釣行計画をしっかり立てよう!
ウェーディングは危険がつきもの。できる限り事故を回避するためにも事前の釣行計画が必須となります。
以下の要点を抑えて、釣行計画を練ってみてください。
干満差を考えた釣行スケジューリングが必須

海や河川は潮位変動による干満差があります。この干満差を考慮せずに釣りを続けてしまうと、気づいた頃には、潮位が高くなりすぎてしまい、岸際に戻ることができなくなることも。
このような事故を起こさないためにも、まず「下げ潮から干潮までの釣行」がおすすめです。また、エントリー可能な潮位はタイドグラフにて確認するようにしましょう。
また、実際の干満差はタイドグラフの数値と異なるので、実際のフィールドを確認して、問題がないか確かめながらエントリーしてください。
入釣ルートは地形を確かめて決めておこう

場所によっては、突如として深く掘れているスリットが点在するフィールドもあります。ウェーディングスタッフを活用して地形を確かめながら前進することはもちろんですが、干潮時にある程度の地形を確かめておくのがおすすめです。
夏場は、最干潮の時間が日中に訪れますので、干潮時の水位が低くなるタイミングで、ウェーディング予定のポイントを下見しておくと良いでしょう。
ウェーディングはすり足での歩行が基本

ウェーディングでの基本的な歩き方は「すり足」です。底をするようにゆっくりとすり足で歩きましょう。このようにすることにより、様々な危険を回避することができます。
エイを踏みつけない

エイは比較的温厚な性格を持つ生物で、人が近づけば逃げていくことが多いと言われています。
ただし、エイを上から踏みつけてしまうと、すぐに毒ばりで刺されてしまうでしょう。このような事態を避けるためにも、すり足で歩行することをおすすめします。
スリットや障害物、地質の変化に気づける
水位がある場所に立ち込んで行うウェーディングでは、足場の地形がわからないまま場所を歩行するため、危険が伴います。すり足で歩行することにより、前方にある障害物やスリットにいち早く気づくことができるでしょう。
また、水底に泥が溜まっているようなフィールドでは、足を上から振り下ろす形で歩行してしまうと足がはまり身動きが取れなくなるため、すり足で底質を確かめながら歩行するのがおすすめです。