まずは装備を揃えよう
ウェーディングでは様々な装備が必要となります。ざっと並べると写真の通り。
今回は中でも、ウェーディングならではの装備品に絞って、ご説明していきます。
ウェーダー
ウェーダーとは、ウェーディング時に用いる防水ウェアのこと。写真のようなブーツタイプや、ウェーディングシューズと合わせて使うソックスタイプなど、様々な製品が販売されています。
以下の記事などを参考に使用するフィールドやシーズンに合わせたウェーダーを揃えてみてください。
フローティングベスト(固定式)
フローティングベストは、ウェーディングに限らず、必要な装備品です。ウェーディングでは、浮力7.5キロ以上のフローティングベストを着用しましょう。
また、ルアーボックスが入る大型のポケットやフィッシュグリップ、スパイラルコードを取り付けられるD管が付いているものがおすすめです。
ライト

夕まずめや夜のウェーディングでは欠かせない装備品です。移動する時に足元を照らしたり、糸の結び変えの際に使用します。
ウェーディングでは、非常時の予防策も兼ねて、ライフジャケットに大型のライトを装着し、写真のようなネックライトを首に装着するなど、二つライトを持ち歩くのがおすすめです。
安全灯(フラッシャー)

こちらもナイトウェーディングでの必需品であるフラッシャーです。ライフジャケットの後ろに取り付け、常に点灯をさせておく形で使用します。
このフラッシャーをつけていないと、後方からくる人が自分の存在に気づかず、ルアーを投げ込んできてしまう可能性もあります。このようなトラブルを避けるための最低限のマナーとして必ず装着して釣行するようにしましょう。
エイガード

エイガードは、エイの毒針を貫通しづらくするための装備品。干潟や河口域はエイの住処です。誤ってエイを刺激してしまうと、毒針で刺されてしまうことがあります。
エイに刺されてしまうと激しい痛みと腫れ、重度の場合はショック症状が出ることもあるため、干潟や河口域でのウェーディングでは、必ずエイガードを装備するようにしましょう。
ウェーディングスタッフ

ウェーディングスタッフとは、足元の底室や地形を把握するための杖です。水の中を確認することが難しい状況下でも、この杖で前方の状況を確かめながら、進んでいくことにより、危険を回避できます。
エイ避けとしても用いられることがありますので、地形変化の少ないフィールドでの使用でも重宝するでしょう。
ナイフ

ウェーディング中に転倒してしまい、ウェーダーの中に水が入ってしまった際に使用する装備品です。ウェーダーの中に水が入ってしまうと、水の重みでうまく身動きを取ることができなくなってしまいます。
ナイフがあれば、その場でウェーダーを切り、水を抜くことができます。ナイフは、魚をさばく用途のものでも構いませんので、必ず常備するようにしましょう。
ランディングネット

最後に魚をキャッチするための必要な装備品の紹介です。ウェーディング用のランディングネットは、グリップ部分の長さが短く、水の中でも取り回しやすい設計になっています。
水の中での取り込みに必要不可欠なアイテムとなりますので、ウェーディング釣行時には、装備しておくことをおすすめします。