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タトゥーラTW300

【タトゥーラTW300】シーバスビックベイターがインプレ!飛距離も安定感も言うことなしかも

筆者がもっとも心待ちにしていた待望の新製品が発売されました!デカルアー専用機『タトゥーラTW300』。
ビッグベイトはもちろんジャイアントベイトから100g台ジグを使ったショアジギングでも使えると言うリールです。
筆者はシーバスフィッシングで使う前提で購入してみました。

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目次

記事内画像・文:ちゃったTV なおと

タトゥーラTW300デビュー!!

タトゥーラTW300

筆者がもっとも心待ちにしていた待望の新製品が発売されました!

デカルアー専用機『タトゥーラTW300』。

ビッグベイトはもちろんジャイアントベイトから100g台ジグを使ったショアジギングでも使えると言うリールです。

筆者はシーバスフィッシングで使う前提で購入してみました。

筆者が気になるのは……

やはり筆者が気になるのは以下の3点です。

  1. 1.
    キャストでの安定感
  2. 2.
    ビッグルアーの飛距離
  3. 3.
    実釣での使用感

タトゥーラTW300

今回は、これまで愛用していた『18リョウガ1520』と比較をしながら、『タトゥーラTW300』のレビューをしていきたいと思います。

キャスト時の安心感が素晴らしい

タトゥーラTW300のキャスト

まずお伝えしたいのがキャスト時の安心感について。

今回の比較対象である『18リョウガ1520』は適度なブレーキの抜け感を感じるのに対して。

『タトゥーラTW300』は、常にブレーキがかかり、スプールを引っ張られているように感じます。

そのため、オーバーヘッドでの遠投フルキャストをしても、ラインの浮きを全く感じませんでした。

安定感はブレーキシステムの恩恵

タトゥーラTW300のブレーキ

コレはブレーキシステムの恩恵でしょう。

『18リョウガ1520』に搭載されている“マグフォースZ”は、インダクトローターがバネで可動しているため、スプールの回転数に合わせてブレーキが抜ける仕組みです。

対して、『タトゥーラTW300』はインダクトローターが動かないで、常にブレーキをかける仕組みの“マグフォース”を搭載しているため、ラインの浮きが少なかったのでしょう。

タトゥーラTW300のブレーキ

ジョイント系ビッグベイトを使ったショートキャスト“ピン打ち”の釣りでも検証してみましたが、やはりこのブレーキシステムの恩恵は素晴らしかったです。

なおと
『18リョウガ1520』と比較してブレーキがしっかり効くため、バックラッシュを恐れることなく、アプローチすることができましたよ!

次に行うのは飛距離検証

タトゥーラTW300の飛距離

▼使用したタックル

ロッド:テイルウォーク フルレンジC77SXH

ライン:PE3号 8本撚り

ルアー:メガドッグ(130g)

次に飛距離検証を行っていきます!

使用するルアーは、いまやシーバス界のビックトッププラグの代表格『Megabass メガドッグ』!

果たしてどの程度の飛距離を叩き出してくれるのでしょうか?

“マグフォース”なのにしっかり飛びました!

先ほどご紹介したように、“マグフォースZ”という遠投に定評があるブレーキシステムが搭載されている『18リョウガ1520』。

対して、『タトゥーラTW300』は“マグフォース”という飛距離よりも安定感に定評があるブレーキシステムを搭載しています。

さすがに「18リョウガ1520のほうが飛ぶんじゃないの?」と思っていたのですが……結果はご覧の通り。

タトゥーラTW300の飛距離
全体的には大差がない結果!

繰り返しになりますが、“マグフォースZ”を搭載しなかった分、飛距離では『18リョウガ1520』に分があると思いましたが、良い意味で期待を裏切る結果となりました。

平均してみると、タトゥーラTW300の方が飛んでいることにも驚きです。

なおと
ちなみに筆者のスペックは以下の通り!

『身長172cm・体重57kg・握力55kg・腕力少なめ・体毛薄め』

体格的な優勢はないので、読者の方々もこのくらい飛ばせると思います!笑

『18リョウガ1520』も飛ぶので良いのだが……

18リョウガ1520

ちなみに飛距離でいえば、問題なく飛んでいた『18リョウガ1520』ですが、気になることが一点。

ラインが底をついてしまいそうなのです……。

『18リョウガ1520』にPE3号を巻く場合、最大で150mほど巻くことができるので十分だと思っていたのですが、もし70m先で高切れしてしまったとすると、ほとんど糸が残らなくなってしまうんですね。

なおと
当然スプール1回転あたりの放出量も少なくなるので、糸が少なくなった状態では飛距離も落ちてしまうと思います。

PE4号以上の方を選びたいシーンもあります。やはり、ビックベイト専用機としては『タトゥーラTW300』のほうが扱いやすそうです!

実釣での使用感

実釣での使用感

まず気に入ったのは「110mmクランク&Iタイプのパワーノブ」です。

これらのおかげかビックベイトの操作が非常にしやすかった印象でした。

通常のシーバスフィッシングとは異なり、巻いたり、止めたりといったようにリトリーブ速度の変化を自在に行う必要があるシーバスフィッシング。

大型ルアーを操作する際は、力を込めやすいハンドルセッティング欠かせません。

なおと
コレらが初めから装備されているのは非常にありがたかったです!

力が込めやすいボディーサイズ

ボディーサイズ

ボディーサイズが非常に大きい『タトゥーラTW300』。

ビッグベイトやジャイアントを扱うロッドはグリップが太いため、このくらいのリールがベストマッチという印象でした。

なおと
投げる際に力を“グッ”と力を込められるので、重いルアーを振りかぶったときにかかる負荷にも耐えやすかったです。

『タトゥーラTW300』はビックベイト専用機

試しに軽いルアーも投げてみたのですが、ブレーキが効きすぎてしまい飛ばないという印象でした。

当然細めのロッドにはリールのサイズが合いません。

やはり『タトゥーラTW300』は、ビッグベイトやジャイアントベイトといった“本当に大きいルアー”をシーバスで使うために購入する方におすすめしたいです。

18リョウガ1520

軽めのルアーまでオールラウンドに扱うのであれば、比較対象としていた『18リョウガ1520』のほうがおすすめ。

当面の間は1oz以下から2oz程度を扱う釣りでは『18リョウガ1520』。2oz以上のルアーを扱う時は『タトゥーラTW300』を愛用していきたいと思います。

ダイワ タトゥーラ TW 300XH

ギア比ダイワ タトゥーラ TW 300XH:8.1 自重(g):325 最大ドラグ力(kg):11 巻糸量フロロ・ナイロン(lb/m):20-185・25-145 標準巻糸量PE(号-m):#3-285/#5-160 スプール径(mm):43

ビッグベイトシーバスの道を開こう

ビッグベイトシーバス

近年流行のビッグベイト、ジャイアントベイトでのベイトシーバス!

今までスピニングではできなかった新しい釣り方。さらに『タトゥーラTW300』も比較的安価で購入できるのでハードルもすごく低いです。

この記事をタックル選びの参考にしてみていただき、シーバス界の新しい波に乗っちゃいましょう。

この記事の動画版も公開しています!

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