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投げ釣り

不動の人気ジャンル!投げ釣りの仕掛けとおすすめタックルを解説します

様々なターゲットが狙えて、初心者からベテランまで人気の投げ釣り。仕掛けの選び方や天秤の種類の違いに疑問を持っている方も多いでしょう。本記事では、ちょい投げと本格的な投げ釣りの仕掛け・タックル選びについて解説します。

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目次

アイキャッチ画像提供:釣具のポイント

初心者からベテランまで人気の『投げ釣り』

堤防での釣り

投げ釣りは釣り初心者から長年釣りを楽しんでいるベテランまで、経験年数を問わず人気の釣り方です。

ターゲットとなる魚は非常に多く、キスやカレイをはじめ、場所によってはマダイやアイナメなども狙うことが出来ます。

本記事では投げ釣りで使う仕掛けや必要となるタックルについて解説していきます。

ちょい投げ仕掛けと本格的な投げ釣り仕掛けの違い

天秤

撮影:TSURI HACK編集部

投げ釣りの仕掛けは、ちょい投げ仕掛けと本格的な投げ釣り仕掛けに分けられます。

ちょい投げ仕掛けでは軽いオモリを使って近距離を狙い、使用する仕掛けの針の本数は2~3本程度。

対して、本格的な投げ釣り仕掛けでは、15号以上の重たいオモリを使い、針の本数は狙う魚種や場所によって2~7本程度と様々です。

投げ釣り仕掛けで使う天秤の種類

天秤と呼ばれる金属アーム付きのオモリを使う投げ釣り。

天秤には仕掛け絡みを防いだり、エサに食い付いた魚に違和感を与えにくくしたりする役割があります。

天秤には下記の3種類がありますので、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

遊動天秤仕掛け

遊動天秤仕掛け
制作:TSURI HACK編集部

遊動天秤仕掛けは、アームの2つのリングに釣り糸を通して、サルカンで道糸と仕掛けを繋ぎます。

ロッド側となるアーム先端側のリングは小さいため、サルカンが止まり、仕掛け側のリングは大きなためサルカンが通る仕組み。

これによって仕掛けを投げやすく、魚が食い付いた時には道糸が誘導式となっているので違和感を与えにくい特徴があります。

片天秤仕掛け

片天秤仕掛け
制作:TSURI HACK編集部

片天秤仕掛けは、オモリ上部のアームに道糸を結び、横に伸びたアームに仕掛けを結びます。

メリットは仕掛けが絡みにくいことで、強風で仕掛け絡みが頻発するような時にはとても使いやすいです。

一方、魚が食い付いた時にはアームとオモリが抵抗になるので、エサを吐き出されてしまいがちなデメリットがあります。

ジェット天秤仕掛け

ジェット天秤仕掛け
制作:TSURI HACK編集部

ジェット天秤仕掛けは巻くと浮き上がりやすくなっていて、仕掛けを回収する際に海藻や岩などの障害物があっても、引っ掛かりにくい特徴があります。

またオモリ下のアームは、自由に動くようになっていて、潮の流れに対して仕掛けが素直に流れる特徴も。

その反面、投げた時に仕掛けが絡んでしまうデメリットも持ち合わせています。

ちょい投げ仕掛けのタックル

ちょい投げタックル
撮影:TSURI HACK編集部

ここからはちょい投げ仕掛けのタックルについて、詳しい選び方をご紹介します。

サビキ釣りで使うロッドやルアーロッドなど、他のタックルを代用しやすい釣りでもあります。

手持ちのタックルでチャレンジ出来ないか、併せて検討してみてください。

ロッド

ちょい投げでは2~3.5メートル程度のロッドがおすすめ。

30~40グラムのオモリが投げられるものであれば、万能竿や磯竿、シーバスやエギングロッドなど、様々なロッドが使用出来ます。

ダイワ モバイルパック 806TMS

全長:8.6ft 自重:120g 継数:6本 仕舞寸法:52cm ルアー重量:7-35g ナイロンライン適合:8-16lb

リール

リールはスピニングリールの1500~2500番程度を使いましょう。

糸巻量は、ナイロンライン3号を100~150メートル巻けるスペックを目安としてみてください。

ロッドと同じく、他の釣りで使っているリールを代用しても構いません。

ダイワ レガリス LT2500D

ギア比:5.3:1 自重:210g 最大ドラグ力:10kg 巻取り長さ:75cm ナイロン糸巻量(lb-m):8-220/10-190/12-150 PE糸巻量(号-m):1-360/1.2-300/1.5-230

