ゼロから始めるオフショアフィッシング!船の予約から乗船までの流れを現役船長が解説します

2021/11/19 更新

一大アウトドアブーム・釣りブームの中で、オフショアフィッシングに興味を持たれている方も多いのではないでしょうか?遊漁船の船長をしている筆者も、ビギナーの方をお迎えすることが増えました。しかしその一方で、「敷居が高い」と挑戦できていない方も多いと感じています。そこで、遊漁船の予約から乗船までの流れを具体的に解説します!


アイキャッチ画像提供:岩室拓弥

魅力たっぷりのオフショアフィッシング


シーバス・アオリイカ・アジ・メバルなどの身近なターゲットから、ショアからはなかなか釣ることのできない大型魚まで狙えるオフショアフィッシング。

釣り方に関しても、ライトなタックルで楽しめるSLJやタイラバから、大型のヒラマサやブリを狙うジギングやキャスティングと、それぞれの釣りに魅力がたっぷり詰まっています。

しかし、どの釣りもオフショア未経験者の方にはハードルが高く感じるのではないでしょうか。

慣れてしまえばなんてことはないものの、“初めて釣り船に乗る”というのはかなり勇気がいりますよね。いま遊漁船の船長をしている筆者も、初めはそうでした。

そこで今回は、「興味はあるけど、どうすすれば良いのか分からない……」という方に向け、船の予約から乗船までの流れを紹介します。

筆者の紹介

岩室拓弥

釣具店・釣具メーカー勤務を経て、現在は福岡市東区箱崎港から出船している遊漁船「エル・クルーズ」の船長。

職業柄オフショアがメインとなっているが、元々は陸っぱりがメインでメバリング・エギングなど様々な釣りの経験も豊富なマルチアングラー。

遊漁船 エル・クルーズHP

ステップ1. まずは船選び

オフショアフィッシングの画像
遊漁船に乗るとなれば、まずはどの船に乗るのかを決めましょう。

どの船に乗っても同じというわけではなく、遊漁船によってそれぞれ得意としているジャンルがあったり、案内している釣り物も違ったりします。

ここでは遊漁船を探す方法をいくつか紹介します。

友人・知人に尋ねてみる

周りに遊漁船に乗った経験のある方がいれば、乗ったことのある船やおすすめの船を聞いてみましょう。

おそらく、これが一番簡単で失敗の少ない方法だと思います。実際にその船に乗ったことのある人の話であれば確実ですし、その船の雰囲気などの細かい部分も把握しやすいはずです。

また、スケジュールを合わせて一緒に釣行できれば、オフショアに対するハードルもグッと低くなり、安心して釣行に臨めると思いますよ。

釣具店で尋ねてみる

もし周りにオフショア経験者がいなければ、釣具店のスタッフの方に聞いてみるのも良いでしょう。

釣具店のスタッフであれば、その地域の事情にもある程度詳しいはずので、実際に乗ったことのある船やおすすめの船も紹介してくれると思います。

加えて、必要な道具やおすすめのルアーなども聞けるので一石二鳥です。

インターネット検索

その他にも、自分でじっくりとインターネットで検索するのもおすすめです。

ほとんどの遊漁船がホームページやSNSを持っており、釣り物・料金・船の大きさ・設備・釣行エリア・出船場所・駐車場などが記載されています。

最初はピンとこないかもしれませんが、見比べていくうちにいくつか興味を持てる船が見つかるでしょう。

例えば福岡エリアでジギング船を探しているならば、「福岡 ジギング」や「〇〇港(自宅から近い港など) ジギング」などで検索すればヒットするはずです。



ステップ2. 乗りたい船が決まったら予約を入れる

オフショアフィッシングの画像
そして、乗りたい遊漁船が見つかれば予約をしましょう。

予約方法は電話が一般的ですが、船によってはLINEやネット予約などでも受付しています。

初めての場合は電話予約がおすすめ

LINEやネット予約もあると紹介しましたが、初めての遊漁船の場合はなるべく電話での予約をおすすめします。

電話であれば分からないことがあれば質問もしやすいですし、確実かつリアルタイムな予約が可能です。

予約の際の注意点

予約の際にはいくつか注意点もありますが、まずはスケジュールを確認すること。

船のホームページにはスケジュール表が乗っていることも多いため、希望日に空きがあるかを確認して連絡しましょう。また、LINEなどで問合せをする場合は、氏名・電話番号も忘れずに伝えてください。

そして、連絡は常識の範囲内の時間にするようにしましょう。筆者の実体験として、真夜中だったり明け方に電話がかかってくることもしばしば……。

これは遊漁船の予約に限りませんが、あまりにも自分勝手な都合で常識とかけ離れた時間帯に連絡すれば良い印象を持たれません。

多くの船がホームページに「予約受付は〇〇時~〇〇時まで」と記載していますので、その時間帯に問合せをするようにしましょう。

ステップ3. 釣行に必要なものを準備

オフショアフィッシングの画像
船の予約が完了したら、次はタックルの準備。しかし、初めての方は「何を準備したら良いのか分からない」という方も多いと思います。

そういった場合は、船のホームページにそのエリアのタックルが紹介されていることも多いので、チェックしておきましょう。

もしホームページに記載がない場合は、おすすめのルアーや必要なウェイト等を、直接船長に問い合わせてみてください。

タックルは入念にチェック

前もって準備をしたつもりでも、当日まで不備や忘れ物に気付かないことも珍しくありません。

ラインは十分に巻かれているか、ルアーは足りているか、リーダーやフックは揃っているか、入念にチェックをしておきましょう。

また、タックルのチェックは釣行の数日前に済ませておくのがおすすめ。時間に余裕をもっておけば、もし漏れがあっても釣行日までに準備できますし、前日にダブルチェックができますよ。

小物類も忘れずに

ロッドやルアーの他にも、プライヤー・ラインカッター・フィッシュグリップなども忘れないようにしましょう。

フィッシュグリップは船に備わっていることも多いので必須ではありませんが(もちろんあるとベストです)、プライヤーやラインカッターは自分で準備しておいてくださいね。

ステップ4. 釣行当日→乗船

オフショアフィッシングの画像
そして、釣行前日に船長が当日の天気や波予報を確認し、出船の可否を決定します。

出船が可能なら釣行日を迎えるわけですが、荒天等で中止と判断された場合は再度スケジュールを合わせて予約をしましょう。

無事に出船が決定したら、タックルの最終チェックや集合場所の確認を済ませ、早めに就寝してください。寝不足は船酔いに直結します。

ちなみに、船酔い対策については別記事で紹介していますので、そちらをご覧下さい。

以上が、遊漁船の予約から乗船迄の流れです。これからオフショアライフを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、乗船後の流れや釣行時のマナーについては、続編として紹介いたします!
画像提供:岩室拓弥

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釣具店・釣具メーカー勤務を経て、現在は福岡市東区箱崎港から出船している遊漁船「エル・クルーズ」の船長。職業柄オフショアがメインとなっているが、元々は陸っぱりがメインでメバリング・エギングなど様々な釣りの経験も豊富なマルチアングラー。

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