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【2023年】9月に釣れる東京湾の魚を特集|釣れる魚を狙うのが釣果への近道

東京湾は多くの魚が釣れる魅力的なフィールド。さらに暑くても寒くても通年魚が釣れるという意味でも、非常に価値のあるフィールドです。

連日猛暑が続く9月の東京湾で釣れる魚について紹介していきます。

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目次

8月はずっと猛暑。9月は……

今年の8月はとにかく暑過ぎました。

暑い夏というのはもちろん毎年のように経験していますが、今年の特徴としては、とにかく海が時化ないことです。

台風も熱帯低気圧も来ないので、例えるなら海が茹っている状態になっています。

須江船長
高水温に加えて、引き続き貧酸素状態なので、9月もまだまだ厳しいかもしれません。

釣れるエリアとレンジで釣れるものを釣る

その中でも、ある程度潮が生きているエリアやレンジがあるので、そこを狙って釣れる魚を釣るというスタイルが最も釣果が出しやすいでしょう。

あまりターゲットに固執しすぎると、ノーフィッシュも仕方がないという厳しい状況が続くかもしれません。

マゴチ|照りゴチシーズン後半

貧酸素の厳しい状況にあっても、抜群の安定感を誇っていたマゴチ。

引き続き好調は維持していますが、エリアによっては貧酸素の影響を受けてまったくバイトが出ないという日やタイミングも出てきてしまっています。

須江船長
魚の活性が生きているエリアを見つけ出せれば、良い釣りができるという状況です。

シャッドテールワームが好調

当日アタリが出るエリアにもよりますが、総じてシャッドテールワームが好調。活性のわりにはルアーを追わない場合もあります。

移動距離が少なめのリフト&フォールや、少しストップを入れてみるなどしてマゴチにアピールしてみましょう。

キビレ・チヌ|引き続き高水温でクロダイが優勢

高水温が続いているため、引き続きチニングではクロダイが優勢。潮位で釣り方を変えていくと釣果が上がります。

潮位が低い時はトップウォーター、潮位が高い時はボトム狙いで高釣果が望めるでしょう。

須江船長
トップにしてもボトムにしても、やる気のある魚はアグレッシブにルアーを追います。

活性が高いクロダイを狙う

魚のやる気が見て分かりやすいのはトップウォーターの釣り。浮いている魚は数多くいてもルアーに反応する魚は一部です。

ルアーに反応しない魚にアプローチするより、次々とキャストしてアグレッシブにルアーを追う魚を見つけるようにアプローチしましょう。

アジ|ショットガンアジング好調

アジは、引き続きサビキのみで釣りをするショットガンアジングが好調です。

近場では20センチほど、沖では40センチを超えるようなアジが釣れています。

好調ながらも、日中は狙おうと思っても釣れないことが多いです。

須江船長
朝夕のマヅメ時が狙い目です。

ジグサビキとショットガンアジング

サビキのサイズは近場では7号前後、沖のサイズ狙いでは10号前後を使用します。

オモリはナス型オモリかホゴオモリ。沖ではジグサビキが有効な場合もありますが、近場ではオモリの方が圧倒的に釣果が出ることが多いです。

必ず15〜20号程度のオモリを準備してください。

青物|緩やかに上向きか

どうにも調子が上がらない今年の青物。8月末も決して調子がいいとは言えませんでした。

サワラも、1日の中で「釣れた船がある」という程度……。

しかし、まったく釣れていないわけではなく、徐々に湾の奥の方へ入ってきているという現状です。

須江船長
本格シーズンイン間近……かもしれません

サワラは跳ねを狙ってミノーイング

ソーダガツオやワカシなどの小型の青物は、シンキングペンシルやトップウォーターのスキッピングで狙います。

ワラサは、入ってくればロングジグのジギングや、ブレードジギングなどが有効になることが多いです。

サワラは跳ねを狙ってのミノーイングゲームが主体になります。

タチウオ|夏タチシーズン継続中

暑い夏でも元気なのはタチウオ。浅場も深場も安定的に釣れています。

日によってどちらかが好調となることが多いので、タックルは浅場狙いも深場狙いも用意して臨みましょう。

須江船長
比較的浅場は数釣り、深場はサイズ狙いとなることが多いです。

深場狙いのタックルはしっかりと

浅場は水深15m前後を狙います。40〜60gくらいのジグを使用しますのでボートシーバスタックルそのままでも対応できます。

しかし、深場は60m前後を120g程度のジグで狙うので専用タックルが必須。深場用として、PE0.8号程度を200m以上巻いたベイトタックルを準備しましょう。

シーバス|ハイシーズン前の最も難しいシーズンか

コノシロパターンが絶好調と言っていいいほどビッグベイトに反応が良かったのですが、それも8月半ばまでで、突然トーンダウン。

例年8月まで釣れていたエリアが終わってしまうと、次のエリアが釣れ出すまでは非常に厳しい状況が続くことが多いです。

須江船長
季節が進むとハイシーズンの気配がしてくるはず!

拾い釣りか一発にかけるか

手堅く釣るならライトジギングがおすすめ。30gか40g程度のメタルジグを使用します。

非常に厳しい状況ではあるものの、8月釣れていたエリアにコノシロがまだ大量に残っています。

潮が悪いことが釣れない原因であるならば、回復次第でコノシロパターンの可能性がまだまだあるでしょう。

タコ|復調の兆し

厳しい状況が続いていた今季のタコでしたが、ようやくここへきて復調の兆しが見えてきました。

50杯、100杯というわけではありませんが、“1人1杯がやっと”というような状況ではなくなった様子。

サイズも小さすぎるサイズが少なくなり、アベレージサイズが大きくなりました。

大きいタコが多いので抜き上げ注意

通年タコ釣りの基本的な釣り方は変わりません

しかし、季節が進むにつれて大きいタコが多くなるので、抜き上げられなさそうなタコは無理せずネットランディングしましょう。

須江船長
抜き上げ時に落ちるリスクを減らし、確実にキャッチしましょう。

残暑厳しい9月は復調の可能性も

確実に涼しくなっていくはずですが、基本的にはまだ夏と言っていいほど暑いのが9月です。

引き続き、暑さ対策と日焼け対策は欠かさずに!

ただし、朝夕は涼しくなるはずですので、雨対策を兼ねたレインウェアやパーカーなども用意しておくと安心です。

比較的厳しい状況ですが、台風や時化でガラリと状況が変わる可能性があるのが9月。これからの復調に期待しましょう!

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