バス釣り初心者が揃えるべきタックルについて
バス釣りに必要な道具は、ロッド・リール・ライン・ルアーと、大きく分けて4つ。それらの組み合わせを「タックル」と呼びます。
タックルの価格目安
ロッドやリールは極端に安い物だと、トラブルや破損に繋がるケースは少なくありません。ロッド・リール共に実売価格6~7千円以上の物(できれば1万円前後の物)で、ダイワ・シマノといった有名メーカーのものがトラブルも少なく安心です。
スピニングタックル
スピニングリール+スピニングロッドを合わせた、軽量級(8g以下)のルアーに向いているタックル。初心者にも扱い安く、バス釣り入門におすすめです。
スピニングリール
スピニングリールには大きさを示す型番があり、対象魚の大きさや扱うライン(糸)の糸巻き量などによってサイズを使い分けます。
バス釣りにおいて、もっとも汎用性が高く、多くのアングラーに選ばれているのが2500番という番手。手が小さい方や、なるべく軽いリールが良い方は2000番でも構いません。
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▼注目商品PICK UP!
ダイワ 20 レブロス2500S-H
自重:220g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:79cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):4-150/6-100
PE糸巻量 (号-m):0.6-200/1.0-140
滑らかな回転が続くタフデジギアや軽量・高剛性なアルミスプールが搭載された、ダイワ製の汎用スピニングリール。
魚の引きに追従するATDドラグシステムや、糸ヨレを軽減するツイストバスターⅡなどのテクノロジーが採用されています。
1万円以下で手に入るハイコスパなリールでありながら、初心者でも比較的扱いやすいシリーズです。
▼注目商品PICK UP!
シマノ アルテグラ 2500SHG
自重:220g
最大ドラグ力:4kg
巻取り長さ:89cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):5-110/8-70
フロロ糸巻量 (lb-m):4-130/6-80
PE糸巻量 (号-m):0.6-200/1-120
シマノの入門用スピニングリール アルテグラの21年モデルは、軽量カーボン素材CI4+が採用され、軽さに加えて優れた剛性・耐久性を備えたニューモデル。
滑らかな巻き心地が得られるマイクロモジュールギアⅡや、防水構造のXプロテクトなど、実釣性に満足のテクノロジーが埋め込まれたモデルとなっています。
スピニングロッド
入門用としておすすめなのは、6ft6in前後のL(ライト)、もしくはML(ミディアムライト)。
初心者でも扱いやすい長さであり、3~10g程度の軽量ルアーを軽快にキャストできるパワーである為です。
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▼注目商品PICK UP
ダイワ バスX 642ML
自重:94g
継数:2本
仕舞寸法:100cm
ルアー重量:1.8-11g
ライン適合:4-8lb
1万円以下で手に入るダイワ バスXは、安っぽさを感じさせないブラック基調のデザインが魅力のバスロッド。
6ft6in前後のML(ミディアムライト)パワーロッドが万能な機種で、最初の1本におすすめです。
バスXには使用するルアーごとに適した機種がラインナップしているので、使いたいルアーの種類に合わせて選択するのも良いかもしれません。
▼注目商品PICK UP
シマノ バスワン XT 266ML-2
自重:100g
継数:2本
仕舞寸法:102.2cm
ルアー重量:3-10g
フロロライン適合:4-8lb
シマノのバスワン XTも、実売価格1万円以下で手に入れることができるエントリーモデルロッド。
軽量リールシート、セパレートEVAグリップなどが採用されているのが特徴で、ジュニアが扱いやすい長さの5ft台機種もラインナップしています。
ベイトタックル
ベイトリールリール+ベイトロッドを合わせた、中量級(10g以上)のルアーに向いているタックル。
