初心者にこそ“シャキッとした”高弾性ロッドがオススメなワケ。

2019/03/26 更新

高弾性ロッドは初心者には向いていないというイメージは過去のもの。初心者こそ高弾性ロッドを選ぶべき!と筆者は考えています。今回はその理由をご紹介します。


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今どきの“高弾性ロッド”はすごい。

高弾性ロッド
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高弾性ロッドと聞くとどんなイメージを抱きますか? 投げづらい、取り扱いに注意が必要など……なんだか上級者向けのイメージが先行してこないでしょうか。

今の高弾性ロッドは、「張りがあるのにきちんと曲がる」という特性のものが増えています。
高弾性ロッドはパキッとしていて初心者には向いていないというイメージは過去のもの。

初心者こそ高弾性ロッドを選ぶべき! と筆者は考えています。今回は初心者こそ高弾性ロッドを選ぶ理由をご紹介します。

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ビックリマン高田
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ビックリマン高田
年間300日くらい釣りに行く海外プロガイド。初心者に竿を貸すときは高弾性ロッドを選ぶことにしている。

そもそも高弾性ロッドって?

高弾性ロッドのブランクス
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弾性が高いロッド。簡単に言い換えると元の形状に戻る復元力の高いものを言います。

ロッドの原料となるカーボンには色々と種類がありますが、基本的に高弾性ロッドには高弾性のカーボン素材が使われているという風に考えてOK。

一般的にルアーロッドのカーボントン表記で言えば、35-50トンカーボンが高弾性にあたります。

(巻き方や組み合わせ、レジンの含有率で実際の仕上がりは当然変わってきます。ややこしいのでここでは省略しますが)


なぜ高弾性ロッドがいいのか

キャストがしやすい

高弾性ロッド
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高弾性かつ、負荷できっちり曲がる竿(重要)はキャストがしやすくなります。

なぜなら竿を後ろで曲げるだけで、竿の反発力で前に飛ばしてくれるから。とても軽い力でルアーを投げることが出来ます。

低弾性のロッドはブランクスの復元力が低いためルアーの重みをきちっと乗せなければならず、失敗すると前では無く、上方向に飛んで行ったりも。

投げた後のロッドのブレも大きい傾向があります。

フッキングが自動で決まる

高弾性ロッド
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魚がルアーに食いついた時、糸が引っ張られます。竿先が持っていかれるのですが高弾性であれば少し力をかけるだけでフッキングが自動的に決まります。

低弾性ロッドでは、リールをきっちり巻いてテンションをかけながらアワセを入れないと、針に力をかけることができません。高弾性ロッドならルアーによっては糸を巻くだけで掛かることも可能です。

根掛かりが外しやすい

高弾性ロッド
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根掛かりにも沢山種類がありますが、意外と多いのが針が障害物に掛かっているのではなく、糸やルアーのアイやシンカーが障害物に挟まっている状態。

この根掛かりを外す時には反動をつけてルアーに衝撃を与えることが出来る、高弾性ロッドのほうが圧倒的に外しやすいでしょう。

低弾性だと急激な衝撃を与えることが出来ずに、そのまま食い込んでいってしまうこともしばしば……。

軽い

シーバス
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高弾性カーボンを使用するロッドは、薄巻きで造ることができます。反対に低弾性カーボンは厚巻きが必要になります。

そのため物理的に高弾性カーボンを使用したロッドが軽く、1日中振っていても疲れにくいので初心者にはお勧めです。

1日中竿を振り続ける状況では軽い竿というのはとても大きな武器になるでしょう。


高弾性ロッドのデメリットは?

低弾性に比べると「高い」とは言えない強度

低弾性ロッド
▲低弾性カーボンロッドのイメージ画像(撮影:TSURI HACK編集部)
高弾性ロッドのデメリットとしては、ほとんどのモデルが高弾性カーボンの薄巻きが基本となるため、アクシデントなどに対する強度が低いことが挙げられます。

低弾性カーボンの厚巻きや、グラスコンポジットというグラスを混ぜたロッドよりも強度が低くなる傾向にあります。

ロッド選びがシビア

本来、投げやすい高弾性ロッドですが、パワーが強く曲がらないモデルの場合は要注意。とても扱いが難しく初心者には向きません。

ロッドによってはきちんと投げられなかったり、アタリを弾いてしまうこともあります。選び方がシビアになる点もデメリットといえるでしょう。

高価

また低弾性カーボンを使用したブランクスよりも高弾性ブランクスは高価であるため、価格帯が上がってしまうという点も挙げられます。

ただ、過去に比べると高弾性ブランクスを用いたロッドの価格帯も2万円前後からのミドルクラスまで下がってきました。

初心者が選ぶべき高弾性ロッド

今回はバスロッドの中から、初心者にお勧めの高弾性ロッドをご紹介します。

シマノエクスプライド 265ML-2

6ft5inのレングスでネコリグやダウンショットリグからシャッド、ミノーなどの軽量プラグまで幅広く扱えるのが特徴です。

張りがあるのに曲がる、投げやすく掛けやすい万能なスピニングロッドです。2ピースなので持ち運びにも便利ですね。



ダイワエアエッジ 642MLS・E

6ft4inのバーサタイルスピニングロッド。MLパワーですがティップは一段階ライトになったイメージ。

ライトリグに特に向いており初心者が使うことの多いソフトベイトの釣りにとてもお勧めです。こちらも2ピースです。


軽くて曲がる高弾性ロッドでもっと魚が釣れる

かつては上級者のためのロッドと思われていた高弾性のロッドですが、実はいいことも沢山。

エントリーモデルに中低弾性のロッドが多かったため、あまり一般的ではないですが初心者にこそ高弾性ロッドは向いていると考えます。

少しばかりお値段も張りますが、「これから釣りにドップリ浸かっていこう」なんて考えている初心者の皆さまにも高弾性ロッドはとってもお勧めです!

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ビックリマン高田
ビックリマン高田

高田雄介(ビックリマン高田) 全国47都道府県を全て釣り歩き、現在のホームグラウンドは海外。 淡水海水、大物小物問わず魚が大好きです。 皆様に魚の魅力や、釣りの楽しさを全力でお伝えします。

 

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