魚が食べたい一心でたどり着いた110円の出刃包丁

私が釣りを始めた動機は、「究極にうまい魚が食べたいから」でした。
おいしい魚を追いかけているうちに、釣りという行為に興味を持ち、思い切ってチャレンジしてみたら釣り自体にハマった、という経緯があります。
まずは魚を捌けるようになりたいと思って、魚屋さんでアジを買ってくるものの、家にあるのは近所のドンキで買った普通の包丁だけ。骨に当たるたびに刃が滑り、身はボロボロでうまくできない。
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料理は苦手じゃないし、動画をたくさん見たから手順はわかるのに、思ったようにうまく捌けなかった……

そんなとき、YouTubeの料理動画で目に入ったのが出刃包丁です。
出刃包丁、プロや料理がうまい人は当たり前のように使っている。でも私は触ったこともないし、Amazonで探すと値段がピンキリで、何を基準に選べばいいのか見当もつきません。
そんな折、ダイソーをフラフラしていたら、なんと出刃包丁が売られていました。
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100円なら、もし失敗しても痛くない。
試しに買ってみたその一本を、私は5年以上たった今も使い続けています。
ダイソーの出刃包丁でさまざまな魚をさばいてきた
5年のあいだに、この一本で処理してきた魚は数えきれません。刃こぼれもそれなりに増えましたが、基本の作業はまだ問題なくこなせます。
ブリ(刺身)

本来、刺身を引くのは柳刃包丁の仕事ですが、私はダイソーの出刃包丁を使っています。
包丁にこだわったことのない素人の感想になってしまいますが、「普通の包丁よりは圧倒的にキレイに切れる!」と感動したのが第一印象です。
この出刃包丁を使うようになってから、お刺身を柵で買うようになりました。

ブリやカンパチは、比較的切りやすいと思います。切り口がきれいだと舌触りがよくて、おいしく感じます!
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ただ、今は使い古して刃こぼれがある状態なので、少しだけ断面がざらつくのが正直なところです。
でも、自宅で自分用に切るだけなので、問題ないかなあと思います!
アジ(照り焼き)

アジは出刃の得意分野で、このダイソー出刃包丁で何度も捌いてきました。
少し切れ味が悪くなったものの、三枚おろしくらいなら問題なくできます。

腹骨をすき取るのもきれいにできるし、中骨に残る身の量は、普通の包丁で捌いていた頃と比べたら見違えるほど減りました。

甘辛いタレとアジのさっぱりとした脂は、やはり間違いのない組み合わせ。
骨まわりの身がきれいに取れているぶん、口に入れてから骨を探す手間もほとんどなく、おいしく食べられました。
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ライトゲームが好きで、アジを釣ることが多いので、ダイソー出刃包丁はかなり重宝してます!
ただ、5年も使っていると切れ味が悪くなってきて、ちょっと捌きにくくなってきました。
サバ(ごまみりん焼き)

30cmを超えるサバは、この包丁で扱う魚としては大きめの部類ですが、とくに問題なく捌けました。
頭も普通に落とせるし、身も三枚におろせました。

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サバは身がやわらかくて、すぐに身が崩れます。
サバをさばくときは、新しい出刃包丁を使うか、研いだ直後にした方がいいかも。ただ、家庭用なら問題なし!
レンコダイ(ポワレ)

鯛はうろこが硬くて、取るのが大変ですが、ダイソー出刃包丁一本でうろこ取りから三枚おろしまで問題なくこなせました。
でも、やっぱり鯛は鱗がびっしりついているので、専用のうろこ取りを使った方がラクだと思います!

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レンコダイはポワレにすると、皮はパリッと、身はふっくら。バターソースが、鯛の淡白な甘さを引き立ててくれて、簡単な家庭料理なのに贅沢な料理に仕上がりました。
イカ(肝バターソテー)

ぬめりのあるイカの身ですが、ダイソー出刃包丁で問題なく切れました。
やっぱり切れ味がいい包丁をつかうと、切り口がきれいでおいしく仕上がると思います。

肝に軽く切れ目を入れて中身をこそいだのですが、そんな作業も出刃包丁一本でできてしまう。
ズボラな私は、あらゆる場面でこの出刃包丁を重宝しているのです。
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肝のコクとバターの香りが絡んで、ビールが止まらなくなる一皿ができました!
5年使ってわかった「意外と使える」ポイント

5年以上、実際に私が使っていて、率直に感じる2点をお伝えします。
魚を捌く基本作業はこなせる

まず、魚をおろすための基本動作はひととおりこなせます。
ウロコ取りは包丁の背を滑らせる方法で、専用のウロコ取りを出すのが面倒な日はこれで済ませてきました。
頭を落とす工程も、30cm前後の魚までなら問題なし。三枚おろしも問題なく、腹骨のすき取り、血合い骨の処理まで、この一本で完結させてきました。
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堤防で釣れる魚のサイズであれば、道具として足りないと感じた場面はほとんどありませんでした!
ダメになったら買い替えればいいから、気兼ねなくガンガン使える

110円という価格のいちばん強いところは、刃こぼれが増えても、切れ味が落ちても、「また買えばいいや」と気兼ねなくガンガン使えること。
今回、この記事を作るにあたって、せっかくなので新しいダイソー出刃包丁も買ってみました。やっぱり新品は切れ味が段違い。ちょっと感動するほどでした。
ちなみにダイソーには、万能包丁や穴あき包丁、菜切包丁、刺身包丁、ペティナイフなど、ほかにもさまざまな包丁が並んでいます。
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私はお刺身を切ることが多いので、今後は刺身包丁も試してみたいと思っています!
もちろん5年使うと気になるところも

長年使っていると、やはり切れ味は悪くなります。魚をさばいていると、硬い骨に当たることもあるので、5年も愛用していれば刃は少しずつボロボロになっていきました。

きちんと手入れをしていれば問題ないと思うのですが……水に濡れた状態でひと晩放置したら、サビてしまいました。
まさか、ステンレスでサビてしまうとは! この辺りは、100均らしいチープな劣化のように思います。
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ただ、この劣化は本当に最近起こったもので、ズボラな私でも5年以上はきれいな状態で使えていました。
きちんと手入れができる方なら、このような失敗はしないはず。
とりあえず魚をさばいてみたい人にも、本格派にもおすすめ

ダイソー出刃包丁は、とりあえず魚を捌いてみたい人におすすめです。
普通の包丁で「うまく捌けない」と感じている人や、高価な包丁を買うのに抵抗がある人にもぴったり。すでに良い包丁を持っている人が、気兼ねなく使えるサブとして持っておくのもアリだと思います。
一方、大型魚を頻繁に扱う方や、切れ味にこだわりたい方は、最初から専用品を選んだほうが満足できるはずです。
私にとってこの一本は、出刃という刃物の感覚を教えてくれた存在でした。
この包丁を1本持っているというのが自信になって、魚を釣って持ち帰るのも、魚屋さんで買って料理をするのも楽しくなりました。
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釣った魚をもっとおいしく食べたい。
そんな方は、まずこの一本から始めてみてはいかがでしょうか。
