サラシの良し悪しを判別する要素
一口に『サラシ』といっても、全のサラシが好条件を揃えているとも限りません。見た目で判断できる、“良い兆候”についてチェックしてみましょう。
サラシの規模が大きい
サラシは規模が大きなほうが魚を釣りやすいです。規模が大きければそれだけプランクトンやベイトが集まりやすく、それにともなってフィッシュイーターのストック量も多くなります。
また、サラシが大きいほどルアーでアピールできる距離も長くなるため、よりルアーを見切られにくくなる傾向にあります。
水面にとどまる『泡のような』サラシは避ける
良いサラシの条件として「水中に厚くサラシが出ていること」も挙げられます。勘違いしやすいのが水面にとどまっている『泡のような』サラシです。
このような場合はその場所に潮の流れが発生しておらず、魚はあまり居着いていません。また切れた海藻が混じったサラシもあまり良いものとは言えず、ルアーを上手くアクションさせられないことも多いです。
濁りが少ない
サラシを釣るときには濁り具合もチェックしておきたいポイントです。特に砂が混じっているような濁りは避けたい条件となっています。濁りがあるかどうかは水際から離れ、少し遠い場所や高い場所から見てみると分かりやすいです。
また砂はサラシの泡を消したり、気泡が出来にくくなる原因にもなります。サラシを狙う時は底が岩になっている場所を狙ってみることも意識しておきましょう。
サラシ+αがあれば◎
サラシは「+αの条件」があれば釣れる確率が高まります。流れのヨレ、カレント(流れ)、ブレイク、根やスリット(溝)などの条件が絡んでいると魚が居る可能性は高いと言えます。
変化があまりないような場所では、フィッシュイーターがベイトを追い詰めやすい岸際も良い条件の一つです。できるだけ足元から水深がある岸際を狙ってみるのがコツとなりますので参考にしてみてください。
サラシを攻略すれば釣果アップ間違いなし!
良いサラシの条件を知っておき、釣り場で見つけられればヒラスズキやヒラマサ、ロックフィッシュを攻略しやすくなります。
ベテランであればあるほどただ投げるのではなく、釣れるサラシを見極めて丁寧なアプローチしていることが多いです。ぜひ今回の記事を参考にサラシを攻略してみてください。
関連記事
▽その他、海釣りで役に立つ記事はこちら。