シマノ アリビオ 2500 3号-120m 糸付

ギア比:5.2:1 自重:260g 最大ドラグ力:3kg 巻取り長さ:73cm ナイロン糸巻量(号-m):2-170/2.5-150/3-120 フロロ糸巻量(号-m):2-140/2.5-125/3-100 PE糸巻量(号-m):1-320/1.2-220/1.5-160

ライン

ちょい投げ釣りでは、ナイロンラインもしくはPEラインを使用します。

ナイロンラインはトラブルが少なく、初心者の方でも使いやすい特徴があります。太さは2~4号を選んでみてください。

PEラインは伸びが少なく、魚のアタリを取りやすい感度の高さがメリットです。太さは0.8~1号を選んでみるとよいでしょう。

天秤オモリ

天秤オモリの重さは10号以下のものを使いましょう。

なかでもちょい投げ釣りでおすすめの天秤は、底で立ち仕掛けを漂わせられるタイプです。

エサが目立って仕掛けが絡みにくく、根掛かりもしづらいのでとても使いやすいです。

仕掛け

2~3本針が基本となるちょい投げ仕掛け。

仕掛けの全長は70~80センチのものが使いやすいです。

仕掛けは単体での販売の他、天秤オモリがセットになった製品もあるのでそちらもチェックしてみてください。

投げ釣り仕掛けのタックル

投げ釣りタックル
撮影:TSURI HACK編集部

本格的な投げ釣りを行うには、専用のロッドやリールが必要となります。

重たいオモリを大遠投することを重視しながら、自分の体力やレベルに合ったものを選んでいきましょう。

下記に詳しい選び方をご紹介していきます。

ロッド

投げ釣りのロッドは4~4.2メートルの長さが基本。

体力に自信が無い方は、3.6~3.8メートル程度の短いロッドでも構いません。錘負荷は汎用性を求めるのであれば最大負荷25~30号のものを、大遠投するのであれば最大負荷35~40号のものを選んでみてください。

リール

専用リールの使用がおすすめの投げ釣り。

投げ釣り専用リールは投げることに特化したスプール形状の採用や、巻き上げの力が強く仕掛けを回収しやすい特徴があります。

大きさは、キスやカレイ狙いであればナイロン2~3号を200メートル以上巻けるもの。

マダイやアイナメなどを狙う場合であればナイロン4~5号が200メートル以上巻けるものを選ぶとよいでしょう。

ダイワ クロスキャスト 4000QD

ギア比:4.1:1 自重:650g 最大ドラグ力:15kg 巻取り長さ:82cm ナイロン糸巻量(号-m):4-250/5-200/6-150

シマノ アクティブサーフ 標準仕様

ギア比:3.8:1 自重:600g 許容耐力:20kg 巻取り長さ:82cm ナイロン糸巻量(号-m):2-300/3-200/4-150 PE糸巻量(号-m):1.5-250/2-200/3-130

ライン

投げ釣りではPEラインをメインに、ナイロンラインも使用します。

PEラインは感度と飛距離を重視したい場合に、ナイロンラインはトラブルが少ないので初心者の方におすすめ。

太さは魚種や求める飛距離に合わせて、PEラインだと0.8~3号、ナイロンラインだと2~6号を使用します。

力糸

力糸とはラインの先に結んでショックや擦れを緩和する役割を持った釣り糸のこと。

力糸が無ければメインラインが投げる時の衝撃で切れてしまったり、底で擦れて切れやすくなってしまったりします。

力糸はテーパー形状となっているものがほとんどで、細いほうが2~5号、太いほうが8~16号のものを選びましょう。

天秤オモリ

投げ釣りでは15~40号の天秤オモリを使います。

近くを狙う際は15~20号、遠投したい場合は20~40号を選んでみてください。

迷った場合には汎用性が高い20~25号を選ぶとよいでしょう。

仕掛け

投げ釣りの仕掛けは、狙う魚や状況によって針の本数が様々です。

マダイやアイナメなどを根回りで狙う際には根掛かり軽減のために2~3本、シロギスの数狙いの場合は4~7本の針が付いた仕掛けを使います。

対象魚に合わせた仕掛けが販売されていますので、その中から選んでみるとよいです。

投げ釣りを思いっきり楽しもう!

投げ釣りの釣果

本記事を参考に仕掛けやタックル、天秤の種類を選べば、釣果を伸ばせて使いやすいものが選べるはずです。

堤防から手軽にできるちょい投げも、砂浜で大海原に向かって大遠投する本格的な投げ釣りもぜひ一度楽しんでみてはいかがでしょうか。

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