検索され続けている悲しきキーワード!?
ビッグベイトで釣れるバスはデカバスが多く、なによりエキサイティング!
2000年代初頭にビッグベイトブームが到来して以来、日本のバスフィッシングシーンにおいても多くのビッグベイトがリリースされました。
ブームから20年以上経った今もなお、新たなビッグベイトが生まれ続けており、ビッグバスを狙うアングラーにとっては定番のルアージャンルの1つになりました。
ビッグベイト + 釣れない
そうなんです。”ビッグベイト 釣れない”。大ブームを引き起こし、今もなお愛用者の多いビッグベイト。
ところが「たくさん持っているけど釣ったことはない」「釣りたいと思って投げてはみるけどバイトすらない」そういう人も少なくないようです。
もしかすると今ご覧のあなたも、お手持ちのビッグベイトで釣る方法を求めてこのページに辿り着いたのではないでしょうか?
そもそもなぜビッグベイトが釣れないのか?
ルアーの大きさが信じられず、投げきれてない
アングラーがビッグベイトを信頼しておらず、使用の時間が短い=釣れる確率が下がるという理由です。
近年のバスフィッシングはプレッシャーが上がっていることもあり、少し釣りをするだけではなかなかビッグベイトで結果を残すのは難しいでしょう。
小さなビッグベイトを使用しているので、最大の武器を活かせてない
小さめのビッグベイト”は、もはやビッグベイトなのだろうか?
ビッグベイトの最大の武器は、そのビッグサイズボディが持つ圧倒的存在感。ですが、グーグルでは“ビッグベイト 小さめ”というワードもよく検索されているようです。
各ビッグベイトをダウンサイジングさせたルアーであれば、専用タックルがなくても扱え、小さめのほうが少しは釣れる気がする……という心理もあるのかもしれませんね。
しかし、それではビッグベイトが本来持つ能力を体感できていない可能性があります。
メインベイトに対してルアーが大きすぎる
これは小さなベイトを偏食しているバスに対して、ビッグベイトを投入しているパターンです。
4cmほどのエビを捕食しているバスに18cmのルアーを投入しても釣れる確率は下がってしまうでしょう。
上級者はそのような状況を逆手にとり、絶妙なアクションで偏食バスを釣ったりもしますね。しかし、「これからビッグベイトで釣りたい!」という人にはあまり適さない魚でしょう。
対象のバスに対してビッグベイトがでかすぎる?
狙っているバスが小さすぎてビッグベイトをそもそも噛むことができないパターンです。とはいえ、バスは30cmを超えるとビッグベイトにも平然とアタックしてきます。
ビッグベイトでは釣れないサイズしかいないフィールド、この近年でいえば稀でしょう。
関西以外では釣れない?
ビッグベイトはどうしても西のルアーと思われがちです。関西のデカバスフィールド以外ではビッグベイトが釣れない、そんな先入観がビッグベイトが釣れない理由になってしまっていませんか?
実際のところビッグベイトは全国、それどころか世界中のフィールドで有効なルアーです。きっとあなたのフィールドでもチャンスはあります。
ビッグベイトではじめての1匹を釣るために
さて、ここまではビッグベイトで釣れない理由をつらつらと述べてきました。逆に言えば、釣れない理由をひとつひとつ消化していけば釣れる。そういうことになるでしょう。
その①:春に投げまくって威嚇バイトを狙う
ビッグベイトで最初の1匹を釣るための最短ルートは、ズバリ春に投げまくることです。スポーニング(産卵)という一大イベントがあるため、シャローにビッグバスがたくさん入ってきます。
この時期はプリ〜ミッドまでテリトリー意識が強くなり、ビッグベイトなどの存在感のあるルアーに威嚇バイトさせやすくなる時期です。
その②:巻くことだけでなく“止め”を意識する
ビッグベイトにはそこにあるだけでバスのバイトを誘発するパワーがあります。そのため同じ場所で見せ続けるようなアクションが重要です。
また動いているルアーを急にストップするアクションも有効です。すなわち止め(ポーズ)が大事と言えます。
ただ巻き続けるだけではバスが付いてくることはあれど、なかなか口を使わせるのは難しいことが多いでしょう。
そんな時にポーズを意識することでビッグベイトに口を使わせることができるかもしれません。
その③:“ビッグベイト”という先入観をなくす
『ビッグベイト』と聞くだけで、途端に難しいルアーのように感じてしまいますね。なかなか釣ったことのないルアーは信頼して使い続けることができませんよね。
ビッグベイトを特別なジャンルと思わずに、脳内でこのように変換してしまえば、先入観を払拭できるはず
ビッグベイトというルアーは1つのジャンルで括られていますが、よくよく考えてみてください。
マッディウォーターで障害物に当てて使いたいときはクランク系のビッグベイトを。クリアウォーターならS字形ビッグベイトをつかいナチュラルに視覚で狙うといいでしょう。
ビッグベイトと特別視せず、特異なシチュエーションにおいて効果的に使ってあげれば、ビッグベイトフィッシュはグッと近くなるでしょう。
その④:臆せず障害物を攻める&当ててバイトを狙う
ビッグベイトは高価です。そのためどうしてもカバーやストラクチャーに投げるのに躊躇してしまいますね。
しかし、考えてみてください。普通のサイズのルアーも基本はストラクチャーやカバーを攻めなければ釣れにくいもの。ビッグベイトもこの点は同じです。
とはいえ最後は精神力!とにかくキープキャスト!
こんなでかいバスをビッグベイトで釣りたくないですか?
本末転倒感もありますが、やはりルアーフィッシングは投げ続けてなんぼ。「これで釣りたい!」という気持ちで投げ続けることが最高の1匹をもたらしてくれるでしょう。
上記のポイントを意識しながら信じて投げ続ける。そうすればきっとあなたのビッグベイトに襲いかかってきますよ。
ライタープロフィール
ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。国内の釣行はバスがメインですが、GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。とくに琵琶湖の釣りが得意分野です。年間釣行日数は300日。
Always had high hopes.
I wanted Monsters,I want Monsters…
Put my past Trophy’s .I vie for new Trophy’s.2019:5100g
2020:5110g
2008:4800g
2019:4600g#sences#transcendencejp pic.twitter.com/DbNIWc6LNH— ビックリマン高田雄介 (@bikkurimantkd) April 7, 2020