ガン玉とは
ガン玉とは、オモリの一種で、主に磯釣りなどの円錐ウキの仕掛け調整に用いられます。また、磯釣り以外にもバス釣りのスプリッドショットリグや川での浮き釣りなど、様々な釣りにも応用できる便利な代物です。オモリの一部に切れ込みがあり、鉛でできているのが特徴です。
ガン玉のサイズと重さ(換算表)
ガン玉のサイズはB~6Bのように表記され、数字が大きくなるにつれて重くなっていきます。ガン玉によく似ているカミツブシオモリは、号や小などの表記となり重さの幅もガン玉より小さいです。ガン玉の重さは円錐ウキの浮力に対応する形になっており、ガン玉に加えてカミツブシオモリで細かな調整を行う場合もあります。初心者の方は、上記の換算表を使ってそれぞれのオモリ重さを確認してみてください。
ガン玉のつけ方
ガン玉のつけ方はとてもシンプルです。ガン玉をつけたい部分の糸にガン玉の切れ込み部分をかみ合わせ、ペンチなどで切れ込み部分を潰すと固定できます。この時、あまり強くガン玉を潰してしまうと、糸が傷つき、切れる原因となりますので、あまり強くかみつけすぎないようにしましょう。
ガン玉の使い方
磯釣りやバス釣り、渓流釣りなど釣りのジャンルによってガン玉の使い方は様々ですが、ここでは一般的な円錐ウキでの使用法についてご紹介します。一概に、どの使い方がよいというわけではなく、その時の状況に合わせて臨機応変に使い分けることが重要です。
基本はミチイトに打つ
ガン玉をはじめとしたオモリの位置の基本はミチイトです。ウキ釣りの場合はミチイトとハリスをスイベルなどで結びますので、スイベルの真上に装着しましょう。潮の流れなどがあまり早くなく、仕掛けが安定しやすい場合はこのつけ方がおすすめです。
流れが速い場合はハリスに装着
一方、潮の流れが速く、なかなかエサが沈んでいかない場合はハリスに取り付けます。この方が、ハリとオモリの距離が近いため、エサをしっかりと沈めやすくなります。ただし、ウキとオモリの距離が離れてしまうため、その途中の糸が潮の流れを受けてたるんでしまうという弱点もあります。
仕掛けに張りを持たせたい時は多段打ちを
仕掛けに張りを持たせたい場合は、多段打ち(ガン玉を複数取り付ける)をします。多段打ちをする場合は、同じ重さで統一し、糸に均等な間隔で取り付けましょう。そうすることで、仕掛けに張りが生まれ、潮の流れが速い場合でも仕掛けが安定します。
おすすめのガン玉9選&便利な収納ケース3選
各社から様々なガン玉が発売されています。また、ガン玉をしっかりと保管できる便利なケースも発売されています。ガン玉はとても小さく、しっかり収納しておかないとすぐなくしてしまいますから、釣りに行く前にケースはしっかりとしておきましょう。
おすすめのガン玉9選
便利な収納ケース3選
ガン玉外しがとっても役に立つ!
ガン玉は一度潰して固定してしまうと、手などでは簡単に取り外すことができないため使い捨てだと思っていませんか?実は、そんなガン玉を簡単に外せるガン玉外しと呼ばれる商品があるんです。これがあれば、ガン玉を無駄にすることもないので、環境にも優しいですね。おすすめのガン玉外しをご紹介します。
ガン玉を上手に利用しよう
ガン玉は、様々な釣りをする上でとても役に立つオモリです。サイズと重さの関係や使い方など、ははじめはちょっと分かりづらい・難しいと感じる方もいるかと思いますが、使いこなせれば釣果にも大きく影響してきます。用途に合ったガン玉を購入して、あなたの釣りに上手に生かしてみてください。
Let’s make a good use of GANTAMA!
ガン玉を上手に利用しよう!