クールジャパン!日本のルアーは世界の最高峰
世界において、日本の釣具はクールジャパンそのもの。品質の高い釣具として世界中で愛されています。
私がよく訪れるマレーシアも、ルアーフィッシングが盛んな国。そしてやっぱり、日本生まれのルアーは「よく釣れる」ってことで大人気なんですね。
意外なルアーが人気だったりして、これが結構おもしろい。
ぜひ同じ日本人として、読者のみなさんにも教えてあげたいと思った次第です。
話を聞いたのはこの人
アビー(Ahbee)
クアラルンプールで釣具屋を経営してる超釣りウマのマレーシア人。私(筆者)の親友でもあります。オフショアとかトーマン釣りが大好き。
お酒を飲むと顔が真っ赤になってしまうカワイイ一面も。(あいくるしいな!)“MARUKYU”のキャップからも、日本好きがうかがえますな。
【次のページ:アビーさんが教える“イケてるジャパニーズルアー”】
メガバス ドッグX(シリーズ)
▲これがマレーシア人気NO.1ゲームフィッシュのトーマン。ドッグXシリーズはこの魚を狙う定番です。
ジャイアントドッグXが数あるペンシルベイトの中でも支持されている理由は遠投能力に優れ、ロールアクションで出る泡が魚の捕食スイッチを入れることが出来るからだそうです。
▲こちらはハンパラという肉食鯉。口元には「ジャイアントドッグX」がちゃんとついてます。
ジャクソン ピンテールチューン 40g
▲筆者の友人が釣った写真。120キロ越えの彼。頑丈な釣り堀の床を体重だけで破壊したという伝説を持っています。(関係ないけど)
40gのファーストシンキングミノーは、マレーシアの釣り人にとってとても衝撃的だったそうです。特にサワラの釣果は群を抜いていたとか……。
「素早く沈んできっちりとアクションする」ので使い勝手もよく大人気。時折、カウントダウン時のフラッターフォールで魚が掛かっていることがあるくらいの完成度。爆売れ中です。
ジャクソン ピンテールチューン 120mm 40g
エバーグリーン ゴールドディガー600
▲全長11センチ、自重32.5グラム。ディープクランクのような、ロングビルミノーのようなルアー。
▲パプアンバスが大好物。「日本のルアーはとにかく壊れないのがいいんだよ」とのこと。
深く潜るスピードが速いので、簡単に魚の捕食レンジに入れることが出来るので重宝されているそうです。
細身で遠投性能も高く、強大なパワーと歯を持つパプアンバス釣りにおいても、壊されにくいというのがが支持される理由なんだとか。
ジャッカル ギロン
▲このルアーは海外を旅する日本人アングラーにも大人気。世界的にもド定番ルアーなんです。
弱ったテラピアの動きを完璧にイミテートし、ゆっくりとしたS字カーブが釣り堀の魚のスイッチを入れます。そりゃあ、釣れるわけです。
同じルアーでも、国が変わるとイメージするベイトフィッシュも変わるというのは面白いですね。
コーモラン ViVa マッジーフロッグ
小さくソフトなボディは浅い雷魚のバイトもきっちりとフックアップ。ストラクチャーやカバー周りを臆することなく攻められるのも人気の理由だそうです。
いわゆる「本気食い」してます。歯がスゴイ……(;^ω^)
コーモラン Viva マッジーフロッグ MF−40
世界中で愛される日本のルアーたち
いかがでしたか。ふしぎと何だか誇らしい気持ちになりませんか?
日本の製品が海外で高く評価されているのは日本人としてとても嬉しいし、それが大好きな釣りという遊びの道具であるからなおさら。
今日も日本のルアーは海外の魚たちと戦い続けていることでしょう。
マレーシアの釣りに困ったらココ!
こちらがアビーさん営む、釣具店。ちなみにこのお店は規模こそ小さいものの、いいものしか置かないまさにプロショップ。
ビックリマン高田も年間数回カウンターの中で店員やってます。マレーシアで困ったらこのお店に駆け込んでみて!
住所:Block C Damansara Bistri SS2/72 Petaling Jaya
https://m.facebook.com/SS2FISHINGFEVERANGLER/
この記事を書いた人
ビックリマン高田(高田雄介)
海外での釣りガイドが本業のプロガイド。公私ともにマレーシアには行き過ぎて、遠征ではなくもはやホームフィールド感すら漂っちゃってる人。