夏本番。2023年の夏は暑い!

毎年言っている気もしますが、2023年はとくに暑さが厳しいです。
気温が暑くなることで気になるのは水温の上昇よりも、東京湾の貧酸素化。
貧酸素になると魚の活性が著しく落ちてしまうので、この夏は貧酸素の潮といかに向き合うかが釣果を出すキーとなりそうです。
潮の良いエリアとレンジを見極める
底に近い方が貧酸素の潮で、表層の方が酸素がある潮。これが基本的な貧酸素時の潮の状態です。
表層まで追ってくる魚については、基本的には表層を攻めることで、良い結果が得られることが多いでしょう。
マゴチ|絶好調の照りゴチシーズン

この暑い時期でも安定して釣果が見込めるマゴチ。
狙い方は水深で多少異なります。
3mより浅いところはフリーリグのズル引き、3mより深い場所はジグヘッドのスイミングで狙います。
ホグ系ワームが好調
なんでも釣れると言って良いほどルアーに対する反応が良いとされる近年のマゴチですが、メインベイトがシャコであることが影響してか比較的ホグ系のワームに反応が良いです。
カラーは、グリーンやブラック系の地味なカラーから赤オレンジの暖色系のカラーまで、幅広く用意しておきましょう。
ハイドアップ スタッガーワイドホグ 3.3インチ
キビレ・チヌ|高水温でクロダイが活性化

チニングの本命はどちらかというとキビレですが、2023年現在の高水温が影響してか釣れるのはほぼクロダイという状況です。
そのため、釣り方やアクションはクロダイに合わせる方が好釣果が望めます。
クロダイは本アタリが出るまで待つ
クロダイのバイトはトップにしてもワームにしても、吸い込むようなバイトが多いです。
一度のバイトで乗ることは少なく、何度かバイトさせることで乗るアタリが出るようになります。
一度アタったからと言って合わせてしまうと、その後の乗るアタリが出なくなってしまうので、乗るアタリが出るまで辛抱してバイトを誘い続けましょう。
デュオ レアリス ポッパー 64
| 全長 | 64mm |
|---|---|
| 自重 | 9g |
アジ|近場の数釣り&沖のサイズ狙い

アジは近場の数釣り、沖のサイズ狙い共にサビキでのショットガンアジングが好調。
狙うアジに対して適したサイズのサビキとオモリが必要です。
オモリは必須。ジグサビキでは食わないことも
サビキのサイズは近場では7号前後、沖のサイズ狙いでは10号前後を使用します。
オモリはナス型オモリかホゴオモリで、近場では10号、沖では20号程度を使用します。
沈めばなんでも良いというものではなく、メタルジグでは反応しない場合もあるので必ずオモリを用意しましょう。
ダイワ 快適職人サビキ ショート 針10号-ハリス3号
青物|ゼロかイチかの釣り

2023年8月現在は、貧酸素の潮が関係してか、いまいち調子の上がらない青物。
釣れたら良いなくらいであれば、狙わない方が良いと思うほど現状は厳しいです。
決していないわけではないのですが、かなり難しい状況が続いております。
ワンチャンスをものにできるか
サワラについては跳ねが確認できればミノー、沈んでいればブレードジグを使用します。
ワラサのボイルが見られるときはペンシルベイトやシンキングペンシルのスキッピングで狙います。
時合は一瞬、もしくは稀に訪れるチャンスをものにできるかが、釣果の鍵です。
ハイドアップ HUミノー111SS
| 全長 | 111mm |
|---|---|
| 自重 | 33g |
タチウオ|夏タチシーズン到来

タチウオのハイシーズンは夏。しかし、2023年の夏は比較的難しい状況となっています。
基本的には15m前後の浅場で釣れるシーズンですが、その浅場の釣果の安定感が欠けている現状です。
浅場の数釣り深場のサイズ狙い
基本的には浅場は数釣り、深場はサイズ狙いで狙いを分けるのが最近のタチウオ釣りです。
浅場では60g以下の軽めのジグやワームなど、深場では120g前後のメタルジグを使用します。
いずれの場所もタングステンジグが有効な場合も多いので、準備しておきましょう。
デュオ ドラッグメタルTGヘビー
| 全長 | 60mm |
|---|---|
| 自重 | 100g |
シーバス|コノシロパターン開幕

シーバスもまた、2023年の夏は非常に厳しい状況。
いわゆる普通の釣りでまったくと言って良いほど釣れていないため、現状、難易度高めのコノシロパターンに頼らざるを得ない状況になっています。
コノシロパターン一択
夏は大きいルアーほど高反応なコノシロパターン。
とくに表層系に反応が良いので200mm以上のトップウォーターが必須です。
小さいルアーには見向きもしないことも多いので、200mm以上の大きいルアーを必ず準備しておきましょう。
デュオ ラフトレイルCode:Bay コノフラット240F
| 全長 | 240mm |
|---|---|
| 自重 | 145g |
タコ|拾い釣り傾向継続中

解禁から厳しい状況が続いているタコですが、やはり状況は変わらずまとめ釣りが難しい状況です。
平均的なサイズも決して大きいわけではなく、さらにポイント各所拾い釣りになります。
トントン具合で釣果に明暗
タコ釣りはボトムをトントンとエギで底を小突くアクションが基本のアクションですが、このトントンの具合が釣果を明確に分けます。
普通にトントンするよりも細かくシェイキングのようにアクションさせた方が釣れる日も。
ボトムからエギを離さないことを前提に色々なアクションを試してみてください。
ハリミツ 蛸墨族 35g
危険な暑さとゲリラ豪雨に注意

35度を超える危険な暑さになることもある8月の東京湾。
風があるぶん陸上よりも多少涼しさは感じられるものの、その分日差しが厳しいです。
日焼け対策と熱中症対策をしっかりしつつ、ゲリラ豪雨の時期ですので雨具の準備もしっかりしておきましょう。