太い糸が巻けるので、魚の付きやすいカバー(茂みや水草など)の周りを果敢に攻めることが可能。
キャスティングには慣れが必要な為、スピンニングタックルでキャストを練習した後に挑戦してみましょう。
ベイトリール
12〜14Ib(ポンド)のラインが100mほど巻けるリールがオールマイティ。
極端に糸巻量が少ないリールや多いリールは、扱えるルアーに制限があるため入門者にはおすすめできません。
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ダイワ PR100
自重:190g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:65cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):12-120/14-110
PE糸巻量 (号-m):1.5-230/2-180
PR100は、ダイワの21年製入門ベイトリールで、3.5号の糸付きモデルもラインナップするアイテム。
立ち上がりが良く回転性能に長けるφ33mmスプールが搭載されているため、初心者でも扱いやすそうです。
ブラックバスだけでなく、海での小物釣りにも対応します。
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シマノ バスワンXT 150
自重:210g
最大ドラグ力:5kg
巻取り長さ:77cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):12-130/16-100
シマノ バスワンXTは、立ち上がりの速さとフルキャスト時ののびやかな弾道が魅力の、SVSブレーキ搭載ベイトリール。
1万円以下で手に入るリーズナブルさと汎用性の高さ、釣りに必要な性能をしっかり備えている点で初心者におすすめのシリーズです。
ベイトロッド
入門用としておすすめなのは、6ft6in、もしくは6ft10in前後のM(ミディアム)。
バス釣りのルアーのラインナップに多くある約7〜21g程度のルアーが快適に扱えるスペックです。
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▼注目商品PICK UP!
ダイワ バスX 662MB
自重:116g
継数:2本
仕舞寸法:103cm
ルアー重量:5-21g
ライン適合:8-16lb
1万円以下で手に入るダイワ バスXのベイトモデル。
662MBは、ワームから中型のハードベイトまで幅広く対応する万能な番手です。
安っぽさをあまり感じさせないブラック基調のデザインも魅力的。
▼注目商品PICK UP!
シマノ バスワン XT 166M-2
自重:117g
継数:2本
仕舞寸法:102.2cm
ルアー重量:7-21g
フロロライン適合:10-20lb
シマノのアンダー1万円ロッドで、同じシリーズのベイトリールと合わせて使用するのもおすすめ。
軽量リールシートや、セパレートEVAグリップなどが採用されていおり、比較的扱いやすい仕様となっています。
166M-2は、ワームからバイブレーションやトップウォーターなどのハードプラグまで幅広くカバーする機種。
ライン
バス釣りに使われるラインはナイロン・フロロ・PEと様々な種類があります。
スタンダードなのはフロローカーボンラインですが、初心者の方にはライントラブルの少ないナイロンラインがおすすめ。
ラインを意図して使い分けるには、ラインへの深い知識が必要になります。まずはナイロンラインでラインの扱いに慣れたのち、いろいろなラインに挑戦してみましょう。
▼ラインの選び方を詳しく見る
ナイロン
ナイロンラインはしなやかで、トラブルが少ないため扱いやすいライン。
スピニングなら5~6lb(1.5号前後)、ベイトなら12~14lb(3~3.5号)がおすすめです。
また、ナイロンラインは浮力があるため、トップウォーターなど浮力の高いルアーを扱うのに適しています。
フロロカーボン
フロロカーボンラインは伸びが少なく、根ズレに強いライン。
ナイロンラインとは異なり水に沈むため、ルアーを沈めて使ったり、ボトムを攻める釣りに適しています。
スピニングなら6lb(1.5号)前後、ベイトなら12~14lb(3~3.5号)がおすすめです。
初心者におすすめのルアーを厳選!
