ウェーディング入門講座!必要な装備と歩き方&注意点を抑えよう

2019/06/05 更新

海や川の中に立ち込みながら釣りを楽しむウェーディングゲームでは、陸っぱりやボートとはまた異なる体験が得られる釣り方。ただしこの釣り方には様々な危険もあります。今回は、安全に楽しくウェーディングをするための装備品から歩き方や注意点を解説して行きます。


大自然との一体感を味わうウェーディングゲーム

ウェーディングをするそがちゃん
撮影:TSURI HACK編集部
海や川の中に立ち込みながら釣りを楽しむウェーディングゲーム。

陸っぱりやボートでは味わえない非日常感を堪能することができるこの釣りに多くの人が魅了されています。

今回はこのウェーディングゲームをこれから始められる方向けに、必要な装備やウェーディングでの注意点など、抑えておくべき基礎知識についてまとめて行きたいと思います。

筆者の紹介

そがちゃん釣果
編集部 そがちゃん

釣行の約半分が水の中での釣りというウェーディング狂。

ウェーディングゲームの代表的なターゲット「シーバス」はもちろん、メバルやチヌなど、様々な魚種を狙っています。


まずは装備を揃えよう

ウェーディング装備一式
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーディングでは様々な装備が必要となります。ざっと並べると写真の通り。

今回は中でも、ウェーディングならではの装備品に絞って、ご説明していきます。

ウェーダー

ウェーディング装備「ウェーダー 」
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーダーとは、ウェーディング時に用いる防水ウェアのこと。写真のようなブーツタイプや、ウェーディングシューズと合わせて使うソックスタイプなど、様々な製品が販売されています。

以下の記事などを参考に使用するフィールドやシーズンに合わせたウェーダーを揃えてみてください。


フローティングベスト(固定式)

ウェーディング装備「フローティングベスト 」
撮影:TSURI HACK編集部
フローティングベストは、ウェーディングに限らず、必要な装備品です。ウェーディングでは、浮力7.5キロ以上のフローティングベストを着用しましょう。

また、ルアーボックスが入る大型のポケットやフィッシュグリップ、スパイラルコードを取り付けられるD管が付いているものがおすすめです。


ライト

ウェーディング装備「ライト 」
撮影:TSURI HACK編集部
夕まずめや夜のウェーディングでは欠かせない装備品です。移動する時に足元を照らしたり、糸の結び変えの際に使用します。

ウェーディングでは、非常時の予防策も兼ねて、ライフジャケットに大型のライトを装着し、写真のようなネックライトを首に装着するなど、二つライトを持ち歩くのがおすすめです。


安全灯(フラッシャー)

ウェーディング装備「フラッシャー 」
撮影:TSURI HACK編集部
こちらもナイトウェーディングでの必需品であるフラッシャーです。ライフジャケットの後ろに取り付け、常に点灯をさせておく形で使用します。

このフラッシャーをつけていないと、後方からくる人が自分の存在に気づかず、ルアーを投げ込んできてしまう可能性もあります。このようなトラブルを避けるための最低限のマナーとして必ず装着して釣行するようにしましょう。

エイガード

ウェーディング装備「エイガード 」
撮影:TSURI HACK編集部
エイガードは、エイの毒針を貫通しづらくするための装備品。干潟や河口域はエイの住処です。誤ってエイを刺激してしまうと、毒針で刺されてしまうことがあります。

エイに刺されてしまうと激しい痛みと腫れ、重度の場合はショック症状が出ることもあるため、干潟や河口域でのウェーディングでは、必ずエイガードを装備するようにしましょう。


ウェーディングスタッフ

ウェーディング装備「ウェーディングスタッフ 」
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーディングスタッフとは、足元の底室や地形を把握するための杖です。水の中を確認することが難しい状況下でも、この杖で前方の状況を確かめながら、進んでいくことにより、危険を回避できます。

エイ避けとしても用いられることがありますので、地形変化の少ないフィールドでの使用でも重宝するでしょう。


ナイフ

ウェーディング装備「ナイフ 」
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーディング中に転倒してしまい、ウェーダーの中に水が入ってしまった際に使用する装備品です。ウェーダーの中に水が入ってしまうと、水の重みでうまく身動きを取ることができなくなってしまいます。

ナイフがあれば、その場でウェーダーを切り、水を抜くことができます。ナイフは、魚をさばく用途のものでも構いませんので、必ず常備するようにしましょう。


ランディングネット

ウェーディング装備「ウェーディングネット 」
撮影:TSURI HACK編集部
最後に魚をキャッチするための必要な装備品の紹介です。ウェーディング用のランディングネットは、グリップ部分の長さが短く、水の中でも取り回しやすい設計になっています。

水の中での取り込みに必要不可欠なアイテムとなりますので、ウェーディング釣行時には、装備しておくことをおすすめします。




釣行計画をしっかり立てよう!

