うろこ取りについて
魚を捌く際に避けては通れないのが、うろこを取る作業。
うろこが流しの外まで散らばったり、思うように取れなかったりと頭を悩ます事も多いですよね。
本記事では、うろこ取りの選び方や、おすすめのうろこ取り15選をご紹介!
うろこ取りの選び方
使いやすいうろこ取りを選ぶために、チェックしたいポイントをご紹介!
材質
▼ステンレス製
包丁の素材としても扱われているステンレスは、錆びにくく洗浄しやすいのが特徴。
衛生的に保ちやすいため、魚の処理を頻繁に行う方におすすめのスタンダードなタイプです。
取っ手が滑りにくい木製などの素材になっていると扱いやすいでしょう。
▼真鍮(しんちゅう)製
耐腐食性に優れ、しっかり手入れをしている限り長持ちするのが真鍮製。
大きなヘッドのものを選べば、大型魚のうろこを取る際にも扱いやすいタイプです。
使用後にしっかり洗浄して乾かしておかないと、緑青錆が発生してしまうため注意しましょう。
▼樹脂製
軽量で手軽に扱えるのが、プラスチック製うろこ取りの魅力。
あまり魚を捌く機会がない方や、初めての購入におすすめです。
樹脂製なので耐久性は低めですが、なかにはうろこの飛び散りを抑えるデザインが採用されているものもあります。
持ち手の大きさ
しっかり力が込めやすい持ち手かどうかも、うろこ取りを選ぶ際の重要なポイント。
持ち手に滑りにくい素材が使われているかや、握るために十分な大きさがあるかをチェックしましょう。
サイズの使い分け(大・小)
また、大小それぞれのサイズのうろこ取りを揃えておくのがおすすめ。
大型魚には大きなうろこ取りが適していますが、ヒレ周辺などのウロコを取り除く際は、ヘッドの小さなうろこ取りが扱いやすく便利です。
アジなど小型の魚にも、小さなうろこ取りが使いやすいでしょう。
おすすめのうろこ取り15選
うろこが飛散しないと評判。釣具メーカーの“がまかつ”が手がける製品。
うろこを取る部分がステンレス製の円形ブレードになっている点がポイント。
小型魚に適したミニサイズもラインナップしています。
小型魚やヒレ周りのうろこ取りに便利なミニサイズ177x25mmの真鍮製うろこ取り。
持ち手は木製で滑りにくくなっています。203x35mmの大きいサイズも選択可能です。
うろこの飛散を防止するボックス付きの真鍮製うろこ取り。
全長200mmの4列ヘッドで、中~大型魚におすすめのタイプです。
うろこの飛散を抑えるカバーが付属した製品。
ヘッドと持ち手が一体型のステンレス製のスタンダードなうろこ取り。
うろこ取り後のキッチンの片付けも楽に行えそうです。
うろこが詰まりづらい輪っか状のデザインが特徴。
ヘッド部分はステンレス、持ち手には滑りにくい天然木素材が採用されています。
軽さや手入れのしやすさが魅力でしょう。
ヘッドが真鍮製、持ち手が天然木製のうろこ取り。
ヘッド部分が3列のC-7195と、4列のC-7196がラインナップしています。
大型の魚を捌く際や、魚を捌く機会の多い方におすすめの高耐久タイプ。
大型魚におすすめの、オールステンレス製の比較的リーズナブルなうろこ取り。
持ち手部分にうろこが入っても洗浄しやすい溝形状が採用されており、食器洗い乾燥機の使用も可能なタイプです。
同じく、比較的リーズナブルに手に入るステンレス製うろこ取り。
持ち手が木製で滑りにくく、軽いのが特徴です。
高強度食品用ゴム製の四角いヘッドが目を引くうろこ取り。
うろこが飛び散りにくい仕様の、新潟県燕市のブランドPTYGRACE(プリグレース) シリーズにラインナップするアイテム。
真鍮製ヘッドと滑りにくい木製ハンドルのうろこ取り。
全長200mm4列ヘッドの大きいタイプと、全長180mm3列ヘッドの小さいサイズがそれぞれラインナップしています。
スプーンのようなくぼんだ形状の、オールステンレス製うろこ取り。
ヒラメやハマチなどの細かく粘りのあるうろこにもおすすめなタイプです。うろこが飛び散りにくいのも嬉しい点。
魚を捌く機会があまりない方におすすめの、軽量な樹脂製2枚刃のうろこ取り。
100度までの高温にも耐えるABS樹脂と、メタクリル樹脂が採用されています。うろこが飛び散りにくいカバー付き。
新潟県三条市の釣り具・アウトドア用品ブランドBelmont(ベルモント)の真鍮製うろこ取り。
大型の魚におすすめな4列ヘッドで、持ち手は滑りにくい木製です。
コノシロや豆アジなど小型の魚や小さなうろこの除去に適したステンレス製うろこ取り。
持ち手は軟質PP樹脂が採用されており、軽量です。
ペットボトルのキャップ・スプーンでも代替出来る!
専用の器具は非常に便利ですが、魚を捌く機会が少ない方など、身近な道具で代用したいという方も。
ここでは、ペットボトルキャップなど、身近なもので代替するうろこの落とし方をご紹介します。
用意する道具
■包丁・料理用ハサミ
■ピニール袋(なくても可)
■スプーン(大型魚用)
■ペットボトルのキャップ(小~中型魚用)
↓ヒレを切り取る
魚のヒレは処理中に手を傷つける原因にも。
とくに、うろこの大きな魚はヒレが尖っている場合があります。
また、胸ビレなどを取り除くことによってうろこの除去がしやすくなりますので、料理用のハサミなどを使い、ヒレを切り取っておきましょう。
↓ビニール袋に入れる
ビニール袋に入れてうろこを取り除くと、うろこが飛び散らず、匂いも残りにくくなるため清掃が簡単になります。
厚手の袋があれば破けにくいため、快適に作業ができます。
↓大型魚はスプーンでうろこを取る
大型の魚には、深めのカレースプーンや計量スプーンを用います。
スプーンの凸面を上に向け、尾の部分から頭の方へうろこをすくうイメージで動かします。
↓小~中型魚はペットボトルでうろこを取る
小~中型の魚には、ペットボトルのキャップを使用してうろこをはがすことができます。
取れたうろこはキャップの内側に入るため、散らかりにくくなります。
適宣、キャップ内側に溜まったうろこを取り除きながら作業します。
うろこ取り機で楽をしよう
ほとんどの魚を処理する際に欠かせない、うろこを除去するという行程。
もしまだうろこ取り機を試してみたことがない人は、うろこ取り機を活用して、下処理や片付けの時間を短縮してみましょう!