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8月に釣れる東京湾の魚を特集|人間も魚もバテバテ!?猛暑の攻略法とは

東京湾は多くの魚が釣れる魅力的なフィールド。さらに暑くても寒くても通年魚が釣れるという意味でも、非常に価値のあるフィールドです。

連日猛暑が続く8月の東京湾で釣れる魚について紹介していきます。

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目次

夏本番。2023年の夏は暑い!

毎年言っている気もしますが、2023年はとくに暑さが厳しいです。

気温が暑くなることで気になるのは水温の上昇よりも、東京湾の貧酸素化

貧酸素になると魚の活性が著しく落ちてしまうので、この夏は貧酸素の潮といかに向き合うかが釣果を出すキーとなりそうです。

潮の良いエリアとレンジを見極める

底に近い方が貧酸素の潮で、表層の方が酸素がある潮。これが基本的な貧酸素時の潮の状態です。

表層まで追ってくる魚については、基本的には表層を攻めることで、良い結果が得られることが多いでしょう。

須江船長
もちろん貧酸素になっていない場所もありますよ!

マゴチ|絶好調の照りゴチシーズン

この暑い時期でも安定して釣果が見込めるマゴチ。

狙い方は水深で多少異なります。

3mより浅いところはフリーリグのズル引き3mより深い場所はジグヘッドのスイミングで狙います。

須江船長
2023年8月現在、最も安定して釣れている釣り物はマゴチで間違いありません。それほど安定して釣れています!

ホグ系ワームが好調

なんでも釣れると言って良いほどルアーに対する反応が良いとされる近年のマゴチですが、メインベイトがシャコであることが影響してか比較的ホグ系のワームに反応が良いです。

カラーは、グリーンやブラック系の地味なカラーから赤オレンジの暖色系のカラーまで、幅広く用意しておきましょう。

キビレ・チヌ|高水温でクロダイが活性化

チニングの本命はどちらかというとキビレですが、2023年現在の高水温が影響してか釣れるのはほぼクロダイという状況です。

そのため、釣り方やアクションはクロダイに合わせる方が好釣果が望めます。

クロダイは本アタリが出るまで待つ

クロダイのバイトはトップにしてもワームにしても、吸い込むようなバイトが多いです。

一度のバイトで乗ることは少なく、何度かバイトさせることで乗るアタリが出るようになります。

一度アタったからと言って合わせてしまうと、その後の乗るアタリが出なくなってしまうので、乗るアタリが出るまで辛抱してバイトを誘い続けましょう。

アジ|近場の数釣り&沖のサイズ狙い

アジは近場の数釣り、沖のサイズ狙い共にサビキでのショットガンアジングが好調。

狙うアジに対して適したサイズのサビキとオモリが必要です。

須江船長
エサは必要ありません!

オモリは必須。ジグサビキでは食わないことも

サビキのサイズは近場では7号前後沖のサイズ狙いでは10号前後を使用します。

オモリはナス型オモリかホゴオモリで、近場では10号沖では20号程度を使用します。

沈めばなんでも良いというものではなく、メタルジグでは反応しない場合もあるので必ずオモリを用意しましょう。

青物|ゼロかイチかの釣り

2023年8月現在は、貧酸素の潮が関係してか、いまいち調子の上がらない青物。

釣れたら良いなくらいであれば、狙わない方が良いと思うほど現状は厳しいです。

決していないわけではないのですが、かなり難しい状況が続いております。

須江船長
狙うなら覚悟を決めて最初から最後までやり切りましょう

ワンチャンスをものにできるか

サワラについては跳ねが確認できればミノー沈んでいればブレードジグを使用します。

ワラサのボイルが見られるときはペンシルベイトやシンキングペンシルのスキッピングで狙います。

時合は一瞬、もしくは稀に訪れるチャンスをものにできるかが、釣果の鍵です。

タチウオ|夏タチシーズン到来

タチウオのハイシーズンは夏。しかし、2023年の夏は比較的難しい状況となっています。

基本的には15m前後の浅場で釣れるシーズンですが、その浅場の釣果の安定感が欠けている現状です。

須江船長
深場と浅場両方に対応できるタックルの準備をしましょう。

浅場の数釣り深場のサイズ狙い

基本的には浅場は数釣り、深場はサイズ狙いで狙いを分けるのが最近のタチウオ釣りです。

浅場では60g以下の軽めのジグやワームなど、深場では120g前後のメタルジグを使用します。

いずれの場所もタングステンジグが有効な場合も多いので、準備しておきましょう。

シーバス|コノシロパターン開幕

シーバスもまた、2023年の夏は非常に厳しい状況。

いわゆる普通の釣りでまったくと言って良いほど釣れていないため、現状、難易度高めのコノシロパターンに頼らざるを得ない状況になっています。

須江船長
夏のコノシロパターンは難易度が高めで、元々は一匹釣れればOKという印象の釣りですよね。

コノシロパターン一択

夏は大きいルアーほど高反応なコノシロパターン。

とくに表層系に反応が良いので200mm以上のトップウォーターが必須です。

小さいルアーには見向きもしないことも多いので、200mm以上の大きいルアーを必ず準備しておきましょう。

タコ|拾い釣り傾向継続中

解禁から厳しい状況が続いているタコですが、やはり状況は変わらずまとめ釣りが難しい状況です。

平均的なサイズも決して大きいわけではなく、さらにポイント各所拾い釣りになります。

須江船長
一杯一杯大切に確実に釣り上げましょう。

トントン具合で釣果に明暗

タコ釣りはボトムをトントンとエギで底を小突くアクションが基本のアクションですが、このトントンの具合が釣果を明確に分けます。

普通にトントンするよりも細かくシェイキングのようにアクションさせた方が釣れる日も。

ボトムからエギを離さないことを前提に色々なアクションを試してみてください。

危険な暑さとゲリラ豪雨に注意

35度を超える危険な暑さになることもある8月の東京湾。

風があるぶん陸上よりも多少涼しさは感じられるものの、その分日差しが厳しいです。

日焼け対策と熱中症対策をしっかりしつつ、ゲリラ豪雨の時期ですので雨具の準備もしっかりしておきましょう。

東京湾シーバスガイド&チャーターボート アイランドクルーズ

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