投げ竿の選び方

長さ

基本的にはこの長さを選ぶと良いですが、人によっては長すぎてキャスト時に振り抜けず、結果として飛距離が落ちてしまうことがあります。
体力に自信が無いと思う人、またファミリーやカップルで手軽に投げ釣りを楽しみたいという人は、3.6~3.8mの少し短い投げ竿がおすすめですす。
号数
投げ竿は号数で錘負荷を表示してあります。号数は最も使用頻度が高いオモリの重さを基準に選ぶのがポイントです。例えば25号のオモリを多用するなら錘負荷20-30号、30号のオモリを多用するなら錘負荷25-35号の投げ竿を選ぶのがおすすめです。迷った場合には、汎用性の高い錘負荷20-30号の投げ竿を選んでみてください。
継ぎの種類
「振出」と「並継ぎ」の2種類がある投げ竿。振出とは竿を伸縮させて使うタイプのこと、並継ぎとは複数に分けられた竿を継いで使うタイプのことです。振出は収納・携帯性に優れており、並継ぎは竿の性能が振出より優れていることがメリットとなっています。これから投げ釣りに挑戦するような人や移動時の利便性を重視したい人は振出、中~上級者の人で性能を重視したい人は並継ぎを選ぶことをおすすめします。
投げ竿の疑問
投げ釣りでは、遠投に特化した専用の投げ竿が各メーカーから多数販売されています。最初に投げ竿を購入する際、多くの人が悩んでいる疑問にお答えします。Q1:投げ竿を流用してできる釣りは?

例を挙げると、スズキやアナゴを狙う「ぶっこみ釣り」、青物やヒラメが狙える「アジの泳がせ」、弓角を使って砂浜からフィッシュイーターを狙う「サーフトローリング」があります。
投げ釣りで狙えるターゲットは多いですが、上記のような釣りをすれば狙える魚がさらに増えるのでぜひチャレンジしてみてください。
Q2:高い竿・安い竿……。何が違う?

これらの違いによって、竿の自重や遠投性能が変わってきます。価格が上がるに伴い竿の性能も上がりますので、性能重視の人は予算内できる限り良い製品を購入するのがおすすめです。
Q3:遠投のコツは?

より遠投したいのであれば、通常のオーバーヘッドキャストやスリークウォーターキャストだけでなく、「ペンデュラムキャスト」を習得しましょう。
ペンデュラムキャストとは遠心力を利用したキャスト方法で、タイミングがばっちり合えばどのキャスト方法よりも遠投が可能となります。
投げ竿のおすすめランキングTOP10

ぜひこの中からご自身に合った1本を見つけてみてください。
第10位:シマノ サーフリーダー〈振出〉 425DX-T
「ハイパワーX構造」と「新世代先調子マイルドチューン」の採用で、本格的ながら投げやすさも兼ね備えているシマノのサーフリーダーシリーズ。3.86mの短めモデルから、4.55mの大遠投モデルまで幅広いラインナップもこのシリーズの魅力です。まずは中間的な長さと錘負荷を持つ425DXTをチェックしてみてください。
第9位:シマノ サーフランダー〈並継〉 405CX
サーフランダー〈並継〉 405CXは、投げやすさを重視したシマノのミドルクラスの投げ竿です。「スパイラルX」と「ハイパワーX」が採用された並継ぎのブランクスは、遠投しやすくキャストのコントロール性も高い仕様となっています。水中に根があるなどの理由で、キャストコントロールの必要性があるエリアにおいて活躍してくれます。
第8位:ダイワ スカイキャスター AGS 27号-425・V
スカイキャスター AGS 27号-425・Vは、ダイワ投げ竿の上位機種。カーボンを使用した軽量な「AGSガイド」や元竿節長設計の「ロングバット構造」によって振り抜きスピードを速め、「3DX」をはじめとするブランクス製造方法によって、より遠くのポイントまで仕掛けを送り届けることを可能としてあります。価格は高めで中~上級者向きですが、投げ釣りを存分に楽しめる1本となっています。
第7位:シマノ サーフゲイザー 〈並継〉 405BX
サーフゲイザー 〈並継〉 405BXは、本格的な投げ釣りに挑戦したい初心者におすすめのモデルです。「マイルドチューン」によってキャスト時のリリースポイントを幅広くし、キャストミスを軽減する工夫が施されています。また竿尻の特殊ラバータイプのキャスコングリップもキャスト性を高めてくれます。
第6位:シマノ アクセルスピン タイプF 405CX
2019年に発売されたアクセルスピンは、「不等長3本継構造」の並継ぎを採用してあるのが特徴。元竿を長めにすることでキャスト時にタメを効かせやすく、「スパイラルX」と「ハイパワーX」採用のブランクスによる高い反発力で仕掛けを遠投することが可能です。30号前後のオモリをシャープに振り抜ける、タイプFの405CXをおすすめの1本としてピックアップしました。
第5位:ダイワ リバティクラブ サーフ 20号-360・K
ダイワのリバティクラブ サーフは、手軽に投げ釣りを楽しみたい人におすすめ。中でも振り抜きやすい長さと錘負荷設定となっている20号-360・Kは投げ釣り初心者に最適な1本です。またアジなどを狙うサビキ釣りにも流用可能なので、1本で万能に使える竿が欲しい人もぜひチェックしてみてください。
第4位:宇崎日新 イングラム サーフ (振出)30 420
イングラム サーフ (振出)30 420は、開発から製造まで国内生産にこだわる宇崎日新の投げ竿です。細身のブランクスは高いキャスト性能と感度を持ち、ガイドには糸絡みトラブルに強いKガイドを搭載していてPEラインの使用も安心。価格よりワンランク上の性能を感じられるおすすめ製品です。
第3位:ダイワ キャスティズム T 20号-385・V
キャスティズム Tシリーズは、一般的な投げ竿より少し短めのラインナップとしなやかな穂先が特徴的。短めのレングスは磯での投げ釣りもしやすく、しなやかな穂先はカワハギのような小さなアタリしか出ない魚もターゲットとすることが可能となっています。最も柔らかく8号のオモリから使用可能な18号-385・Vは、投げ釣りの幅を広げてみたい人におすすめの1本となっています。
第2位:ダイワ プライムサーフ T 25号-405・W
プライムサーフ Tは、本格的な投げ釣りを低価格で楽しめることで人気のシリーズです。低価格とはいえ、「高密度HVFカーボン」の採用で軽さと強さを兼ね備え、4.5mの長尺もラインナップしているこだわりように上級者も納得。汎用性の高い25号-405・Wがシリーズの中でも特に人気となっています。
第1位:シマノ ホリデースピン〈振出〉 385EXT
誰もが投げ釣りを楽しみやすいシマノのホリデースピン。手にしやすい価格に加え、他のシリーズではほとんど見られない3.05mや3.35mの短いモデルのラインナップは大きな魅力。使いやすくておすすめの385EXTをはじめ、誰もが自分に最適な1本を見つけられるおすすめシリーズとなっています。
お気に入りの1本で大遠投!