ウェーディングは危険がつきもの。できる限り事故を回避するためにも事前の釣行計画が必須となります。
以下の要点を抑えて、釣行計画を練ってみてください。

干満差を考えた釣行スケジューリングが必須

タイドグラフ確認
撮影:TSURI HACK編集部
海や河川は潮位変動による干満差があります。この干満差を考慮せずに釣りを続けてしまうと、気づいた頃には、潮位が高くなりすぎてしまい、岸際に戻ることができなくなることも。

このような事故を起こさないためにも、まず「下げ潮から干潮までの釣行」がおすすめです。また、エントリー可能な潮位はタイドグラフにて確認するようにしましょう。

また、実際の干満差はタイドグラフの数値と異なるので、実際のフィールドを確認して、問題がないか確かめながらエントリーしてください。

入釣ルートは地形を確かめて決めておこう

地形確認
出典:PIXTA
場所によっては、突如として深く掘れているスリットが点在するフィールドもあります。ウェーディングスタッフを活用して地形を確かめながら前進することはもちろんですが、干潮時にある程度の地形を確かめておくのがおすすめです。

夏場は、最干潮の時間が日中に訪れますので、干潮時の水位が低くなるタイミングで、ウェーディング予定のポイントを下見しておくと良いでしょう。

ウェーディングはすり足での歩行が基本

すり足歩行
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーディングでの基本的な歩き方は「すり足」です。底をするようにゆっくりとすり足で歩きましょう。このようにすることにより、様々な危険を回避することができます。

エイを踏みつけない

エイ
出典:PIXTA
エイは比較的温厚な性格を持つ生物で、人が近づけば逃げていくことが多いと言われています。

ただし、エイを上から踏みつけてしまうと、すぐに毒ばりで刺されてしまうでしょう。このような事態を避けるためにも、すり足で歩行することをおすすめします。

スリットや障害物、地質の変化に気づける

川
撮影:TSURI HACK編集部
水位がある場所に立ち込んで行うウェーディングでは、足場の地形がわからないまま場所を歩行するため、危険が伴います。すり足で歩行することにより、前方にある障害物やスリットにいち早く気づくことができるでしょう。

また、水底に泥が溜まっているようなフィールドでは、足を上から振り下ろす形で歩行してしまうと足がはまり身動きが取れなくなるため、すり足で底質を確かめながら歩行するのがおすすめです。


ウェーディングでの立ち位置

最後にご紹介したいのがウェーディングでの立ち位置について。

ウェーディングは、水の中を自由に移動することができるがゆえに、立ち込みすぎてしまったり、先行者のアングラーに迷惑をかけてしまう場所に立ち込んでしまうケースなども見かけます。

以下の内容を抑えた場所で釣りを行うようにしましょう。

安全マージンを踏まえた水深で釣りをする

水深
撮影:TSURI HACK編集部
深場に立ち込みすぎてしまうと、流れに負けて流されてしまうリスクや、急な高波が来てウェーダーの中に水が入ってしまうことがあります。

立ち込む際は、写真のように腰丈前後の水深までを目安に立ち込むようにしましょう。もう少し立ち込む際も、全面のポケットが全水しない程度が立ち込むことができる水深の目安となります。

流れにも注意が必要

流れ
出典:PIXTA
サーフなどで見かけることが多い離岸流。河口域や干潟にも同様の流れが生じることがあります。離岸流付近の流れは強く、流されてしまう恐れがあるため、このような場所に立ち込むのは控えましょう。

また、地形変化などで流れが強くなっている場所などに関しても同様です。流れが強くなったと感じたら、その場所から速やかに離れ、流れが比較的ゆるい場所で釣りをするようにしましょう。

隣の人と距離を保つ

立ち込む場所
制作:TSURI HACK編集部
最後に、周りの人を考慮した立ち位置についてです。基本的には先行者を優先となります。先行者よりも前進したポジションに立ち込むのは、マナー違反となりますので控えましょう。

また、自分の立ち位置から高ポイントになりうるウェーディングゲームでは、扇型のキャストコースを描けるように、周りのアングラーと距離をとった場所を選ぶようにしましょう。

緊急事態の時にも備えて置こう!

ウェーディング 緊急事態
出典:PIXTA
もしも緊急事態に遭遇した場合は、海上保安庁運用指令センターへと繋がる『118』の電話番号へ連絡してください。スマートフォンのロック画面でも、通話が可能な緊急電話番号となります。

そのほかに同行者がいれば、入水前に必ず電話番号を確認し合い、助けを求められるように準備をしておいてください。

ウェーディングでしか出会えない魚に出会おう

ウェーディング釣果
撮影:TSURI HACK編集部
ウェーディングゲームでは、今まで出会えなかった魚を釣り上げるチャンスも大きく広がります。ただし、多くの危険が伴う釣り方でもありますので、しっかりとした準備が必要となります。

フィールドによっても必要な装備や入釣時の注意点が異なりますので、ここで紹介した内容だけでなく、現地の先輩アングラーのアドバイスも聞きながら、ウェーディングゲームを初めてみてください。

釣果をあげるためのコツは以下を参考に


ウェーディング
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TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

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