ルアーには大別してハードルアーとソフトルアー(ワーム)といったものがあります。
その形状や、使われている素材、ルアーの潜行深度等によって類別されています。
それぞれに有効な場面がある為、バランスよく揃えるのがオススメですが、いきなり全てのルアーを揃えるのは大変。
初めての方はソフトルアー(ワーム)を数種類用意し、バス釣りを続けていく中で欲しくなったルアーを少しずつ買い足していくと良いでしょう。
ソフトルアー(ワーム)
ワームはソフトルアーといってソフトな(柔らかい)プラスチック素材等で作られたルアーの事を指し、初心者の方にとっても扱いやすいルアーの一つ。
ワーム単体で使われることはなく、フック(針)やシンカー(おもり)との組み合わせで使います。
▼ゲイリーヤマモト グラブ 4インチ
リールを巻く動作だけで、グラブテールがヒラヒラと動いて強力にアピール!
投げて巻くだけでOKの、特別な技術を必要としないワームです。
ノーシンカーリグ、スプリットショットリグ、スモールラバージグのトレーラーなど幅広く対応。
▼ゲイリーヤマモト ファットヤマセンコー 3インチ
ファットヤマセンコーは、シンプルな見た目ながら、操作しやすく実績も高い定番ワームのひとつ。
ノーシンカーリグ、ワッキーリグやネコリグなど様々な使い方ができる点も初心者におすすめなポイントです。
▼ゲイリーヤマモト イモグラブ 50
基本的にノーシンカーリグで使用する、シンプルな見た目の高比重ワーム。
空気抵抗が少ないため飛距離の伸びが良く、ボトムで止めて置いたりズル引きしたりするだけで有効なのが魅力です。
▼O.S.P HPシャッドテール 2.5インチ
HPシャッドテールは、ダウンショットやスプリットショットリグなど様々な使い方に対応するソフトベイト。
水を掴んで大きく左右に動くシャッドテールにより、フォールやただ巻きなどでもしっかりアピールしてくれます。
▼ジャッカル フリックシェイクサイトマジック 3.8
ブラックバスアングラーから人気の高いメーカー、ジャッカルから発売されているストレートワーム。
ノーシンカーワッキーで、岸沿いや障害物周りに落としてフォールさせるだけの簡単に使えるルアーです。
着底したら、竿を軽くあおってアクションを付けるのもおすすめ。
ハードルアー
ハードルアーとはその名の通りハードな(硬い)プラスチックやウッド、金属等の素材で作られたルアーの総称です。
ハードプラグとも呼ばれ、美しいデザインや見た目に惹かれコレクションをするファンも存在。
フックが剥き出しのものがメインで、ワームと比べ根掛かりもしやすい為、ワームでルアーの扱いに慣れた後、挑戦してみましょう。
▼エバーグリーン Dゾーンフライ 1/4オンス
コンパクトでスピニングタックルでも扱いやすいスピナーベイト。
ブレードのタイプがウルトラコンパクトなシングルウィロー、最大のフラッシングアピールを生み出すダブルウィロー、最大のバイブレーションを生み出すタンデムの3タイプ展開となっています。
イージーかつスピーディーにバスを狙えるアイテムです。
▼ジャッカル デラクー 1/4オンス
デラクーは、スピンテールブレードが波動を発生させ、フラッシングすることでバスを誘うメタルジグ。
ただ巻きはもちろん、竿をあおって水中のルアーを持ち上げたり落としたりするリフト&フォールで使ってみるのもおすすめです。
▼ダイワ ピーナッツ SR
ボディが左右に揺れ、バスの捕食本能を刺激するクランクベイト。
ピーナッツは0.5~1.5mを潜行するタイプがそれぞれラインナップしており、投げて巻くことで釣れるハードルアーです。
ゆっくりならゆっくり、高速なら高速と、一定の速度で巻くのがキモ。
バス釣りに必要な道具(小物)
バス釣りではタックルに合わせ、プライヤー・ランカッター・バッグ・タックルボックス・メジャーといった小物類も必要になってきます。それらを特集した記事のリンクは以下よりご参照ください。
バス釣りを始めよう!
バスは通年狙える魚と言われますが、冬は魚の活性も落ち、釣れにくくなってしまいます。
初心者の方は暖かくなる4月から11月までがオススメのシーズン。アナタも奥深いバスフィッシングの世界を体験してみませんか?