水没したら
水没したらほぼ確実に内部まで水が回っていると考えてください。近年のリールは防水機構が急速に進化していますが、完全防水ではありません。
ハンドルやスプール、メインシャフトなどの駆動部の隙間から水が侵入します。一度侵入した塩や塵が完全に抜けることはなく、分解・清掃が必須です。
放置していると…
海水に水没した場合は錆が急速に進行します。外見にはなんの異常がなくとも内部から蝕まれ、場合によってはリールが修理不能になることも。
内部のパーツが錆びてしまうと、パーツの交換費用がリール代を上回るぐらい高額になってしまいます。
▼水没時の応急処置を特集した記事です
小さな声にも気づいて!
以上のサインが出た場合は、なるべく早くオーバーホールに出すことが大切。早ければ早いほど部品交換にかかる費用を抑えることができます。
また、オーバーホールに出す際は釣具屋さんにリールを預け、製造メーカーに行ってもらうのがおすすめです。
最近は個人でオーバーホールを行うところも多くありますが、玉石混交なので注意深く情報を調べることが大切。
大切なリールを長く使うために、リールの声に耳を傾けてあげてくださいね!