありません。
ウェーダーは空気を通さないので、めちゃくちゃ蒸れますし、そして重いです。
レインコート以上に蒸れるため、その辺りは覚悟しておきましょう。
釣果と比例するように、疲れがいつもよりも増してしまうのはウェーダー着用の宿命です。
軽装で履くと楽です
「できる限り楽に」ということで、この通り。ボクはウェーダーを履く時は超軽装。海パンです(笑)
もし蒸れすぎてしまったら、そのまま海に浸かってしまえばOK。
蒸れた後に入る海は最高です。海パンでウェーダーを履くと、身体をいい感じに冷やしてくれます。
暑い季節に、ぜひマネしてほしいスタイルです。
深場にハマらないように注意
ウェーディングには、男の子の冒険心をくすぐる要素が強く秘められています。
しかし、海でも湖でも川でも、どんな場所にも急深の場所はつきもの。楽しくなりすぎて深場にハマらないように注意してください。
目視で水深が確認できないような場所は、必ずライフジャケットの着用をしましょう。
目的地に渡ったら脱いじゃいましょう
水に浸かっていないとウェーダーはとっても重く感じます。
ずっと履いているのも蒸れるので、磯などに渡ってしまったら脱いで釣りをするのも手ですね。
安価なウェーダーからでも十分始められます
高価なウェーダーが当然素材も機能的にも着心地的にも良いとは思いますが、安価なウェーダーでも十分に楽しめます。
ボクが使用しているのは非常に安価なウェーダーです。
滑り止めもついてて安心
安価でも滑り止めもきちんと付いているため安心ですし、もちろん水を通すことはありません。
釣果アップに限らず、釣りの“はば”を広げてくれます。
この様に、ウェーダーを使いこなすことで、釣果アップが望めることは間違いありません。
何よりボクは、魚と限りなく近づいてやりとりできることが、このスタイルの一番の魅力なんじゃないかと感じています。
夏が終わり、秋へと移り変わる季節。丁度良いシーズンの到来です。
ウェーダーを履くことで広がる楽しみを、読者のみなさまにも感じてほしいと思います。
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